282 邪魔野次
* * *
「肆ノ型を覚えて帰ってもらいまーす」
俺が宣言した瞬間、会場が凍り付いた。
ちょっと何言ってるかわからない、という風に。
「…………とッ」
ムラッティが声を裏返しながら口にする。
「というのは冗談でしてッ! ね!? セカンド氏、ね!? これ、説明、これ説明から始めましょう!」
手をバタバタとさせながら、汗だくで読み回し用の冊子を配るムラッティ。何を焦ってんだか、まあいいや。
今回はうちの使用人の協力もあって、二十冊ほど用意できた。四日かかってようやく完成したムラッティ作のミミズ字ノートを必死に解読しながら大急ぎで書き写してもらったのだ。仕事や訓練もあっただろうに、ありがたいことである。
……よし、決めた。学会が終わったらプリンター買おう。三十億CLまでなら出してもいい。
「あー、えー、それ、読んでもらったらわかると思うんですがね、えー……と」
冊子が回し読みされる中、ムラッティはとても喋り難そうに口を開いた。
というか、こういう場で喋り慣れていないのだろう。それもそうだ。こいつは人見知りレベル99である。こうして人前でまともな言葉を発せられているだけで奇跡的だ。よく見ると、ムラッティの右手に握られている台本が残像が見えるくらい震えている。
ムラッティがあわあわしている間、会場はざわざわと騒がしかった。主に冊子に目を通した人から順に隣の人と会話を始めているという感じだ。
いかんな、なんとか注目を集めなければ。
「ムラッティ」
「な、なんでござりましょ、セカンド氏」
「朔望加算、お前クッソ興奮して俺に語ってたよなさっき」
「ンッホ、そりゃもう!」
「スイッチも同じように語ってやれ。皆を俺だと思って」
「!」
とにかく一方的に喋りまくってしまえ。いくらざわついていようが、こっちにはマイクがある。
「ほら、こっから。魔術習得には必ず何を満たさなきゃならないんだ?」
「会得三条件ですな! ……よし、拙者にお任せをっ」
ムラッティは、覚悟が決まったような勇ましい顔で台本をインベントリに仕舞うと、マイクを握った。
「偉いぞ、それでいい」
俺が頷いて褒めると、ムラッティは喋り始める前にちらりと振り返り、こう口にした。
「……セカンド氏、勘違いしないでくだされ」
「ん?」
「貴方がそこにいるから、拙者は立っていられるんですぞ」
…………死亡フラグ?
ムラッティは脚ガクガクのマイクぶるぶるで一歩前に出ると、いよいよ語り出した。
「み、皆様」
……と思いきや、一言だけ発してフリーズする。
集まる視線、大量に噴き出る汗。ギギギと錆びたブリキ人形のような動きで、ムラッティが俺の方を見る。
クククとその情けない様子を笑ってやると、ムラッティはきょとんとした後、むっと口を一文字にして、会場の方を向き直った。
「魔術を習得するには必ず三つの条件を満たさなければならないと、私ムラッティ・トリコローリ並びにセカンド・ファーステストは、そう提唱いたしゃっす!」
そして、やけくそという感じで喋り出す。いいぞいいぞ。
「魔術習得に必ず必要な条件は以下の三つです。
1.壱ノ型を除き、一つ前の型を習得している。
2.各種魔術に設定された“スイッチ”を全てオンにする。
3.1と2を満たした状態で魔導書を開く。
我々はこれを“会得三条件”と呼んでおります、ええ、ええ」
我々っていうか、ムラッティが勝手にそう呼んでいるだけである。
ただ、色々と精査した結果、この三つの条件は間違いなさそうだ。少なくとも壱~肆ノ型については。
