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黒衣のソース使い  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
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96 食材探し&食材確保

食材だ~美味い食材が居るぞ~

捕まえろ~



現在海の中、深度150メートル付近

大きなカニが居る、全長5メートルほどの毛ガニだと思う、見た目は美味そうである


スキャニングアイ!


名称:ジャイアントヘアリークラブ

概要:トゲがびっしりと生えた巨大な蟹、大きなハサミで貝を割り中身を捕食する

価格:1匹1ディアルム

備考:身はとても濃厚で美味しい、蟹味噌は更に濃厚で深い味わい


うん、捕まえよう

これは良い土産になると思う、各所におすそ分けするために何匹か捕獲していこう

他にも何かうまそうなの居ないかな~


深度200メートル付近

ここから一気に深さがきつくなるみたいだな、海の断崖って感じだ

おっ!


スキャニングアイ!


名称:ソードフィンツナ

概要:高速で泳ぐマグロ、尻尾は非常に切れ味が鋭いので注意が必要

価格:1匹5ディアルム

備考:切れ味の良い尾ひれで獲物を切り裂き食す、身は赤身で脂がのっていて美味しい


これは是非とも捕まえなければいかんな

蟹と違って高速で泳いでいるから大変だな

大きさは全長3メートルほどか、この惑星ではこいつは大物なのか小物なのか分からんな、もう少しデータが欲しい所だ、データに関しては後で良いか、今はマグロだ

とは言え流石に泳いで追いつける速度では無いな、定置網ならぬ定置ドローンで行くか

確かマグロって泳いでないと酸欠で死ぬんだろ、ドローンを網を張るように配置して通過する際に取り付き口を塞ぐ、うまくいくか分からんが試してみるとしよう~


結果は大成功だ

まぁドローンが数機食われたけど

おかげでエラ呼吸が出来なくなりそのまま動かなくなって死んだ

収納して捌いて各部位毎に分けておく

赤身に中トロ、大トロ、頭も丸ごと取っておく、目玉の所がうまいらしい、食った事ないので後で試してみよう、結構な量だが皆におすそ分けするとなると少ないよな、後何匹か見つけて狩っておこう


その後マグロは2匹手に入れた

現在は深度300メートル付近

おっと何か居るな


スキャニングアイ!


名称:スピアオクトパス

概要:槍のような足が8本生えた大なタコ、槍のように固い足は死ぬと柔らかくなる

価格:1匹5万ディアー

備考:身は柔らかく美味しい、煮て良し焼いて良し


タコだ~、タコ飯、タコ焼き、酢だこ、刺し身でも良いな~

捕獲だ~

向こうも俺に気が付いたようだ、不規則な動きで近づいてくる

スババババッ

槍足による攻撃仕掛けてきた、距離を取って回避

再び近づいて来た所を一瞬だけブレードを出して眉間?に一突きした

良し仕留めたぞ、回収~

他には居ないようだから他を探そう


現在深度500メートル

一応の海面へ到達した、ここら辺は砂地のようだ

そして居ると言うかあるな


スキャニングアイ!


名称:ラージクラム

概要:超巨大なハマグリ、生涯のそのほとんどを動かずに生きる、2本の水管から海水ごと魚を吸い込み捕食する

価格:1匹2万ディアー

備考:身は濃厚で美味しい、焼くだけでなく煮物やスープにも合う


ほうほうこいつは良いね~、ハマグリか~ってでっか!

1メートルくらいあるぞ、どうやって仕留める?、ハマグリの急所って何処だよ?

中心部を一刺ししてみるか

ズボッ!

おっ、倒せたようだ、回収~回収~

こいつは美味そうだからいくつか捕獲していこうかな

砂浜で5つのラージクラムを捕獲した

ここら辺はこんなもんかな~

あっちに進むと更に深くなっているようだな


現在深度650メートル

これは何だ?


スキャニングアイ!


名称:フレッシュケルプ

概要:光の届かない深海に適応するために特殊な進化をした海藻、植物と動物の両方の性質を持つ

価格:1枚1万ディアー

備考:身は肉厚で美味しい、当然ステーキが一番良い


え?、海藻なのに動物の要素あるの?、見た目昆布だと思うんだが?

あっ、コンブから細い触手が伸びてるな、触腕?ってやつか?

ああそうか、あれで魚を捉えて溶かして栄養に変えてるのか

それってイソギンチャクじゃないのか?

試しに1枚刈り取ってみるか

ふむふむ、緑の液体が流れてるんだが?

ちょっと気持ち悪いぞ、説明では美味いと書かれてるんだがな~

まぁ液体はこの際見なかった事にしよう

コンブを10枚ほど刈り取っておく

こんな所かな~、いったん戻るか~


基地建設予定地へ戻って来た

基地の地上部分はもう出来ているようだ

後は海中の潜水艇基地部分だけのようだな


「エンプレス、ネプテュヌの情報はどれくらい集まった?」

「はい、現在の進捗は80%ほどになります、思った通り地上、海上には知的生命体の反応はありませんでした、海中にしても今の所発見に至っておりません、おそらくですが生き残りは居ないと思われます」

「やはりネプツュヌの人々は絶滅していると考えて間違いないか」

「まだ確定はしてませんが、ここまで見つかって無い事を考えるとその可能性が高いでしょう」

「ここの管理は新しいホムンクルスに任せよう、俺はいったん戻る事にするよ」

「了解しました」


俺はユーグレシアに戻って来た

さてと手に入れた食材をどうしようかね~

皆へのおすそ分けとして配りに行くとするか


次話は捕獲した食材をおすそ分けする予定


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