6 大騒ぎ&新たなる力
お酒って美味しいの?
飲めない作者です
名称:エルダーロックタートル
概要:高純度の鉱石で覆われた甲羅を持ち、皮膚も鋼鉄並みに硬い
魔石×1、マナタイト結晶×1、ミスリル鉱石×10、魔鉄×20、本体は利用価値が無い
価格:魔石3ディアルム、マナタイト結晶15ディアルム、ミスリル鉱石5ディアルム、魔鉄2ディアルム
備考:魔石は様々な用途に使用される、マナタイト結晶は市場に出ることがほぼ無い貴重品、
大きさによりソースを蓄えられる量が変わる、ミスリル鉱石は強い武具へ加工できる、
魔鉄は武具よりも魔道具に使用される
(えっと、合計で25ディアルム!スゲースゲー!もう一つも見ておくか、スキャニングアイ)
名称:ルビータイガー
概要:動きが素早く、力も強い、牙と爪による攻撃は非常に危険、毛皮が高値で取引される、
魔石×1、牙×2、爪×10、毛皮×1
価格:魔石1ディアルム、牙2万ディアー、爪1万ディアー、毛皮5ディアルム
備考:魔石は様々な用途に使用される、牙と爪は主に武器に使用される、
毛皮を傷つけずに剥ぎ取るのは難しく、高位の職人の技が必要
(うん、こっちもやべぇ)
「えっと、全長6メートルには届いてないくらいの大きさだ。」
「はぁ?そんな大きいのか?一体何を狩ってきたんだ?それと、どこに置いてあるんだ?」
「エルダーロックタートルとルビータイガーだ、収納スキルにしまってある。」
「....まじか?どこで出たんだ?正確な場所は分かるか?」
「魔素の森の奥だ。」
「魔素の森!あそこに入ったのか、よく無事に出てこれたな、まじか...
入ったら二度と戻って来れないと言われてる場所だぞ、Dランクにしておいて良かった。」
「まぁ必死に走ったからな、おかげで餓死しかけたよ、それで買い取れるか?」
「ああ、裏の解体場に直接持ってきてくれ、そこなら十分な広さがある、売りたいのはその2つか?」
「その2つだ、解体場に案内してくれ。」
解体場に到着した後、2匹を収納から出した
「アレはまさか、マナタイト結晶ではないか!しかも大きい、こんな事があるなんて、
これほど大きな結晶なんて初めて見ました、これはとんでもないことになりました、
マスター!商業ギルドと職人ギルドに至急連絡を入れます。」
「ああ、こりゃたまげた、まさかここまで大物が出てくるとは思わなかった、
見てみろ、首が一刀両断されてる、信じられん。」
「私も初めて見ました、アレがマナタイト結晶....なんて綺麗なんでしょう。」
「この2つは、各ギルドが集まって査定して、金額を決定してから渡すことになると思う、
今日中は無理だが構わないか?」
「それで良い、いつ頃お金がもらえるんだ?」
「明日の昼には査定が終わると思う、その頃ギルドに来てくれないか?」
「分かった、じゃ今日はここで帰るとするよ、宿と飯を取っておいてもらってるんでな。」
そう言って冒険者ギルドを後にした、教えられていた宿屋は結構綺麗な作りをしていた、
宿屋に入ると、おそらく看板娘なのだろう、12歳くらいの少女がやってきた。
「いらっしゃいませ~お食事ですか?宿泊ですか?」
「ここに南海の絆という冒険者パーティが来てるはずなんだが、彼等と待ち合わせなんだ。」
「あっベーダーさんですね、ドレッドさんから聞いてます、案内します、こちらです~」
少女の後に付いて行くとすぐに見知った顔の面々が居るテーブルに着いた。
「ベーダーさん、ようこそ私達の行きつけの宿屋「地平線の灯亭」へ、
ここは、料理とお酒も美味しくて、ベッドも寝やすくて快適で良い宿屋ですよ、
今日は私達のおごりですので、遠慮なく食べてください、部屋も取ってあるので安心してください。」
「では、遠慮なく頂こう、メニューは何かな?」
「今日の料理はユニコーンボアの肉を使った、ボアシチューと野菜サラダとジャガバターとパンです、
お酒は飲みますか?」
「お酒も貰おう、種類は何があるんだ?」
「エールとミードとワインとウイスキー、後は変わり種で、米酒と芋酒と言うのがありますよ。」
(日本酒?もし同じものなら飲んでみたいな)
「米酒ってのを飲んでみたいから、それを頼むよ。」
「かしこまりました~しばしお待ちください~」
そう言って少女は厨房に消えて行った、数分後、料理とお酒が運ばれてきた。
「おおお、良い匂いだ、うまそうだ、早速頂きます、うん、これはうまい!酒も良い、気に入った。」
「ベーダーさんが満足してくれたようで何よりです。」
その後、シチューはおかわりをした、少々食べ過ぎた。
予約してもらっていた部屋に入り、装備を外しベッドに横になるとすぐに睡魔に襲われた、
気が付いたら朝日が差し込んできていた、結構早く目が覚めたようだ、今のうちに現状の確認をするか。
コントロールウィンドウ
バイタルゲージ
ライフポイント 1370
ソースポイント 224000
スタミナポイント 100%
ハングリーポイント 100%
ステータスパネル
名前 ベーダー
年齢 22
性別 男
職業 ソースマスター
力性 50→53
耐性 30→30
細性 35→40
敏性 60→62
知性 50→51
感性 95→96
運性 25→26
技能・特殊能力・天賦・加護
技能
ソードマスタリー(レベル5MAX)
スローイングマスタリー(レベル2)
サイコキネシス(レベル5MAX)
ソースオーラ(レベル5MAX)
サーチセンス(レベル5MAX)
スキャニングアイ(レベル5MAX)
特殊能力
ブレインアクセラレーション
ソースリカバリー
天賦
ソースビッグバン
加護
無し
ソースマテリアルランク 1
ソースマテリアルポイント 11/30
条件クリアにより使用可能
おお、謎の能力が解放されてる、早速何ができるか見てみるか。
支援要請:ゴレムロイドソルジャー(フォトンガン装備)×2
拡張機能:ディメンションインベントリ拡張機能ダストシュート、ソート
補給物資:小型偵察用ドローン×1、グラビティボム×5
実行しますか?
こりゃすごい!ゴレムロイド兵呼べんのかよ、でもこれ呼びっぱか?収納出来るならすごいんだが、
この能力チートすぎんだろ、ランク1でこれか?ランクがいくつまであるか分からないが、
少なくとも5まではあるだろう、ギルドでお金を受け取ったら、今日は検証に時間を使うとするかな。
今は実行しないでおこう、後でじっくり確かめるとして、良い時間だし、朝飯食ってくるか~
次話は閑話です