「まあ詳しい実験内容は冊子を読んでくださればそれでいいでしょう! それより何より私ムラッティが声を大にして主張したいことがございましてですねぇ!!」
おっ、エンジンがかかってきたか。
「スイッチですよスイッチ! 魔術習得においては他のスキル習得と似通った特定条件が存在せず、魔導書の熟読と魔術の熟練によってのみそれがもたらされるという通説を覆すもの! それがスイッチ! 嗚呼スイッチ! スイッチ、フォーエヴァー……!」
むぎゅっと自身の豊満過ぎる肉体を抱きしめて興奮するムラッティ。
ざわざわと、また違った意味合いのざわめきが起こったが、半ばトランス状態のムラッティは全く意に介さず言葉を続ける。
ちなみにスイッチは俺が何かの拍子にぽろりと口にした単語で、ムラッティがやたらと気に入ってこの名前になった。
「スイッチはですなぁ、属性と型によってそれぞれ違いがあるということがわかっているんですなぁ。会得三条件の2番は概ね四つほどのスイッチで構成されておりまして、型が上がるにつれオンすべきスイッチの難易度が相対的に上がるであろうと考えられるんですなぁ。これって何かに似ておりませんか? そぉう! 魔術以外のスキル習得条件に相違ありませんなぁ。やはり魔術も他のスキルと同様に特定条件を満たす必要があったというわけですなぁ」
そう、スイッチ。
各属性の各型にそれぞれ四つほど設定されているスイッチを、全てオン状態にしなければ、その魔術は覚えられない。多分。
「魔術の習得方法というこれまでどうしてか着目されてこなかった分野ですが、より微視的な、かつ巨視的な観察が必須であると言えましょう。というのも、今日に至るまでスイッチの存在に気付けなかったのは魔術習得の細部に目を向けようとしていなかったからであり、急務とも言える他のスキル習得方法との関連性の明確化はより広い視野を持ったより学際的な内容の研究を必要としているように思います。今後の魔術研究において、ひいては魔術界の発展と魔術師全体の水準の底上げにおいて、これは最重要課題となり得ると私ムラッティはそう思いますなぁ」
人によって得意不得意が~魔術の理解度が~などと言っていた魔術学校の学生たちは、結局このスイッチをオンにできていなかっただけであり、才能や向き不向きなどちっとも関係がない。「得意属性」のように偏りが出ていた理由としては、属性ごとのスイッチの特徴と彼らの練習方法との嚙み合わせが影響していたのではないかと考えられる。
本当ならゆっくりじっくり検証して、全属性の全型のスイッチを解明したいところだが、今回はま~あ時間がなかったので……一つだけ。
「というわけでしてぇ、今回は《風属性・肆ノ型》のスイッチを予想しました。《風属性・肆ノ型》を未習得の十名に協力いただいて、冊子に書いてあるような実験を行いまして……えー、まあ、ええ。スイッチがわかっちゃったというところでございます、ハイ」
おい、大事なところで言葉を濁すな。
いや、ムラッティのやつ、そろそろ燃料切れか?
「えー……」
眉をハの字にしてチラチラと俺を見てくる。どうやら正気に戻ったようだ。
しょうがない、俺が引き継ごう――と、マイクを受け取ろうとした矢先。
「――ふざけるなッ!!」
マシンガントークが止まるタイミングを見計らっていたのだろう。イーコイさんが怒号を飛ばしてきた。
「なんだこの粗末な研究は!! 三条件? スイッチ? たったの十人だと? なんの根拠もない! 十分な検証がなされていない! 何故こんな半端なものをこの場でそれほど堂々と発表できる! 君らは魔術師会の面汚しだッ!!」
