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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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38 島デート&上陸編

さぁ待ちに待ったアメリさんとの島デート

はりきっていってみよ~


朝だ~待ちに待った、あ~さ~だ~

今日はアメリさんを島に招待して島を堪能して貰おう

時間的にはまだ早いが、遅れるよりは早めに行っておいた方が良いだろう

約束の時間よりだいぶ前にギルドに来たがアメリさんはまだ来てないようだ

流石に30分も前では居ないよな、さてどうするか市場で掘り出し物が無いか確認するか

10分ほど見て回る、珍しい調味料と言うのがあった、辛みの強い調味料ラー油に近い物だった

ギルド前に戻って来た、おっアメリさんがやって来た、丁度良かったみたいだ


「アメリさん、おはようございます」


「ベーダー様、おはようございます、本日はよろしくお願いしますね」


「早速行こうか、港から乗り物で向かいます」

アメリさんを連れ港の端までやって来た

セイバーチャリオットを出してハッチを解放する

「どうぞ乗って下さい」


「またこれに乗れるんですね、では失礼します」

アメリさんを乗せハッチを閉めコックピットに移動する

島までの航路をミカに任せアメリさんの所に行く

「島まではしばらくかかります、それまで島での予定などを話しましょうか?」


「そうですね、元海賊の島だったと聞きました、どれくらい手を加えたのでしょうか?」


「自分の島になったので、全部に手を加えました船着き場の整備拡張、島を守る防御設備や船等の配備、

島内部構造も独自の感性で作り変えました、そんなに使う予定はありませんが宿泊施設も完備しました、

後は海を大きく隔離して生け簀を作り魚を確保して、景色の良い場所をプライベートビーチにしました」


「まぁプライベートビーチを作ったのですか?大変では無かったのですか?」


「いや~予想より手間がかかってびっくりしましたよ、でも苦労して満足のいくものが作れましたよ、

後で案内しますよ、それと島の頂上には灯台も設置したんですよ、通る船が安全に航海できるようにね」


「そうなんですね~ますます行くのが楽しみになります」


「島に着いたらまず部屋に案内しますよ、荷物などを置いたり休憩する時の部屋として使ってください」


「部屋を1つお借りできるんですね、ありがとうございます」


「その後島見学となります、行く順番はアメリさんが決めてくれて良いですよ」


「お時間は結構かかるのでしょうか?お昼など用意してきてませんし」


「食事に関しては任せてください、美味しい料理をご馳走しますよ」


「ベーダー様が美味しいと言うと期待しますね、街でも美味しい食事に誘って頂きましたし」


「後はプライベートビーチで寛ぎたいと言うのなら用意もありますので、希望があるなら準備します」


「ほんとですか、それはぜひお願いしたいです」


「おっそろそろ着くようです、少々お待ちください」

コックピットに戻り上陸の準備をする

セイバーチャリオットからドックに直接降りれるように作ってあるので指定の場所に接岸するだけで良い

「はい、到着しました~足元に気を付けて下さい」

さっと手を出し上陸の手助けをする

「ありがとうございます」

やや頬を赤らめて手を取って島に上陸した

こうゆう所が可愛いな~

「ではまずは部屋に案内します」


「はい、お願いします」

アメリさんが俺の腕を取り絡めて来た

アメリさんを見ると恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていた

うを~これはやばい、まて落ち着け理性を失ってはいかん

アメリさんってこんなに大胆だったか?

どぎまぎしながらもアメリさんを部屋までエスコートして行った

部屋に荷物を置き景色の良い場所を見たいと言うので灯台に案内した

「ここがこの島で一番高い灯台です、360度の絶景ですよ」


「わぁほんとにすごい景色ですね~あっちに見えるの山がクレスポートがある方向ですね」

その後も辺りをきょろきょろと眺めては嬉しそうにしている

「次はプライベートビーチを見たいです」


「分かりました、では案内します」

寛ぎ空間を演出するパラソルとテーブルとビーチチェアにフレッシュジュースをセットした

「ここから見る海の景色はどうですか?」


「すごいです、綺麗な海と穏やかな風、ゆったりとできる設備もとても素敵です」


「喜んでもらえて何よりです、この後は昼食を用意しますので楽しみにして下さい」


「昼食ですか?何が食べられるのでしょうか?」


「うーん、出てきてからのお楽しみにしておいて下さい」


「えぇ、意地悪です~気になってしまうじゃないですか~」


「はっはっは、とても美味しい物ですので期待してて良いですよ」

その後は波打ち際で砂と波に戯れて遊んだ

部屋のシャワーの使い方を教えて着替えて貰う

その間に昼食の用意をしておこう

まず一つ目は生け簀に入れて置いた桜色の魚、そう鯛に非常に良く似たモモイロビウオと言う魚だ

切り身にして香草とあっさり塩味で焼いてみようと思う

貝のスープも無いとな、魔浅利のブイヤベース風と言う感じでいこうか

それとカニでは無くエビの料理を出すことにしよう、前回はカニをご馳走したしな

エビの名はタラバエビ、カニでは無くエビなのだ

大きさはロブスターよりも大きく調理法はいたって簡単に二つに切って味付けした後オーブンで焼くだけ

焼き上がり前にチーズを乗せてこんがり仕上げるように設定した

後は~海鮮あんかけ焼きそばみたいなのを作ろう、魚介と野菜で少量作る感じで良いだろう

これだけの料理を指示するだけで出来るってすげー便利

料理も完成し着替えが終わったアメリさんを迎えに行く

おおお!何と言う事でしょう、アメリさんの毛艶が凄い事になっている

元々縞々でモフモフしてそうだったけど、更に艶々サラサラヘヤ―になって光を反射して綺麗だ

じっと見ていたらアメリさんが恥ずかしそうにしてしまった、いかん理性を取り戻せ

「すごい綺麗ですよ、とてもフワフワで柔らかそうになってます」


「あっありがとうございますぅ」

顔が真っ赤になってる、やばいモフモフしたい、欲望を振り切れ!

こっちも緊張で対処の仕方を間違えそうだった

ふ~何とか冷静さを取り戻せそうだ


次話はアメリさんが思わぬ行動に!

乞うご期待!


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