表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
33/138

31 海賊発見&海賊殲滅

THE カイゾク ノ アジト


まずは港からちょっと離れよう

うん、ここらで良いなセイバーチャリオット海面に出す

「ミカ目標海域まで自動航行を頼む、それと目標海域で隠れられそうな小島が無いか探索してくれ」


「了解しました」

1時間ほど経ち目標海域周辺に来た時アラートが鳴った

「正体不明の船を1隻検知しました、大きさはジャンク級、距離3キロ、どうなさいますか?」


「この距離なら見つかる事は無い、この距離を保ちつつ後を付けろ」


「了解しました」

船は小さな岩の連なる海域をユラユラと進んでいるようだ

映像から海賊船に間違いは無いだろう、やっぱり岩礁地帯には抜け道が存在してる

偵察ドローンを飛ばしておこう上空から地形データと海賊のアジトのデータを収集しておこう

10分後、集めたデータを見てみた結果

セイバーチャリオットならこの岩礁地帯を進むのに問題はなさそうだ

そもそも普通の船と違って水面ギリギリを進めるんだから海面から出っ張ってない限りぶつからない

仮にぶつかったとしてもこっちの装甲に傷がつく事も無い

どうやら小島に入って行ったようだ、あそこが海賊のアジトだと見て間違いなさそうだ

セイバーチャリオットを収納して海賊のアジト近くまでやって来た

ほうほう、これはまた見事なものだ、島が海に削られて出来た空洞を船のドックとして使ってるのか

大きさは申し分ないし、中はかなりの広さがある、ざっと見渡すと中型船1隻、小型船3隻が停泊してる

中型船はジャンクのようだ、小型船は小型のジャンクが2隻と小型のスクーナーが1隻だな

スクーナーがトーマスさんの船だろう

ジャンク船は見た目がもう「ザ海賊」って感じだな~

索敵には誰も引っかからない、ここには誰も来ないと思って油断してやがるんだろう

良し、やつらを一人も逃がしはしない

まずは小型船は全部俺の収納に仕舞っておこう、事が済んだらうっぱらっても良いし

もしくは迷惑をかけられたトーマスさんに譲っても良いな中型船も一緒にあげちゃうかな

色々とリフォームは必要だろうけど、交易に使える船が増えるんだから良いだろう

ジャンク船は敵の逃亡を阻止する為に武力制圧をした事にしよう

ゴレムロイド兵を出しておく

「マイマスターお呼び下さり光栄でございます、ご命令を申し付けください」

「「「「「ゴメイレイ ヲ ドウゾ」」」」」


「この船は今より俺の指揮下に入った、他の者に渡さぬよう防衛せよ、全て武器の使用を許可する」


「畏まりました、マイマスター」

「「「「「カシコマリ マシタ マイマスター」」」」」

これでこの船は大丈夫だ、海賊が来ても制圧してくれるだろう

まずは捕らわれた人の救出が先決だ、大抵一か所に集められてるだろうから、まずはそこを見つけるか

海賊共は食事でもしてるのか集まってるな、下の方にも10数人ほど居るな、下かな?

見張りっぽいやつが居るが、一人だけか?どうするか、海賊ではないという可能性はあるか?

「飯まだかな~なんで俺が見張りなんだよ、くそっ!頭の酒こぼしたのは俺じゃないってのに!」

ああ、海賊決定だ、分かりやすい奴で助かった、じゃ騒がれても面倒だ始末しよう

ヒュン!ボッ!

