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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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48 魔神現る!&ダンジョン攻略完了!

ついに魔神登場!

何やら凄い物が手に入る予感




ダンジョンアタック 4日目 2階層

今日は一気に対岸があればだがそこまで行ってみる事にする

水の中には水棲の魔物がうようよ居るんだろうが、俺は上を飛んで行くので関係ない

はっはっは~水からサメっぽいのが飛びあがってくるが俺はもうはるか先に居る

追いつけるもんなら追いついてみやがれ~

6時間後対岸に着いた、やはり建物があり中には下へ行く階段もあった

下の階層を見て次どうするか決めよう

ここが3階層か、うーむ、何も無い空洞が見えなくなるまで下へ続いている

何キロ先まで地下があるんだ?、まぁまずは建物付近の足場にお馴染み鉄くずタワー3号を建設

下を調べるにしても拠点は作っておかないとな

明日下が何処まで続いてるのか探索だな


ダンジョンアタック 5日目 3階層

早速行くとするか、かなり時間がかかってるからな早く終わらせて帰りたい

俺は空中に飛び出し自由落下していく

ひゃっほ~~~~~~~~~~~~~~~~~

ってなげーよ、おっ何か見えたステップパネルでブレーキを掛けつつ空中に浮く物体に近づく

島?浮島だな、降りてみる、平らな浮島で半径10メートルくらいか、小さな島があるもしかして中間点とかの目印だったりしてな

良し、ここにも鉄くずタワーを建設だ~4号を建設しておく

そして再び落下に身を委ねる

地面は何処だ~~~~~~~~~~~~~~~~~

見えた!ふ~どれくらいの地下なのか見当もつかんが一番下に来た感じだな

降りると分かる、周り中魔物だらけじゃないか、蜘蛛型の魔物がわんさか居るな

蜘蛛の糸を大量に浴びせて来るので、ブレードで切り裂き蜘蛛も切り裂き討伐していく

しかしどんだけ居るんだよ!おや?デカいのがやって来たな

スキャニングアイ!


名称:クイーンタイラントフォビア

概要:巨大な蜘蛛の女王、牙や爪に毒があり非常に危険、巨体の割に素早い動きが出来る危険な魔物

魔石×1、牙×2、爪×8、糸大量

価格:魔石8ディアルム、牙2ディアルム、爪8万ディアー、糸1キロ1ディアルム

備考:魔石は様々な用途に使用される、牙や爪は主に武器に使用される、大量の子供を産み一夜にして街が飲み込まれて滅んだと言い伝えられている、世界の何処かに存在していると言われていた生ける伝説


おいおいまた面倒そうなのが来たな

悪いがここで世界から消えて貰う事にしよう、物語で語られる伝説上の生物になってくれや

襲い掛かってくる蜘蛛を切り飛ばし、女王の足を次々切断していく

鋭い爪と牙の攻撃が来るがムカデほど早くは無い、アレに比べたら余裕がある、むしろアレが異常すぎるんだろう、足を全部切断し頭を切り離す、討伐確認!収納に入れておく

あらかた倒し終わると床がせりあがってるのに気が付いた

階段がある、次の階層だな、俺は階段を下りて行く

ここが4階層か?辺りは相変わらず明るい

ここは今までと違って通路が続いて居るな、進んでみよう

少し進むと巨大な扉が見えて来た

いわゆるボス部屋ってやつだろう

この中に何が居るのかな~

扉は勝手に開いていく、俺は中へ入って行った

中は30メートル×30メートルくらいの広い部屋のようだ、正面に玉座の様な物があり巨人が座っているようだ、あれがボスだろうか?近づいて見る


「良くここまで来た愚かな者よ、おぬしの様な愚かな者には我直々に死の国へ送ってやろう」


「中々に強そうだが、あまりにも身勝手で傲慢すぎる物言いだが、お前に俺を殺す事が出来るとは思えんな、お前を倒しこのダンジョンを無に帰してやろう」


「愚かな者よ!我を愚弄するとは良い度胸だ、ならば我が力を思い知れ」

巨人が立ち上がり傍らに置いてあった巨大な棍棒を手に取った

スキャニングアイ!


名称:魔神・フォルディケス

概要:6柱の魔神の1柱、巨大な棍棒を用いて敵を粉砕する巨人、棍棒は血塗られた神の金属を使用していて破壊は不可能と言われている

魔石×1、デストラゴス×1

価格:魔石50ディアルム、デストラゴス測定不能

備考:魔石は様々な用途に使用される、未だかつて知られていないはずの存在、魔神の中でも好戦的で一度暴れれば手が付けられなくなるほどの存在


まじかよ、こいつ魔神なのか、でも割と行けんじゃね?

魔人が突撃してきた、余裕を見て躱す

うをっ!振りぬいた棍棒の風圧がすげぇ

だがそれだけじゃね?お返しに足を切り裂いてやる

ブシャーっと黒い液体が流れた、血は黒かそれとこの血はまずいかもしれん

かなりの腐食性を持ってやがる、俺の装備なら多分問題無いがここで仕留めないと世界が終わるかもしれんな

「小癪な奴め、ならばこれを食らえぇ!」

両手に赤黒い渦が集まる、魔法か!

次の瞬間俺が立っていた場所が赤黒い渦に飲まれる、渦が消えるとクレーターの様にぽっかりと地面が消えていた、消滅魔法か何かか?流石にあれは食らったらやばそうだな、避ければ問題無いがな

本格的に仕留めに行くぞ

それから魔神との闘いは1時間以上続いた

再生能力が半端ねぇな、切っても切っても生えてきやがる

だがその再生もいよいよ追いつかなくなったようだな

「おのれぇ、貴様ごとき人の子にここまでやられるとは、ゆるさん!食らえぇ!」

俺はブレードを2本投げつけテレキネシスで操作し首を狩りに行く

赤黒い渦を躱して首に切り込みを入れた頭を思いっきり蹴り飛ばす!

「ぐげぇっ!」

ぶちっ!と言う音がして頭が弾き飛んで行く、ブレードを手に体の中心部を深く抉る

やっぱりあったか、赤黒い球が見えた、すかさず切り割る、パキャッ!

ブシュウーーーー

辺りが煙に包まれた、煙が晴れた後には巨大な魔石と巨大な棍棒が落ちていた

断末魔はゴブリンと似たり寄ったりだったな

魔石と棍棒を回収して辺りを見てみる

壁にドアが現れている

奥の部屋には大きな水晶玉の様な物が置かれた台座があるだけだった

これはダンジョンコアだろう、叩き壊しておくか、パキィン!

ふ~これで終わりかな

すると俺の体は浮遊感に包まれた、気が付くと森の中に居た、ダンジョン攻略って事かな?

足元を見ると薬瓶が1つと青い石板が1つと水晶体が1つ落ちていた

ダンジョン攻略の報酬かな~全部貰っておく

さてとかなり時間がかかったがスタンピードの気配はもう無いようだ

帰って報告しないとな、俺は帰路についた


次話は事後報告と現状確認だ~


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