119 王族接待、お土産&生存者移住
王族の接待が終わった~
夕食に皆が帰って来た
皆で夕食を済ませた
この後は各自自由時間だ
皆揃って映画館に行くそうだ
海賊が主役の3部作が面白いと何処かで聞いたらしい
ああ、カリブ海が舞台のやつね、確かに面白いが、地名とか有名海賊とか分からんと思うんだがな~
まぁそれ抜きにしても面白いだろうから良いか
準備が整い各自ポップコーンとビールを持ち込んで席に陣取っている
ゆっくり楽しんでもらうとしよう
王族達の映画鑑賞は恙なく終わり、皆満足してくれたようだ
翌日
午前中は自由時間に割り当てる
午後からはお土産屋巡りをしてもらう事にしようかな
午前中の自由時間が終わり皆に集まってもらった
昼食後にお土産屋巡りをする事を伝えておいた
さぁやって来ましたお土産屋巡りの旅
まず初めに女性物から行ってみよ~
洋品店『シャレル』
うん、予想通りだった
女性達の圧が凄い、これはうかつに近づけない
服選びに1時間ほど費やしてようやく決まったようだ
良し、次へ行こう、服ときたら次は化粧品だろう
化粧品店『花皇』
ここは更に圧が凄いな、右から左に化粧品が流れて行くようだ
あれ全部買うつもりなのだろうか?
1時間ほど待つと決まったようだ
選んでいた物の中から5つまで絞って購入していた
まぁお金払うのは俺じゃないし良いだろう
王達を見てみると顔を青くしてるな、がんばれ
それじゃ次は使っても良し、飾っても良しの陶磁器関連に行くか~
陶磁器専門店『ナインヴァレー』
奇麗な器や変わった形の器、色鮮やかな器と色々と取り揃えている
見た目の華やかさだけでなく、見ていて落ち着く物も選んでいるようだ
ここも5つずつ選んで購入していった、まいどあり~
次は雑貨などの小物の店に行くとしようか
使用人や従者たち用って所だな
小物屋『百均』
小物屋では従者の人達が物の説明を聞き、手に持って確かめている
従者や侍女達は色々な品物を購入するようだ、王達から金額は気にしなくて良いとのお達しで買いまくっている、確かにここのは安いからな
王城の料理人にもお土産の品物を買うようだな、調理場で使える便利グッズの数々を購入している
さぁ最後はお土産の定番お菓子だ
色々目移りするだろうな
菓子屋『文化堂』
味見用を食べてどれにするか悩んでいるようだ
饅頭に大福に団子セット、ショートケーキにチーズケーキにチョコレートケーキ
他にもジャムセットにフルーツソースセット
甘くないお菓子も買っているようだった
ほんとにいっぱい買ってくな~
どうやら買い物は満足したようだ
お土産もいっぱい持ちお国への帰還の時が来た
「此度は大変有意義なバカンスであった、何か困った事があったら遠慮なく言ってくれ、出来うる限り力になろうぞ」
「これほどの歓待を受けたのだ、国を挙げて協力させてもらうからな遠慮なく言ってくれ、帰るのが惜しいくらいだ」
「あまり国を開けると色々と大変でしょうからね、また機会があればぜひご招待しますよ」
「「絶対だからな!」」
「はい、それでは無事にご帰還されるようお送りいたします」
王達は帰って行った
とりあえずはやり切った感じだ
うむ、しばらくはのんびりしたいな~
嫁達とのんびりな
それから数日が経過した
「マスター、中央部への手掛かりの惑星を見つけました」
「おお、見つかったか、どんな感じだ?」
「惑星『エウロパ』、それと惑星『ガニメデ』を見つけました」
「おお、人は居たのか?」
「それについてなのですが、文明が滅亡してしまっている事と、惑星の地表がクレーターだらけになっている事から考えて、超新星爆発があったのではないかと推測しました、ガニメデの方は生存者が居ましたので事情を聴いてみた所、やはり超新星爆発があったとの事でした、加えて惑星の名前も『レトックス』と言うそうです」
「超新星爆発があって良く生きてたな、無事だったのは何よりだ」
「彼等からルナルランド王国へ移住したいとの意見が出てます、許可しても良いですか?」
「何人くらい居るんだ?」
「61名の生存者が居ます」
「移住したいというならすべて受け入れて構わん、今後も移住したい人が居たら受け入れて良いぞ」
「了解しました、彼等の受け入れ準備に取り掛かります」
「任せたぞ」
更に数日後
「マスター、生存者たちからの情報を元に宇宙マップを作成しました所、惑星『ゼノン』、惑星『カイロス』が見つかりました」
「見つかったのは良いが、無事なのか?」
「ゼノンの方は駄目でしたが、カイロスの方は生存者が居り、皆移住希望だそうです」
「おお、何人くらい居た?」
「カイロスでは220名の生存者が発見されました」
「うむ、それくらいなら何の問題も無いな、高層マンションの空きが20棟あるしな」
「そうですね、人数が増えるようなら建設しても良いですしね」
「ああ、土地はいっぱいあるんだ、都市のドームを増やせばいくらでもな」
「彼等の迎え入れに移民船を派遣します」
「全部で281名か、これでもまだまだ都市としては人数が足りないからな、最低ラインとして5000人規模は居ないと都市とは言えないだろうな」
「ここから先の惑星には生存者の可能性は低くなると思います、中央部側からこちらに向かって超新星爆発があったようなので、中央部の被害は甚大だと思います」
「ふむ、こっちまでは到達しなかったのか?」
「流石に距離があったので到達していたとしても、威力が減衰していたのではないかと推測します」
「う~む、サンタ達の転移ってその爆発と関連性は無いのか?」
「....時期的に合致はしていますね、あまりにも不可思議な現象に巻き込まれた人数が多いですしね、マスターに関しては、関連性を見つけるのは無理そうです」
「俺のはイレギュラーだったんじゃないか?、サンタ達は時期が被りすぎているのと、場所的にも何らかの影響があった可能性は否定できないかもな」
「そうですね、そこの所の関連を調べるのは難しそうですね」
「まぁ、向こうにこういう推測があるが程度に話しておいてくれ」
「了解しました」
次話は中央部の生存者関連の予定




