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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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99 ミカエル&のんびりタイム~

いくつか整備した後は至福ののんびりタイムを満喫します



「マスターご報告があります」

「何か問題でもあったか?」

「問題は起きておりません、ネプテュヌの基地が完成しました、マスターからご指示のあった海産物のリスト作成に取り掛かっております」

「おお、基地が出来たか~、海産物リストの方は任せるぞ、月面都市の方はどうなってる?」

「そちらは現在半分ほどが建設完了しております、都市が完成した後はどうされるのでしょうか?、住民は一人も存在しておりませんよ」

「それについては都市が完成してから各方面に公表して住民を募る予定だ、今は都市完成を目指してくれれば良いよ」

「了解しました、それと月面都市に関して改良点に気が付いたのでご報告します、水道は完備しているようでしたけど下水道の方は整備されてませんでしたので、こちらで新たに施設を作り整備しておきました」

「ああ、悪いすっかり抜け落ちてたな、ついでに月面都市の管理AIも作っておいた方が良いな」

「そうですね、各所で連携がしやすくなります」

「AIに関しては近いうちに作っておく」

「畏まりました」


やはり都市を作るとなると色々と問題が発生するもんだな~

シミュレーションゲームのようにポンと作るのは難しい

それでも普通に作るよりはるかに簡単なんだろうけどな

まずは都市管理AIを作るか、エンプレスと連携して活動できるようにしてもらおう

そうだ!、セイバーチャリオットに搭載されているAIを複製強化して使用しよう

『ミカ』を複製したあと強化して名前を『ミカエル』に変えた、これを月面都市の管理AIとして設置しよう、設置場所は城の地下とバックアップ用にもう一か所作っておこう

早速月面都市へ設置しに行く、エンプレスとのリンクも完了して都市機能の全てを管理してもらおう


「私は名前はミカエル、マスターのおかげでかなりの成長が確認されました、今後ともよろしくお願いします」

「うん、エンプレスとも連携して活動してくれると助かる、月面都市の管理はミカエルに任せたからな」

「畏まりました、エンプレスお姉様宜しくお願い致します」

「ミカエル、良い子ね、こちらこそよろしくお願いします」


なんかちょっと怪しい雰囲気が漂っているのは気のせいだろうか?

気にしたら駄目だ、戻って今後の事を考えよう


ドーズ島へ戻って来た

アメリとナタリアが出迎えてくれる

「お帰りなさいませ」

「お帰りなのだ~」

二人の頭をナデナデしつつアメリのケモミミをモフモフする

「うん、癒されるな~」

「んぅ、ベーダー様ぁ、駄目ぇ...」

「おっと、ごめんごめん」

「羨ましいのだ~ナタリアもかまって欲しいのだ~」

「分かった分かった、今日はのんびりしような~」

「わ~いなのだ~」

「よ、宜しくお願いします」ポッ

たまにはこんな日があっても良いだろう

昼食を食べた後はビーチで日向ぼっこ、夕方はリバーシで対戦をし、夕食後も対戦をした、ナタリアが初勝利を収めて終了した、お風呂で二人をアワアワにして奇麗に洗ってあげる、勿論全身くまなくだ、二人からエッチッ!と言われるが無視した、こんな役得放棄できる訳ないだろう?

夜は3人で語り合い(物理)、空が白んできてから眠りについた


翌朝

二人はまだ寝ている、流石に俺も疲れている、うん、ここは二度寝をする事にしよう、お休み~


日がかなり高くなってから目が覚めた、二人は...起きているようだ

「二人共おはよう」

「おはようございます」ポッ

「おはようではないのだ~、やりすぎなのだ~、体がだるいのだ~」プンプンッ!

「悪かったよ、ご飯にしよう、なっ?」

「分かったのだ~、お寿司が食べたいのだ~」

「私もお寿司が食べたいです」

「用意するので着替えて待っててくれ」

「はい」

「はいなのだ~」


御所望のお寿司だが今日はさらに追加でクレスポート産の食材も使って行こう

ディープシーサーペントの炙り

マッドシャークのフカヒレ巻き

近海で取れたイカも追加だ

そしてニジガイはお吸い物にしよう

後はこの間と同じラインナップだ

お寿司が完成したので二人を呼びに行く

「ご飯できたよ~」

「はい、今行きます」

「行くのだ~」

二人がやって来た、おお、アメリはフワッとした青い服を着ていて艶々の毛並みと合っている

ナタリアの方はフリルの付いたゆったりとしたピンクの服を着ている、しゃべらなければ何処かのお嬢様に間違えられる事だろう

「お待たせしました」

「早く食べるのだ~」

アメリをモフリたい衝動を抑えてテーブルに着く、我慢だ

「今日のお寿司にはこの間は無かった物を追加してみた、上に山葵が乗っているの肉のやつと巻き物になってやつと白いやつな、お吸い物もニジガイで作ってみたよ、食べてみてくれ」

「凄い豪華ですね、頂きます」

「頂きますなのだ~」


俺も食べる事にしよう

うん、イカは甘みがあり歯ごたえも弾力があり旨い、次はディープを行ってみよう

おお、流石ステーキになるだけの食材だな、コンブのとは違うパンチ力がある、これぞ肉!って感じだ

厳密には肉じゃないとは思うがまぁ問題無い

フカヒレ巻きはうまく出来てるかな~、うん、シャキシャキとした歯ごたえに漬けたタレの味が染みていて旨いな~

ニジガイのお吸い物もいってみよう、出汁にフレッシュコンブを使って見たのとカニの甲羅を焼いて混ぜて取ってみた、これは良い味だ、濃厚だけどすっきりとしていて飲みやすい

「二人ともどうかな?」

「とても美味しいです、この白いのはイカですか?、私はこれが気に入りました」

「どれも美味しいのだ~、このスープは凄いのだ~、おかわりなのだ~」

「気に入って貰えて何よりだ、まだまだあるからたくさん食べてくれ」

「はい」

「食べるのだ~」


そして今日ものんびり過ごす事になった

夜は勿論朝まで寝かせなかった


次話は月面都市関係を進めていくかな~


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