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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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118 王族接待、首都&王族接待、2日目午後

首都一周観光です



ルナーパレスの食堂


「「おお、ベーダー殿待って居ったぞ」」


「お待たせしまして申し訳ない」


「「早速夕食にしようぞ」」


「そうですね、ご注文は決まりましたか?」


「わしはスシセットにすると決めた」

「テンプラセットだ、これに決めた」


「早速注文しましょう」


ウェイトレスに注文し料理が出来るのを待つ

夕食を食べ夜の自由時間に何をするかの話し合いをしている


レオロトス陛下は映画鑑賞をしたいと言う事で映画館にご案内だ


マルセルトン陛下はカジノで遊びたいと言うのでカジノへご案内だ


それぞれに案内人を付けて行動してもらうとしよう



翌朝


レオロトス陛下は映画がたいそう気に入った様子だった、そのせいで少し寝不足になっているようだ

映画の見過ぎを注意しておいた


マルセルトン陛下はカジノで勝ったようで上機嫌になっている、こちらもはまりすぎたようで寝不足だ

こっちも夢中になりすぎないように注意しておく


2日目の予定は首都一周観光だな


「今日の予定は午前中に首都の観光、昼食後は自由時間と言う事にしようと思いますが良いですか?」


「わしはそれで構わん」

「わしもそれで良いぞ」


「では首都をぐるっと一周観光しましょう、何かお気づきの点があれば言ってください」


「「うむ」」


王族達によるルナルランド王国の首都一周観光が始まった


ルナーパレスを出てまずは近場のルナーベイへ案内する


「ここがルナーパレスの要所の一つ、ルナーベイです、奇麗な海と砂浜でのんびり寛ぐも良し、皆で娯楽を楽しむも良しです」


「うむ、きちんと整備されていて奇麗な海じゃな」

「これだけの広さを確保するのは大変だったろう」


「はい、何しろここは月の上ですからね、何も無い所から海水を持ってきて、それから砂を持ってきてと大変でした、でもここまでの物が出来ましたよ」


「「見事じゃの」」


次の場所は隣の漁港だ


「ここが全ての魚介類を調達している漁港になります、ここで水揚げされた新鮮な物を速やかに各場所へ配送する事で、いつでも新鮮な魚介類が食べられます」


「アレは何をしておるんじゃ?」

「部屋へ運び込んでるのかの?」


「はい、あの部屋は冷凍室になってます、新鮮なまま鮮度を長く保つために冷凍保存をしてるんです」


「「凄いのぉ」」


この後にボイル室も見学し次の場所へと移動する

次は最近作った学校だ


「「ここが学園か」」


「はい、最近建設しました、まだ利用者数が少ないですが、これから増えると思うので大きめに建てました」


「新築だけあって奇麗なもんじゃのぉ」

「材質は何を使ってるか分からんのぉ」


「花崗岩と言う石を研磨して使ってます、ブリアレン火山で手に入れた物ですね」


「あそこか、ベーダー殿じゃなければ手に入れるのは不可能じゃろうな」

「そんなに危険な場所なのか?、装飾品として欲しかったんだが無理か」


「まぁ取ってくる事自体は大変でもないですし、暇がある時に採って来ましょうか?」


「「おお、頼めるかの?」」


「まぁ気長に待っててください」


「「うむ、待って居るぞ」」


学校の見学の後は病院も見学した

こちらも学校と同じ材質で作ってある、病院内は医療機器が多いが説明が難しい

詳しくは企業秘密と言う事にしてごまかした


次は住宅街を一通り巡ってから行政区へと入る

ここにはギルド関連の施設が多い為、人の往来も多い


「まだ人数的にはそれほど多くなかったはずじゃが、ここは人通りが激しく活気があるのぉ」

「これだけの人の行き来が多いのは、首都として栄えていて政策がうまく行ってる証拠だの」


そして最後に王城へ案内する

ルナルランド王国を作るうえで、外側は一番最初に作ったが、内装は後回しにしたからな、サンタ達が来る直前まで完成してなかったのは内緒だ


「最後はルナルランド王国の王城です」


「うむ、実に見事な造りで奇麗じゃのぉ」

「一部とはいえ補修して貰ったからのぉ」

「ぬ、羨ましいのぉ」

「ふぉっふぉっふぉ」


外側を見学した後は内側だ

ここで全員のお出迎えとなった


「ようこそおいで下さいました、アメリと申します」

「ナタリアなのです、ようこそなのです」

「レオロトス陛下、お父様、お待ちしておりました」

「マルセルトン陛下、お父様、長旅お疲れ様でした」


「ティア会いたかったぞ~、元気だったか?」

「セラの顔を見たら疲れなど飛んで行ったぞ」


「さぁここで立ち話も何でしょう、中へ入りましょう」


「「うむ」」

「「「「はい」」」」


応接間に通してしばし会談、この後昼食だ

皆で昼食を食べた後、午後からは各自自由に過ごす事になっている


レオロトス陛下はルナーベイで海水浴がしたいとの申し出だった

普段海水浴など危なくてできないからと言うのが理由らしい


マルセルトン陛下はもう一度永水樹の湖に行きたいとの申し出だった

あの幻想的な風景をもう一度見たいそうだ


護衛の立場としては複雑だろうが、俺の管理下にあるこの国では安全なのでそこは安心して欲しい所だ

言ってもしょうがない事なので黙っているけどな


それぞれ案内人と護衛を伴い遊びに出かけて行った

俺も夕食まで溜まった仕事を片付けておくか


次話は3日目の予定


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