すげぇ、正論だ。
「まあまあ、落ち着いて」
反論しようもないので、俺はとりあえず宥めようと声をかけた。
しかしイーコイさんは依然としてブチギレている。
「期待して損をした! ワシに喧嘩を売っているのか! そうなんだろう! いい加減なものを出しおって! 許せん! さっさと出ていけ!」
「いや、すんません、ちょっと黙っててくださいうるさいんで」
「~~~ッッ!!?」
俺が人差し指を立てて「しー」とやると、イーコイさんは血管が何本か切れるんじゃねぇかってくらい顔を真っ赤にしてぶるぶると震えた。
メッチャ野次ってくるじゃん、鬱陶しい。今は無視だ無視。
「どうもセカンド・ファーステストです。今日は、《風属性・肆ノ型》のスイッチって実はこうなんじゃないかなと、一応の予想ができたので、発表しようと思います。じゃあとりあえず書きますね」
前置きもそこそこに、備え付けの黒板へ向かってチョークを走らせる。
《風属性・肆ノ型》のスイッチ予想を公開する――今日やりたかったことは、これだ。
スイッチさえわかっていれば、あとは会得三条件の1と3を満たすだけで簡単に覚えられてしまう。そう、このスイッチこそが、魔術習得のミソなのである。
「A.《風属性・参ノ型》を二十回以上詠唱・発動する。
B.《風属性・参ノ型》9級を達成する。
C.《風属性・肆ノ型》16級における詠唱時間とクールタイムを把握する。
D.《風属性・肆ノ型》の詠唱開始から完了までを三回以上観察する。
はい。この四つのスイッチをオンにした状態で魔導書を開けば、おそらく誰でも覚えられます」
「…………え、それ言っちゃって……?」
会場の何処かから、そんな戸惑いの声が聞こえてきた。
まあ、駄目でしょうね。ムラッティも言っていたが、「魔術の習得条件」についての研究は長年タブー視されていたそうだ。ありとあらゆる利権が絡み合っているのだろう。知らんけど。
だが、たった今、俺のせいで《風属性・肆ノ型》はメチャメチャ簡単に覚えられる【魔術】になってしまった。
オリンピアのような見上げた騎士道精神の持ち主がいたら、怒って抗議してくるだろうな。「努力を水の泡にされた」と。もしくは「せっかく頑張って《風属性・肆ノ型》覚えてマウント取ってたのに!」か? いずれにせよ、そういった考えは捨て去らなければ今後のこの世界ではやっていけそうにない。
何度も言うが、全習得、全九段、これが前提だ。
この世界の秩序は乱れるかもしれないが……残念ながら、俺に付き合ってもらうしかないな。
「勿論、このA~D以外にもスイッチが隠されている可能性は否定できない。年齢は十五歳以上でしか試してないし、もしかしたら年齢制限があるかもしれない。その辺は今後の研究で詰めていく予定です。まあ、あとは冊子に書いてあるんで読んどいてください。えーと、感想? そうだなあ……CとDのスイッチを発見するのが難しかったかな。うちの使用人十人くらいに協力してもらって、丸一日かかった」
メヴィオンプレイヤーのゲーム勘みたいなもので、ある程度の当たりをつけながらできたから、逆に丸一日で済んだとも言えるが。
「ど、何処までもふざけおってからにィ……!」
イーコイさんはどうにも俺が気に入らないようで、非常に激オコでいらっしゃる。
「何が気に食わない?」
「何もかもだッ! 嘘も大概にしろよ若造が!! 丸一日だぁ!? 舐め腐りおってぇッ!!」
本当に怒ってるな。人をここまで怒らせたのは初めてかもしれない。
「俺が嘘を言っていると思うから怒ってるの?」
