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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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112 薬の開発&ルナルランド王国へ

嫁が増えました



エンプレス経由で嫁達にお嫁さんが増える可能性大と伝えてもらう

その結果、女子会を開くので連れて来て下さいとの返答があった

はぁ、まぁ仕方ない、そうなると母であるアリアさんも連れて行かない訳にはいかないよな~

まずは薬の開発を優先するとしよう


呼吸器系障害による病気か

有名な所では肺炎が真っ先に思いつく、だが俺は病気に詳しくない事を思い出す

こういった事は医者に効くのが一番だろう

医者ってああ~、俺の国に病院って建てたっけ?

建ててない、そういや学校もじゃないか?

これはエンプレスに連絡して病院と学校の建設をしてもらおう

場所は大通りに面していて病人の受け入れがしやすいように広く取ってもらおう

それと医者をどうするか、ユーラストは文明が発展してるから医療も発展してるだろう

医者と教師を数人都合してもらえるように打診しておこう


とりあえずユーラストには手に入れた薬草のデータを送信しておく、医療機関に成分の抽出とこの薬草を元に薬が開発できないか研究してもらおう

俺の方は今ある材料で何とかできないだろうか?

俺自身が何か所持してなかっただろうか?

目に付くものを片っ端からインベントリに放り込んだからな~

ちょっと整理しつつ調べて見るか~


う~ん、使えそうなのはソーンアロエかな~

殺菌消毒作用があるしこれとこの薬草(名前知らないな)の成分を混ぜてみよう

水に関してはあれを使って見るか、ラヴァツリーに蓄えられている水だ

全部混ぜてちょっと味見.....ギャース!

これはいかん、いかんよ~、マズ過ぎて毒と間違えられるぞ

元々この苔の薬草が苔臭い、ソーンアロエだけだったら無味に近いから大丈夫だけど

混ぜるな危険な作用が起きたな

この味の暴力を何とかしないとな


(エンプレス、ものすごく飲みにくい液体を苦労なく飲む方法って何かあるか?)

(それでしたら液体を粉末にしてカプセル錠に詰めて飲めばどうですか?)

(おお、その手があったな~、早速試してみるよ)

(お役に立てたなら幸いです)


液状にして飲むという固定観念に捕らわれてたな、粉末にしてカプセルに詰めてっと

良しっ!、完成だ

念の為スキャニングアイで効果を調べておく


名称:呼吸器系疾患回復薬

概要:呼吸器に疾患または障害のある人へ投与すると症状が改善する薬、朝と夜の食後に1個服用


ふむ、問題無いようだな

これを20個くらい作っておくか10日分ってやつだな


アリアさんの為の準備も整ったし色々と説明して返事を聞くとしよう

レリアさんとアリアさんに事情を説明して、よく考えて答えを出してほしいと言ったら即答で行くと言われた、それだけ俺の嫁になりたいと言う事なのかな?、もしそうなら嬉しいと思う

アリアさんも薬を用意してあるので問題無いと言ったら一緒に行きたいとの事だった

置いていくわけにもいかないからな、まぁ予定通りになって良かった


村長には俺の知り合いに病気に詳しいやつが居るので、アリアさんを見てもらいにつれて行くと言う事にして話を通しておいた、道中は俺が守るし容態が悪くなる前に採ってきた薬草を飲ませるので大丈夫だと言っておいた

最初は渋っていたがアリアさん本人も行きたいと言ったので村長も折れたようだ

病気が完治する可能性が高い事が決め手になったんだろう

ここで時間を取られると面倒なのでさっさと出発する

一応村から追跡者が居ないか確認したが、居ないようなので離れた所で小型宇宙船を出す


「これに乗ってくれ」

「「.....」」

「大丈夫か?」

「はい、これはなんでしょうか?」

「あ~、質問は後にしてね、誰かに見られると面倒だからね」

「分かりました、レリア乗りますよ」

「あっ待ってお母さん」


2人を乗せて光学迷彩を発動、浮上して大気圏を通過


「エンプレス、格納庫のハッチを開けてくれ」

「了解しました」


「さぁ到着しましたよ、大丈夫ですか?」

「「.....」」コクコク

「大丈夫じゃなさそうだがここでこうしててもしょうがないからな、行きますよ~」


俺は2人を引っ張るようにして部屋へ案内した


「この部屋は自由に使って良いですからね、何かあったら声を出せば聞こえますので呼んでください、それと飲み物と軽い食べ物はここに置いておきますので、落ち着いたら食べてください」

「「分かりました」」

「それじゃちょっと用事があるので失礼しますね」


俺は色々と確認の為部屋から出た


「エンプレス、問題は無いか?」

「はい、何も問題はありません、このままルナルランドへ帰還します」

「そっちは任せるぞ」


夕食の用意をしてこよう

色々とあったので軽い物にしておこう

スープとパンに付け合わせでサラダと煮物くらいにしておこうかな


その後夕食の時間になり部屋を訪れると2人共寝ていた

まぁ驚きの連続で疲れただろうし仕方ないだろうな

テーブルの上に夕食をとアリアさんの薬を乗せて部屋を後にした


1時間後にレリアさんから呼び出しがあり部屋に向かう


「ベーダーです何かありましたか?」

「入ってください」

「失礼します」

「まずは夕食をありがとうございます、それとお母さんの薬がとても飲みやすくなってました」

「ベーダーさんお薬ありがとうございます、この薬はとてもよく効くみたいで体調がすごく良いです」

「それは良かった、説明したけどルナルランド王国に着いたら俺の嫁達と会議、と言うかお茶会があるのでそこでゆっくり話し合ってください」

「「はい」」


その後も何事も無くルナルランド王国に到着した


次話はいよいよ連動する予定


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