29 ひと狩り行こうぜ!&乱獲!
狩りにいきます
よーし朝だ~
ひと狩り行こうぜ!
朝食はステーキングにしよう、狩り対象を食って出陣だ!
塩ダレ200とデミソース200を食い終わり店主に少し話を聞いた
ディープの肉は滅多に取れなくて取れた時はお祭り騒ぎになるそうだ
既に一匹持ってるんだがここで出すのはやめておこう
今日狩りに出る事を話しもし捕まえたら100キロ買い取ると約束された、持ってるんだから確定だな
行く前にギルドに顔を出して常駐依頼の確認をしておくか
「アメリさんおはようございます」
「ベーダー様、おはようございます、昨日はありがとうございました、本日はどのような用件ですか?」
「今日は海に狩りに出ようと思って常駐依頼がどんなのか見に来たんですよ」
「そうでしたか、あちらの掲示板が常駐依頼専用掲示板になります、ご覧になって下さい」
「ほうほう、色々あるな、標的はシーサーペントとマッドシャークだな、後は見つけたらって所か」
「ベーダー様なら大丈夫だと思いますけど、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
「はいよ、大物持ってくるから期待してて良いですよ、査定の準備よろしく~」
ギルドを後にして海岸にやって来た
セイバーチャリオットを出すと目立つから海底付近を抜けていくか
辺りを見回し誰も居ないのを確認して海に潜っていく
ステップパネルの高速移動で楽に動ける、水深100メートル辺りだ、おっと感知!
長い体だシーサーペントだな大きさもそれほど大きくないまずは一匹だ
向こうもこっちに気が付いたようだ、まっすぐ向かってくる
間近まで接近して大きな口を開け一飲みにしようと迫ってくる
目と鼻の先まで来た時にステップパネルで横にずれ口を避けフォトンブレードを振る
対象の皮膚に触れる瞬間だけブレードを展開し切り終わったら即座にブレードを消す
うむ、問題無く相手を切り周囲には首を切断されたシーサーペントが浮いている
収納に回収しこの場を離れる、予想どうり狩りは楽に出来そうだ
目標はサーペント5匹とシャーク3匹くらいにしようと思う
スイスイ進んでいくとサーチセンスに反応があった
こいつはサメだな、大きさもでかいな、マッドシャークの可能性がでかい、良し仕留めに行こう
近くまで来るとさすがに巨大ザメの迫力はスゲー、サーペントより厳つい姿をしてるせいもあるだろう
だがあきらかに向こうは油断してるな、俺を脅威と思ってない、ただの餌だと思ってるな
それが命取りだ!急速に近づき向こうが反応するより早く頭に一閃、横に回って切断!狩り終了
幸先が良いな~この調子でどんどん行こうか~
獲物を探して海中を進んで行く、お、標的発見!
