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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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19 アップデート&護衛依頼

乗り物が強化されます


時刻は昼前、ギルドにやって来た


「アメリさん、こんにちは、この前のトカゲの査定出来てますか?」


「ベーダー様、こんにちは、ギルドマスターから聞いてますよ、会議室で話があるそうです。」


「じゃ会議室に行ってますね。」


「すぐにギルドマスターをお呼びしますので待ってて下さい。」


1分と待たずギルドマスターが会議室にやって来た

「バジリスクが思いのほか高値を付けたぞ、素材は全部売って貰えるのか?」


「ああ、全部そっちで捌いてくれ、金を受け取ったらちょいと素材集めに出かけて来る。」


「どこ行くんだ?まさか魔素の森とか言わないだろうな?」


「あそこには用は無いな、色々な物が必要になってな、あちこち行ってくるんだよ、詳しくは秘密だ。」


「そうか、そうだ盗賊の宝もこっちで捌いて良いのか?あれもそこそこの値が付いたぞ。」


「そっちも任せるよ、全部でいくらになったんだ?」


「全部で14ディアルムになったぞ、そうそうお前さんのギルドランクをCに上げとくぞ。」


「ランク上がるのか?依頼はそんなに受けて無いぞ?」


「依頼の数は少ないが緊急性の高い依頼を受けた事と、強い魔物を何匹も討伐した事で十分だ。」


「ゴブリン以外は巻き込まれたと言うか、現場に居合わせたから助けただけなんだがな。」


「盗賊退治が2件あるのが一番でかいな、どっちも危険度で言えばBランク冒険者の仕事だぞ、

Dランクのままにしておけないってんだよ。」


「それじゃ昇格させてもらうとするかな。」


「帰りに金と一緒に昇格手続きしといてくれ。」


「おっけーそれじゃ失礼するぞ。」


「おう、また何か狩ったら頼むぜ~」

俺は会議室を後にした

受付でアメリさんを見つけて金の受け渡しと昇格手続きをして貰った


「ベーダー様、おめでとうございます、これでギルドランクCに昇格しました。」


「ありがとう、なんかあっという間だった気がするな~」


「それはそうでしょう、Cランクにこれほど早く昇格する人は今まで居ませんでしたよ。」


「やっぱりか~まぁ今更か、それじゃ俺は出かけて来るよ。」


「あら?どちらにお出かけするんですか?」


「欲しいものがあってな、その材料集めにあちこち行ってくるよ、素材の詳細は秘密だ。」


「先手を打たれました、では詳しくは聞きませんので気を付けて行ってらっしゃいませ。」

俺は手を振りギルドを出た

素材の場所は判明してるから行って集めて来るだけだが、面倒な作業が多いからなこれはちと厄介だ


それから3日かけてようやく十分な素材が集まった

素材集めのついでにフォトンブレードが2本になったからな、二刀流の実践訓練もしておいた

かなり慣れたもので使い勝手が非常に良い、4刀流だったらグリーズリ将軍になれそうだな

それじゃ早速見せてもらおうか、万能3Dプリンターの性能とやらを!

ふっふっふ~万能3Dプリンター設置!材料をポイッして作成をポチッとな!

ヒュイーン、ヒュイーン、シュオーーーン、プシュー!

おお、出来た~


オートパイロットチップセット

目的地まで自動操縦が出来るようになるチップセット


オートタレットチップセット

エネミードクリーチャーを自動で迎撃するチップセット


ドライビングアシストチップセット

操縦の強弱や急停止などの衝撃を緩和するチップセット


ネビゲーションチップセット

周囲の地形や障害物、生物などの情報をディスプレイに表示するチップセット


AIチップセット

高度な思考能力を持ち状況判断をして助言をしてくれるチップセット


セイバーチャリオットにはチップセットが6個付けられるのか、後1個何か良いのあるかな~

おっこれ良いんじゃないか


ブーストチャージャーチップセット

ブーストを通常より早く充填出来るようになるチップセット


良し、6個装備でかなり使い勝手が良くなっただろう

ついでに戦略型隠蔽ドローンも作っておいた、高性能な上に索敵範囲と可動範囲が広い優れものだ

ん?作れる物の一覧に続きがあるな、まじかよ、ヒートレイ二連装砲とか80ミリフォトンブラストとか

挙句の果てには140ミリ電磁加速砲ってレールガンじゃねぇか!しかも口径がでかすぎる

もしやこれ戦艦用とか言わないか?次戦艦手に入る?戦艦欲しいな~普通の戦艦か?宇宙戦艦....

手に入ったら星から飛びたてちゃうじゃないか、次は90ポイントか遠いな~でも次貰える物が気になる

まぁ先は長いからぼちぼちやってくか、良しいったん帰ろう


街に帰ってきてギルドにやって来た、何か良い依頼が無いだろうか?

ん?カウンターが騒がしいな

遠巻きに話を聞いてみると、アメリさんがクレスポートに転勤になるらしい

むむむ、アメリさんが居なくなるのか~拠点をクレスポートに移しちゃうという手も無いでは無い

しかも丁度水陸両用車が手に入ったしな


アメリさんを見つけたので声をかけて確認を取っておこう

「アメリさんこんにちは、小耳に挟んだんだけどクレスポートに転勤になるんだって?」


「ベーダー様こんにちは、正確には転勤ではなくて帰還になります、私は元々向こうの勤務なんです、

こっちには新人教育の助っ人として出向いてたんです、向こうが忙しくなるそうで帰還するんです。」


「忙しくなるって何かあるんですか?」


「ベーダー様が持ち込んだマナタイト結晶を使って防衛結界を張ったんですよ、とても助かりました、

そして防衛がしっかりした拠点は、冒険者が集まり忙しくなるので私にも帰還指示が出たんですよ。」


「なるほどね、そういう理由だったのか、何時向こうに戻るんですか?」


「明後日の昼に出発予定です、そうだ、もし宜しかったら護衛依頼を受けて貰えないでしょうか?」


「ほうほう、クレスポートまで護衛って事ですね、向こうって海の幸が美味しいですよね?」


「はい!豊富な海の幸を使った料理がとても美味しいですよ。」


「良いな、護衛依頼受けますよ、護衛対象はアメリさんだけですか?」


「いえ、私の他にもう1名、商業ギルドの職員の女性が居ます。」


「ふむ、移動手段はもう確保してあるんですか?」


「そちらはまだ用意してません、明日中には手配して貰える事になってます。」


「なら俺が最近手に入れた乗り物に乗って行くってのはどうです?」


「ベーダー様の乗り物ですか、すごく興味があります、乗せて頂いても宜しんですか?」


「その方が護衛も楽だからな、乗り物は任せてくれて良いぞ。」


「では、明後日を楽しみにしてますね、他に何かご用件はありますか?」


「いや、特には無いな、こっちも準備をしておくよ、それじゃまた。」


「はい!またのお越しをお待ちしております。」

手を振ってギルドを後にした

明後日の為に方々店を回って色々と品物を補充しておいた

良し!今日はここまでだな、俺は準備を整えた後眠りについた



クレスポートへ行く事が決まった

海の幸が待ってるぞ~

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