死体は収納に回収だ

扉を開けて中に入る、正面に木で出来た牢屋らしき物が見えた、中には13人の人が居る

「おい、お前達はトーマスさんの従業員で間違いないか?」

皆不審者を見る目で見ていたが、トーマスの名が出た事で態度が変わったようだ

「いや、全員では無い従業員は9人で冒険者の護衛が4人だ」


「そうか、なら全員助けてやろう、海賊を始末するまでこの場所に隠れていろ、終わったら迎えに来る」


「待ってくれ、俺達も戦える連れて行ってくれないか?」

護衛の冒険者だと紹介されたうちの一人がそう提案してきた、はっきり言って足手まといだらからいらん

「武器も防具も無い状態じゃ、まともな戦いは出来ないだろうから大人しく待ってろ」


「しかし、海賊は.」


「時間が勿体無い、騒がず待ってろ、良いな!」

ちょいと威圧を込めて正面から睨んで見た

「分かった、済まない...」

他の人も小刻みに震えてるようだ、やり過ぎたかな、まぁ大人しくなったので良いか

出入口を切った岩で塞いでおく、海賊が様子見に来たら異常が発覚するが人質を取られるよりましだ


さてと、海賊共の現在地はどうなってるかな

さっきの大きな広間に10人くらい居るが、離れに4~5人集まってる場所がいくつかあるな

まずは数が少ない場所から制圧していこうか、一番遠く何かあっても気が付かれない場所から行こう

どうやらここは寝室の1つらしい、5人が粗末なベッドで鼾をかいて寝てる

騒がれても面倒だ全員始末しておこう、死体は全部収納に仕舞っておく

次に行こう、中には4人の海賊が丸テーブルを囲んで賭け事の最中か

何か隙があれば一気に始末できるんだが、しばし様子見をするか

10分ほど待ったところで海賊の一人がひどい負け方をして癇癪を起こしたようだ

椅子の倒れる音に紛れ接近して4人の首を飛ばしていく

死体を収納して、椅子を戻しカードも全部回収して証拠隠滅、騒ぎを聞いて誰か向かって来たようだ


「あれ?だれもいねぇ、どこ行ったんだあいつら」

「分からん、トイレか?」

2人だけのようだな、後ろから不意を突いて首を飛ばす、死体を収納、簡単なお仕事

残りは何人だ?20人かしかも配置が厄介だな、10人ずつの集まりが2か所だな

まぁ残り20人なら見つかっても問題無いな

大きな広間に居る10人を始末しに行くか

広間に飛び込み近くに居た海賊2人を切り飛ばし次の目標に向かって飛ぶ

更に2人を切った所で怒号が飛び交う

「敵襲だ~ぶっ殺せ~」

「なめやがってぶっ殺してやる!」

「食らいやがれ!」

「おらっ!!}

攻撃を仕掛けて来た海賊をかわし、ブレードで薙ぎ払う

ブレードを投げ奥に居た海賊を始末した

テーブルを蹴飛ばし海賊を下敷きにしておいて、残りの海賊に切りかかる

投げたブレードを手元に戻し更に離れてる海賊に投げつけて始末した

最後にテーブルの下敷きになってる海賊を始末して終了

ん?海賊10人が下に移動してる、船で逃げる気か!

そこには俺の兵士を配置してある、逃げられはせんよ


「くそが、何だか分からんがまずい状況だ、逃げるぞ野郎ども!」

「「「「「へい!頭」」」」」


「賊の反応を検知!総員戦闘配置に付け!」

「「「「「リョウカイ シマシタ」」」」」

「マイマスターのご命令だ、この船を防衛せよ、攻撃開始!」


ピュン!ピュン!ピュン!

ピシュン!ピシュン!

パパパパパゥ!パパパパゥ!


「ギャー!何だこれは、どうなってやがる!」

「ぐえ!」「ガハッ!」「ギャッ!」「いてぇ!いてぇよ~」


ピュン!パパパパゥ!

ものの1分ほどで海賊たちは殲滅された

俺は海賊の死体を全部収納し、ゴレムロイド兵も収納し、中型船も収納した、良し綺麗になった

ついでに海賊が貯めこんでいたお宝は全部頂いた

人質になってた従業員は元々のトーマスさんの船で戻って貰うか

俺が護衛に着けば問題無いだろう

桟橋にトーマスさんの船を出しておいてから、人質を解放した

その後は何事も無く無事にクレスポートまで戻って来た


こんな島欲しい


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