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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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12 村魔改造&用水路

魔改造スタートだ~


一夜明けて

明るい朝日が心地良い

部屋から出ると良い匂いが漂ってきた、もう朝食が出来てるようだ

リビングに行くとカザックさんの奥さんのマイリさんが朝食の準備をしていた


「マイリさん、おはようございます。」


「ベーダー様、おはようございます、朝食にしますか?」


「お願いします。」


「今用意しますので、座ってお待ちください。」


出てきた朝食は日本の朝食に近いものだった


ウルフ肉のさっぱり塩焼き

コッコの目玉焼き

ポテトサラダ

野菜とキノコの味噌スープ

炊きたて白米

お茶


とてもおいしゅうございました!


朝食を食べ終わった頃に、村長のカザックさんがやってきた

「ベーダー様、おはようございます、随分とお早いですね、私は昨夜少々飲み過ぎました。」


「まぁ皆嬉しかっただろうからな、俺はさほど飲んでなかったしな、すっきりした目覚めだったよ。」


「今日は村の改善をして下さるんですよね?」


「ああ、まずは用水路を何処に通すかを決め、作っていこうと思う。」


「かしこまりました、農家の者を呼んで意見を聞けば宜しいでしょうか?」


「後、石工も頼めるか?用水路を石で囲んだ方が効率が良いだろう?」


「そうですが、石材が無いので無理ではないかと思います。」


「石材なら俺の手持ちを出すから問題無い、大きな塊だからカットしないと使えないかもしれん。」


「何から何までありがとうございます、石工に石材の加工してもらいましょう。」


「加工してもらってる間に、用水路の場所決めをしとこう。」

話が纏まったので、まずは石工の工場に移動してきた。


「ベーダー様、おはようございやす、どういったご用件ですかい?」


「用水路用の石材を、使いやすいように加工してもらおうと思ってな、頼めるかい?」


「お任せください、石材をこちらに置いてくだせい。」

俺は指定された場所に石材を積み上げていく、とりあえず50個ほどの石材を置いておく。

「これは....ストーンゴーレムの石材じゃねぇですかい、しかもこんなに大量にこいつぁたまげた。」


「大量に居たんで、倒して素材を回収してたんだよ、だけど収納を圧迫してたからな、使ってくれ。」


「分かりやした、早速作業に取り掛かりやす。」

石工の工場を後にして西の更地にやってきた


「どこらへんに用水路と溜め池があると、便利かつ村の防衛の助けになるかな?」


「北の川から水を流すのでしたら、多少村から離れた位置に通して貰えると助かります。」


「じゃ用水路はこの辺りで良いか?溜め池はここら全体って事で決めて良いか?」


「はい、そこに設置して頂ければ大変助かります。」


「良し分かった、作業中は危険だから離れててくれ。」


早速作業に取り掛かる

まずは用水路を溜め池予定地まで掘り進む

フォトンブレードで土をブロック状に切り分け、サイコキネシスで遠くに投げ飛ばす

うむ、すごく便利かつ楽に掘削作業が進む

溜め池予定地まで、用水路を掘るのに1時間かかってないな、自分でもびっくりな速さだ

次は溜め池部分を掘り進む、こちらもやることはさっきと同じだ、切っては塊りをポイッ!だ

溜め池も問題なく掘り終わった、綺麗に整地して後で石材を嵌めコンクリで固めることにしよう

大体の作業が終わったので、石工の工場に石材の加工がどうなってるか見に来た

かなりの数の石材が加工されていた、仕事が早い見事だ

出来てる分の石材とコンクリの材料を調達して現場に戻ってきた

試しに用水路の底と壁面を置いてみた、見事にぴったりじゃないか、川との境界線は一番最後にしよう、

まずは手持ちの分を設置していく、次にコンクリを作り隙間を塗り固めていく、用水路だ間違い無い、

用水路を中ほどまで設置したところで石材が尽きた、補充しに石工の工場に向かう

加工用の石材の残りが少なくなってきたので補充しておいた

出来てる分を回収し、用水路作りを再開する

ほどなくして用水路部分は完成した、後は溜め池部分と川との境界線を完成させれば完了だ

石材の手持ちが無くなったので、石工の工場に取りに行く

一気に溜め池部分を完成させる、川との境界線はまだ手を付けない事にしよう

コンクリが固まってないと、やり直しになってしまうからな

作業をいったん中断して、昼食休憩を挟むことにした

昼食は外でも食べやすいメニューを揃えてもらった


オニギリ3個(塩、味噌、焼き醤油)

ボイルソーセージ3本

根菜の煮物

お茶


美味かった~


石工の工場に行き川との境界線用の石材を受け取った、作業は夕方前に行う予定にした

その間に外壁の建設案をつめていく話し合いをする事にした

村長カザックと自警団の代表ガードナと大工のギリアム達と村の外壁の設置場所と仕様の話をした

その際に外壁の支柱にする木材は、俺の手持ちから出す事にした

トレント丸太が大量にあるからな、門はハードトレントの丸太を使おう

木材の加工法を話し合い、俺が加工した方が早く綺麗に出来ることが分かった

フォトンブレードの切れ味の良さと、正確な剣捌きのお陰だな

加工した木材は、いったん全部収納に仕舞っておく事にした

良い時間になったので、用水路を完成させに行こう

川の一部を堰き止め、用水路と川を繋ぐ水門の設置を行った

ふ~これで用水路に水を流せば完成だ

皆に報告して水門を開いた

皆から歓声が上がり、感謝の言葉が絶えなかった、今日の作業はここまでにしておこう


どんどん魔改造また魔改造

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