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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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116 王族接待プラン&王族接待、始まり

お待たせしていた陛下たちを月面都市に招待だ



サンタの野郎にでかい借りが出来た、とんでもない性能の土産だった

何かで穴埋めしないとだが、あいつは遠くへ旅立ったしな

何か困った事があれば連絡してくるだろう

その時に力になってやるとしよう

こっちもそろそろ安定してきたし待ってるだろう陛下たちの接待をするか


両方の陛下達に予定を聞くと3日後から3日間だけ時間が取れるとの事だった

それなら3日後に向けて準備をしておくとするか

食料の方は既に準備は終わってるからな


最初の予定は

軌道エレベーターから上がってもらう

宇宙ステーションからの景色を見学

その後宇宙船に乗って月面都市まで宇宙旅行を楽しんでもらう事にしよう

月面都市に着いたらひとまずはルナーパレスに案内して

昼食をとってもらう事にしよう

その後は自由行動と言う事にしようかな

案内をそれぞれに着けて行動してもらうか

夕方に戻ってもらい夕食だな

夜は夜景を楽しむもよし

カジノにプールに遊園地に映画館と揃ってるしな


2日目は一国の王としての意見を聞きつつ都市の観光をしてもらおう

何か問題点があるなら教えてもらいたいしな

観光しつつ昼食をとって、その後は自由時間と言う流れで行くか

夕方に集まってもらい夕食後も自由時間で良いな


3日目は自由時間の後にお土産巡りかな~

それが済んだら皆を送り届けて完了だな


うん、一応このプランで行くとしようか

まぁ何か向こうから提案があったら、その都度聞くと言う事にしようかな

それじゃ~各所に通達をして準備してもらう事にしよう

通達はミカエルに行って貰う事にした


それからの3日間はそれなりの慌ただしさだった

とは言え大した混乱も無く準備は滞りなく完了した


陛下たちを招待する当日


「ようこそおいで下さいました、ここがルナルランド王国の玄関口『軌道エレベーター』です」


「「「「「おおお、これはすごい」」」」」


「うむ、遠くから見て気になっておったが、近くで見ると更にすごいのだな」

「全くだ、これほどの建築技術は他では不可能だろうな」

「そうですね、この技術は他に類を見ない物でしょうからね、それではこちらへお越しください」


陛下たちを案内してエレベーターに乗り込む


「これに乗って上まで行くと言っていたが、いまだに信じられない」

「同感だな、これほどの物を持ち上げるなどと、普通は考えられんからな」

「かなり特殊なものですからね、それにここまで巨大な物はこの星にはここにしか無いでしょう」


エレベーターが動き出すと一斉に警戒し不安を訴えてきた


「ベーダー殿、この奇妙な感覚は何だろうか?」

「エレベーターが動き出した時に体にかかる圧力です、もう不快な感覚は無くなってると思いますがどうですか?」

「うむ、確かに無くなったように感じる」

「実際には無くなってはいないですが体が対応して慣れたと言う所でしょう、止まる時も少し圧迫されるような感覚になるのでご注意ください」

「もう少し早く言って欲しかった」

「申し訳ありません、ですがこれは一度ご自身で体験しなければ分からない感覚だと思いましたので、今回はご説明を省かせていただきました」

「なるほど、まぁ確かにこの感覚を言葉で説明しようとしても無理だろうな」

「納得だのぉ」


その後徐々に上がる景色に皆が息をのむ


「移動してきた船にも驚いたがここまで高い位置へ来たのは初めてだ」

「今雲を突き抜けたようだ、眼下に雲海が広がるなど高い山にでも登らねば見えぬ景色であろうに」

「まだまだこれからですよ、この後空の上に出ますからね」

「「なんと!楽しみだのぉ」」


高度が上がり辺りの様子が変わって来た


「これが空の上か、我々の居た大地がこのようになっておったとは....」

「これは見た事が無い者に説明しても理解はされないだろうな」

「陛下たちにはこの景色を見てもらいたかった、どうですか?」

「ベーダー殿、これは素晴らしい景色だ、我々の暮らしている大地の全貌を見る事が出来る感動は言葉では表せぬ」

「全くだ、言葉も無いとはこの事だな」


そして軌道エレベーターは宇宙ステーションに到着した


「さぁこちらです、ここがルナルランド王国の受付のような場所です、ここで各行き先や許可証に不備が無いか確認する所になります」

「ほうほう、所謂城門や詰め所に相当する場所と言う事だな」

「はい、ここで危険分子の選別も行いますので重要な場所です」

「まぁベーダー殿を敵に回したら最後、破滅しか待ってはおらんだろうがな」

「言えてるのぉ」


連絡通路を通って豪華宇宙客船『シャインフロンティア号』に案内した

中ではメイドロイド達がお出迎えして、陛下たちを各部屋に案内してもらう

各自部屋に荷物を置いてきてもらい船内を案内する事にした


「この船の中は生活するうえで必要な物は全部そろっています、半年くらいなら収容人数が暮らしていけるだけの蓄えはあります」

「なんと!、そんなに長期間滞在が可能なのか」

「この船だけでも天地がひっくり返るようだのぉ」

「この後更にとんでもない物が見えてきますので、心の準備をしておいてください」

「「怖いのぉ」」


そして一行の前にデスハイブが見えてきた


次話は陛下たちが大はしゃぎの予定


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