「当たり前だ!! 学会を! 魔術師を! ワシを! 愚弄するでないッ!!」
「学会? 魔術師?」
「そうだ! これまで一体どれだけの魔術師が、魔術研究に身を捧げてきたかお前は知らんのか! 魔術の進歩の為に、学会の発展の為に、どれだけの魔術師がッ……! だというのにお前らは! こんな嘘塗れの根拠に欠けた劣悪な発表をしやがって!!」
なるほど。
「悪いが知らん。俺にはそんな高尚な考えはない」
「はぁぁ!?!?」
イーコイさん。魔術師会では相当な権威なんだろうが、期待外れだったな、どうやら利害は一致しないようだ。
彼を唸らせるつもりでいたが、この分だと難しいかもしれない。
「この発表を聞いた皆さんは、帰ってから存分に研究するといいでしょう。他の属性や型の魔術習得も同様に、スイッチはおそらく似たような形で存在している。協力してくれる人を集めたり、色々な条件を試したり、とにかく金と時間のかかる研究だろうが、やってみる価値はあります」
「…………」
皆もそうだ。会場の人々の殆どが、半信半疑の顔で聞いている。
ムラッティのように瞳を輝かせて聞いている者など数えるほどしかいない。
懸念は的中した。こいつら皆、魔術師の成長など、魔術の発展など、微塵も望んじゃいない。
いいや、かつては望んでいたのかもしれない。だが、今は「口だけ」だ。明確に。
何がそうさせる? 地位か? 利権か? 軍事利用を恐れているからか? 面倒事に巻き込まれたくないからか? 仕事を増やしたくないからか? わからない。
「イーコイさん、皆さん、何か勘違いしているようだから言っておきます。俺は別によかれと思ってやっているわけじゃない。俺がやりたいからやっているだけです」
わからないが、ただ一つ言えることは……邪魔だ。
「魔術の進歩、学会の発展。素晴らしいと思う。否定するつもりはない。しかし、それによって魔術師の成長が阻害されているのであれば、俺はぶち壊す以外に考えが浮かばない」
「ついに本性を現したなッ!」
「いやいや、本性も何も、魔術師を育成する気なんてさらさらないキャスタル王国魔術師会は元から俺の敵です。ついでに言っとくとお前らの汚職も知ってるぞ。帰ったら覚えてやがれ」
「ッ……!?」
「オランジとマルベルとカメルはどうでしょうね? 敵?」
各国の研究者たちは皆、苦い顔で視線を逸らす。
身に覚えがあるのか。それとも、立ち位置を決めかねているという感じか。じゃあ――。
「《風属性・肆ノ型》未習得、《風属性・参ノ型》9級達成済み、かつ二十回以上詠唱・発動を行っている方、挙手をお願いします」
百聞は一見に如かず。
いよいよ本題に入れる。
「ありがとう、では前へ」
俺は挙手をしてくれた五人の研究者を壇上へ招いた。
彼らは、既にスイッチのAとBがオンになっている人たち。すなわち……。
「《風属性・肆ノ型》16級の詠唱時間は5.1秒、クールタイムは8.0秒です。それでは今から俺が三回詠唱するので見ていてください」
「は、はあ」
こうして、スイッチのCとDを半強制的にオンにしてやる。
「以上。これでA~Dの全てのスイッチがオンになりました。あとは会得三条件の3番を満たすのみです。ということで、どうぞ」
俺はインベントリから《風属性・肆ノ型》の魔道書を取り出し、彼らに手渡した。
彼らは戸惑いながらも受け取ると、順にパラパラと開いて中を見る。
「開いた瞬間に習得したはずです」
「……!?!?」「うわっ!?」「えッ!!」「ちょっ!!」「嘘!?」
ね、簡単でしょ?