サーペントだ一匹目より大きいがディープほどでは無い
早速狩りに向かう、向こうも気づいたようだ、こいつは不規則な動きで向かってくる
だが速さでは俺に適うはずも無く、あっけなく首を切断されていく、二匹目ゲット~
更に獲物を求めて進んで行く、おっと~こいつは厄介な、サーペントが3匹一斉に向かって来やがった
3匹の連携がそこそこ取れてやがる
最初の二匹をかわした後3匹目の首を切断&収納
最初の1匹目が反転して向かってくるのをかわして切断&収納
最後に残ったのを切断&収納で終わり
いや~サーペントの目標に早くも到達してしまった、まだまだ余裕があるしサメを探しつつ狩ろう
もう少し深く潜ってみるか
お!なんだ?おいおいこりゃーすげー事になってるな
サメの大群が居る、10匹くらい居るんじゃないかどれも大きなサイズだしマッドで間違いないだろう
うん、全部頂いちゃおう、乱獲だーヒャッハー
急襲して両手のフォトンブレードで2匹を狩る
異常に気が付いたサメ共が一斉に動き回る、襲い掛かるサメをかわしつつ仕留めて行く
次々に襲い来るサメを切りまくった、全滅させるのにさほど時間はかからなかった
全部で11匹のマッドシャークゲットだぜ~
そういや腹減ったなもうお昼を回ってるくらいか今日はこれくらいにして戻るとするか
大量のマッドシャークだ、土産には良いだろう
俺は帰路についた
ギルドに行く前に飯を食ってからにしよう、さすがに腹減った
ステーキングに行ってディープが狩れた事も報告しておくか
その前に鑑定をかけておくか
名称:ディープシーサーペント
概要:全長12メートルのシーサーペント、普段は深海に生息していて滅多に姿を見る事は無い
魔石×1、皮×12㎡、肉×240kg
価格:魔石1ディアルム、皮12万ディアー、肉24ディアルム
備考:通常のシーサーペントが全長10メートルを超えて成長したの物の総称
魔石は様々な用途に使用される、皮は主に鎧などに加工される、肉は非常に美味で高値で取引される
ほうほう、これはすごい稼ぎになるな~
おやっさんもびっくりするんじゃね?良しまずは飯だ~
店に入り店員を呼ぶ
「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?」
「塩ダレ200とデミソース200を頼む、それとおやっさんにディープが手に入ったと言ってくれ」
「畏まりました~すぐに報告させてもらいます」
店員さんはばたばたと厨房にかけて行った
そしておやっさんがやって来た
「ディープを狩って来たってのはほんとか?」
「ああ、体長12メートルのディープとしては小さいほうか?」
「12メートルなら確かに小さい方だろうが、それでも高級食材だ約束どうり買わせてもらうぞ」
「取引はいったんギルドに査定を出してそこから100キロを分ける方が良いか?」
「それで構わんぞ、ギルドにわしの売約済みの分を残して貰えばいい、それを引き取りに行く形だ」
「分かった、ギルドにはそういう風に言っておくよ」
話が纏まった頃に飯が来た
「それじゃまずは飯だ、その後ギルドに行ってくる」
「そっちは頼んだぞ、まずはステーキを堪能してくれ」
「おう!頂きます」
その後金を払いギルドへ向かった、アメリさんの驚く顔が見れそうだ
「ベーダー様お早いご帰還ですね、獲物が取れたという事でしょうか?」
「おっ流石アメリさんだ良く分かってるじゃないですか、大物と普通のが大量に狩れたんですよ」
「大物以外にも大量ですか?何を狩って来たんですか?まずは解体場に行きましょうか」
大物と大量と言う言葉で巨大な解体場にやって来た、こんな所があったんだ
50メートル四方くらいの巨大倉庫を思わせる解体場だ、天井には滑車がいくつもついている
水槽も設置されているし、解体台も巨大だな10メートルくらいありそうだ
アメリさんの周りに解体の職人が集まっている
「大物の大きさはどれくらいでしょうか?後数はどれくらいでしょうか?」
「大物は12メートルのディープシーサーペントだ、普通のが5匹とマッドシャークが12匹だ」
俺の言葉を聞き職人たちが口を大きく開けて愕然としてる、まぁ無理も無い
「それはまたものすごい数ですね、流石ベーダー様です、では大物はこちらにお願いします」
大物を指示された場所にぺいっと出した
「普通のはこちら側にお願いします、マッドシャークは向こう側にお願いします」
指示されるまま獲物を出していく
「ディープの肉100キロはステーキングのおやっさんに売約済みだから残しておいてくれ」
「了解しました、査定には時間がかかりますので3日後にお願いします」
「分かった、ディープの肉100キロだけ先に受け渡しをしておいてくれ」
「畏まりました、優先的に処理しておきます」
俺はギルドを後にした
今日の残りはのんびり過ごそう
宿屋で早い時間の風呂に入り米酒を飲み上機嫌で就寝した
次話投稿未定です




