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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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42 美女と美少女と美幼女&大使送迎

美女軍団をおもてなし



とりあえず部屋に案内してシャワーなどの使い方を一通り教えて置いた

今回の事があり海賊船をサーチ&デストロイはまずいと考えた

リーダーにまずは潜航艇で捕虜が居ないかの調査を行い海賊だけだった場合は殲滅

捕虜が居た場合は救出後殲滅と言う流れで行動するように指示を出した

その後は食事が満足に与えられて無かったらしいので、食事の用意が整うまで部屋で休んでて貰う様に言っておいた

よし、まずはうまい飯を作らないとな、いきなり重たい食事じゃ胃に負担がかかるだろうあっさりメニューにした方が良いな

あっさり系の食事を用意して呼びに行った

「とりあえずは食事を済ませてから事情を聴いて、それから送って行こう」


「了解した、我々の為に食事を用意して貰い感謝する」


「いえいえ、困った時はお互い様ってもんだ」

食事を食べた女性たちは美味しさに驚いていた

「話せる範囲で事情を聴きたいのだが大丈夫か?ああそうだ、俺の名前はベーダーと言う、冒険者をしている者だ」

そう言って冒険者カードを取り出し見せる


「はい、私はダイアナ・リクレントスと申します、リーンガルド皇国の大使を務めさせて貰っている者です」

一国の大使だったのか、気が強そうだし実際強いのが見てわかる、戦姫といった感じの巨乳美女だな、20歳くらいだと思う

「...セラフィー」

とても可愛らしく一般人では無いだろう、正体不明の超絶美幼女だな、6~8歳くらい?

「エミリー・バクストン、護衛騎士をしてます」

武器も鎧も無くなってるので騎士に見えんが腕は結構だな、スレンダー美女だ、20歳前後か?

「ケイトと言います、身の回りのお世話担当です」

優秀そうなメイドさんだな、すげぇ巨乳美女だ、16か17か?

「アデルです、同じく世話係です」

幼さの残る美女と言うより美少女だな、13辺りと見た


「この度の救出誠に感謝いたします、最初は順調な旅路だったのですが、シーサーペントの襲撃を受けて船が大きな損傷を受けてしまい、また護衛騎士が何人も犠牲になってしまったのです、犠牲を出しつつも退ける事に成功したのですが、そのすぐ後に海賊船に見つかり捕虜となってしまいました」


「それは大変なご苦労だったでしょう、お仲間も犠牲になってしまった後では海賊に対抗が出来なくても致し方ない状況ですね」


「そのような事情だったので貴君に助けて貰えたのはありがたかった」


「それならクレスポートまで送ってあげましょう、大使館へ連絡できれば安心でしょう?」


「それはありがたい、是非とも頼みたい、此度の事に必ず報いる事を私ダイアナ・リクレントスが約束しよう」

早速出発の準備をして貰おうと思ったらセラフィーちゃんがダイアナさんに何やら耳打ちをしている

ダイアナさんがとても困った顔をしている、何があったんだろうか?

「済まない、ベーダー殿こちらのセラフィー..が先ほどの食事を大変気に入ってしまって、出来れば分けて頂けないかと思いまして」


「気に入って頂けて恐縮です、お土産に料理をお包みしましょう、少々お待ちください」

持ち運びやすく冷めても美味しい料理をいくつか用意する

大使館の人にも行き渡るように多めに持たせよう

結構な包みになったが俺が持って行ってやれば問題無いだろう

「こちらの準備は整いましたよ、そちらはどうでしょうか?」


「こちらも問題無く準備が完了した、何時でも出発できます」


「ではクレスポートまでお送り致します」

ドックからセイバーチャリオットを出して乗り込んでもらう

これについては聞かないで貰うように言ってあるので詮索はされないだろう

セラフィーちゃん用にお弁当を渡しておく、途端にニコニコ顔になる、この子は危険だ!この笑顔で何人のバカが釣れるか分かったもんじゃない、自重してほしい所だが周りも同類っぽいしな~無理か

魅惑のセラフィーちゃんの今後を不安に思いつつクレスポートに向かった


・・・・・


何事も無くクレスポートに着いた

途中シーサーペントにぶつかったりマッドシャークにぶつかったりしたが些細な事だ

港から上陸し広い場所で皆に降りて貰った

俺は大使館の場所を知らないので、大使館までは護衛しますので案内して下さいと言ったら、口をあんぐり開けたダイアナさんが慌てて繕っていた

町の中心部近くにある大きくて立派な建物の前にやって来た

門の横にはリーンガルド皇国大使館と書いてあった

門番に話を通してバタバタとかけて行く伝令を見送る

しばらくすると大使館からぞろぞろと人がやってくる、10人くらいが早足でやってくる随分慌ててるようだ

執事風の男がダイアナから事情を聴き各員に指示を出している

「ベーダー様でございますね、私当大使館の管理を任されている執事長のクエス・チョナーと申します、この度は我が国の大使及び従者の方達をお救い下さり誠にありがとうございます、つきましてはその活躍の報酬をお渡ししたいのですが、お時間の程大丈夫でございましょうか?」


「特にやる事も無いし問題無いですよ」


「ではこちらへお越しくださいませ」

案内されたのは大きな応接間だった、香りの高い紅茶が置いてある、一口飲んでみる、ん~これはうまい

そうこうしてるとダイアナさんとクエスさんがやって来た

「お待たせして申し訳ない、早速ですがこちらをお納めください」

皮の袋が乗ったトレーを差し出された、見た感じ重そうである、金貨かな~?

皮の袋を受け取り中を覗いてみる、うん、金貨だそれもいっぱい、リーンガルド皇国は紙幣じゃないようだな~

「こちらの国のお金を用意する事が出来ませんで大変申し訳ありませんがリーンガルド皇国の通貨でお支払いさせて頂きます事をお許しください」


「いえ、大丈夫ですよ、このお金はギルドとかで換金出来ますよね?」


「はい、それは問題無く出来ますのでご安心下さい」


「なら何の問題も無いです、それとこちらどうぞ皆さんで召し上がって下さい」

俺は収納から用意しておいた食事を出してテーブルに置いた

「おおお、これはかたじけない、ありがたく頂かせて貰います」

その後皆から感謝をされつつ大使館を後にした


次話は海の問題を解決するぞ~


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