「このように、スイッチさえ特定してしまえば魔術の習得は効率化できます。以上で発表を終わります。ありがとうございました」
「ま、待て! イカサマだ! サクラを使ったのだろう! いや、袖の下か! なんにせよ不正は許せん!」
嘘八百ではないことを証明し、発表を終えようとしたところで、イーコイさんに止められる。
まだ疑っているようだ。
「イーコイさん、《風属性・肆ノ型》覚えてますか?」
「黙れ! ワシを侮辱したこと、即刻謝罪せよ!」
「覚えてなさそうですね。じゃあちょっとこれ見てください」
「な、何をッ――」
《風属性・肆ノ型》の魔導書を開いて無理やり見せる。
彼のスイッチも既に全てオンになっているはず。流石に参ノ型は覚えていると思いたいが、果たしてどうだろうか。
「……………………」
イーコイさんは、はたと動きを止めて、一点を見つめたまま硬直した。
おそらく……自身のスキル欄に突如として加わった《風属性・肆ノ型》の文字を見ているのだろう。
唸らせることはできなかったが、黙らせることはできたな。
よし、これでいい。これで十分だ。研究としてはお粗末でも、《風属性・肆ノ型》の覚え方と、スイッチの存在をばらまくことに成功した。
特に、ここオランジ王国でばらまけたというのが大きいな。
というのも、これまでキャスタル王国とマルベル帝国にばかり肩入れしていたから、ここらでいっちょパワーバランスを調整しておかないと、調子づいたシガローネあたりが戦争を仕掛けかねない。
どうせ各国の研究者たちがこのスイッチの情報を国に持って帰って研究しても、研究内容を全公開するような気概のあるやつなど一人もいないだろう。誰もが秘匿し、己の武器にしようと考えるはずだ。
だが、オランジ王国の研究者たちはそうも言っていられない。何故ならここはオランジ王国であり、多くのオランジ王国関係者が来場しているからだ。きっと軍の人間も紛れている。この場に居合わせたオランジ王国の魔術研究者たちは、軍に問い詰められた時、しらばっくれることなどできないだろう。
「ありがとう、ムラッティ。実に有意義だった」
「ふぇっ? あ、あじゅす! 拙者こそ、ゆ、ゆ、有意義でしたぞ」
共同研究、やってよかった。
ムラッティのおかげでスイッチの存在を確認することもできたし、本当に有意義だったな。
「帰りも送っていこうか?」
「あ、いやいやそんなわけには! 拙者は後夜祭に出ますし、それに、その、なんか、聞きたがってるなぁ~という感じがひしひしとですね、ええ、つまり、質問攻めの悪寒が……」
「逃げちまえよ」
「……まあ、逃げたいのもやまやまですけどね、ええ、スイッチについては今のところ拙者しか答えられないといいますか、なんといいますか」
「語り足りないってか」
「いやぁはは」
こいつ、マジで誰よりも魔術師について考えてるんじゃないだろうか。
「すまん、じゃあ、あとは任せた」
「お任せを!」
安心して任せられるな。
是非とも魔術の習得方法を広めていってもらいたい。
「セカンド氏は直帰ですかな?」
「ん? いや」
そういえば、せっかく来たんだ、会っておきたい人が一人いる。
「ちょっと、ノヴァに――」
――と、ちょうど俺が口にした瞬間。
バァン!! と大きな音を立てて、会場のドアが吹き飛ぶくらいの勢いで開かれた。
お開きムードだった会場は一気に静まり返り、皆がドアの方を振り向く。
そこには……ノヴァ・バルテレモン、この国の陸軍大将の姿があった。
ノヴァはつかつかと早足で歩いて、俺の方へと近づいてくる。
その途中から、早足は駆け足となり、駆け足は疾走となった。
そして――。
「――セカンド~~~!! 私に会いにきてくれたのだな~~~ッ!! 嬉しいぞ~~~~!!!!」
「うおっ!」
相変わらずデレッッッデレの顔と声で、俺に全力で抱きついてきた。
俺はぎゅっと抱き返して、なんとか受け止める。
「 」
不意に、ちらりと目に入った、イーコイさんの顔。
何かありえないものを見るような、驚愕の表情だった。
いや、イーコイさんだけではない。
この場にいる全員が、目を見開き、大口を開けて、唖然とした表情を浮かべている。
…………え、どゆこと?
お読みいただき、ありがとうございます。
★お知らせ★
書籍版7巻が2021年5月10日に発売予定です。
面白かったり続きが気になったりしたお方、画面下☆から【ポイント】評価★を入れて応援していただけたら最高です! そうすると作者が喜んで色々とよい循環があるかもしれません! 【ブックマーク】や《感想》や《イチオシレビュー》もとてもとても嬉しいです! 「書籍版」買ってもらえたり「コミカライズ」読んでもらえたり「宣伝」してもらえたりしたらもう究極に幸せです!! 何卒よろしくお願いいたします!!!
次回更新情報等は沢村治太郎のツイッターにてどうぞ~。