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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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105 トーマスさんに打診&軌道エレベーター

トーマスさん久しぶりの登場です



レネンカフェの店が3つ出来ている

店の中にはまだレネンは居ない

それもそうだ、レネン自体20匹しか居ないんだ店1つでも足りるだろうに

店の為にレネンを仕入れて来る事になった、まぁ需要があるのは良い事だ

それにしてもだ、行商の専門家に任せたい案件だな~

はっ!、居るじゃん!、行商の専門家!

戻ったら聞きに行ってみよう、後専用の宇宙船も作っておこう


数日後


「トーマスさん、お久しぶりです」


「これはこれはベーダー様、ようこそいらっしゃいました、お噂は聞き及んでますよ」


「流石に知ってますか」


「本日はどのようなご用件でしょう?」


「実はですね、行商を専門にしている人を雇いたいなと思いまして、トーマスさん俺の所に雇われませんかと言うお誘いに来たんですよ」


「なんと!、ベーダー様の国でと言う事で宜しいのでしょうか?」


「そうなる、もし受けてくれるなら詳しい話をしたいんだがどうだ?」


「それは勿論受けさせて頂きます」


「おお、それは良かった、国御用商人って言う肩書になるのかな」


「それはありがたい事ですが、宜しいのですか?」


「トーマスなら問題無い、人柄も知ってるし、何より世話にもなったしな」


「いえいえ、お世話になったのはこちらの方ですよ、盗賊から助けて頂いたのを初めに海賊から従業員を救って頂いたり船を提供して頂いたりと、それはもうお世話になりっぱなしですよ」


「なら俺の所で色々と面倒な取引を指揮してくれないだろうか?、知ってると思うが月に都市を築いて移民を受け入れて、今のところ大きな問題は無く順調のようなんだ、だが今後人が増えたりすると必要な物資が増えたりしそうだからな、そこで各場所との取引を専門に扱ってくれる人物が必要だろうと思ってね、もっとも大変なのが他の惑星『ユーラスト』と言うんだが、そことの取引が時間もかかるし俺が行くと言うのも向こうとしても対応に困ると思うからな、そこで俺の代わりに物資などの取引をしてくれる役目をトーマスさんにしてもらいたい、勿論船はこちらで用意するし操船に関しての乗組員もこちらで用意するので船団の責任者と言う立場になって欲しんだ、どうだろうか?」


「それは凄い事になりそうですね、ちなみに船と言うのはどういった物でしょうか?」


「空の彼方へ飛んで行ける宇宙船と言う種別の船ですよ、現在建造中だけど数日後には完成するので完成したら案内しますよ」


「操船の乗組員はどのような方でしょうか?」


「人じゃないんだ、俺が従えているゴーレムの一種だと思ってくれれば良い、操船や緊急時の戦闘もこなせるのでトーマスさんの安全は出来るだけ対策しますよ」


「今回必要とされているのは私一人だけでしょうか?」


「出来ればトーマスさんの商会丸ごとが理想だけど、せっかくここまで大きくした商会を無くすのは勿体ないでしょう?」


「なるほど、でしたら問題ありません、この商会は別の物に任せる事にします、実は副会頭が独立したいという話が出てたんですよ、私も彼なら商会長としてやっていけると思ってたので引継ぎをするように指示を出してたんです、それならばいっその事この商会を彼に譲ると言う方が早そうですし都合も良いでしょう、私のほかに何人か従業員を連れて行くというので問題無いですか?」


「うむ、それで問題は無いな、何人位になるんだ?」


「私を含めて全部で8人になります」


「それだけで大丈夫なのか?」


「問題ありません、船の操船に人を割かなくて良い分余裕があるくらいですよ」


「そうか、ならその人達に打診しておいてくれ、色々と準備とかあるだろう?、何時頃迎えに来れば良いんだ?」


「5日後でお願いできますでしょうか?」


「構わない、それじゃ5日後に迎えに来る」


「はい、この度はこのようなお引き立て誠にありがとうございます」


トーマスと別れてこっちも色々と受け入れ準備を済ませておくか

それと下まで宇宙船で降りてくるのはやっぱり大変だよな、特に周りがな

前々から考えていた軌道エレベーターを作った方が良いだろう


「エンプレス、クルス島に軌道エレベーターを設置したい、少し高い場所で研究施設から離れた場所が良い、資材の作成と衛星軌道上にステーションの建造も頼みたい、後惑星上の移動用の船とステーションからルナルランド国までの移動用の宇宙船も建造してくれ」


「軌道エレベーターの規模はどういたしますか?」


「一度に50人位、重量で10トンまで耐えられる規模で作ってくれ、上りと下り合わせて2機ずつ作れば問題無く稼働するだろう、研究施設は隔離して入れないように頼む」


「軌道ステーションの方の規模はどういたしますか?」


「そっちはルナルランド国に行く者とステーション内で過ごす者に分かれるだろうな、ルナルランド国行きは当然その分のお金がかかる事になるからな、軌道エレベーター自体の使用料に関しては入場料程度の安い物で良いな、ステーションで宿泊したり食事をしたりする施設を作って回収すれば良いだろう、後は宇宙船の発着場があれば良い、ステーション内の上限人数としては500~700人位で作ってくれ」


「惑星上の船の規模とルナルランド国間の宇宙船の規模はどうされますか?」


「下のは100人乗れる規模でとりあえず2隻あれば良いだろう、上のは200人規模のをやはり2隻だな、これで作っておいてくれ」


「了解しました、早速取り掛かります」


流石に5日で軌道エレベーターは出来なかったので、トーマスさん達一行は直接宇宙船で迎えに行く事になった


次話はトーマスさんへの説明とか軌道エレベーター関連の話の予定


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