240 糞武器信任認識不足
ゴルド・マルベル:皇帝
クリアラ・マルベル:皇妃
メルソン・マルベル:皇女・姉
ライト・マルベル:皇子・弟
ナト・シャマン:マルベル帝国将軍・近衛騎士長
シガローネ・エレブニ:マルベル帝国宰相
スピカ・アムリット:マルベル帝国の占い師
セラム:メルソンの狗
ジョー:セブンに洗脳されている衛兵
オリンピア:皇子付き近衛騎士・セブンの側近
カサブランカと名乗った彼女は、静かで平淡な声をしていた。ユカリに似た冷たさを感じる話し方だが、彼女にはユカリのような毒舌はなさそうだ。
髪型は、ハンサムショートと言うんだろうか。流行りのショートカットの黒髪で、左耳にピアスが一つ。身に纏った黒装束を除けば、とても暗殺者には見えない風貌である。
「どうも初めましてセブンです」
とりあえず挨拶を返すと、カサブランカは無言で一礼した。
さて、聞きたいことが山ほどあるぞ。まずは、そうだなあ……。
「影王戦に出ていたのか?」
俺が尋ねると、カサブランカはちらりとスピカさんの顔を見やる。スピカさんは「どうぞご自由に」という風に小さく首を動かした。
「影王は私です。キャスタル国王暗殺未遂は、私を殺したと思い込んだメルソン殿下付き影が私になり代わって行ったものです。それを予想していたスピカ様は――」
「いや、そんなことはどうでもいい。影王戦は、お前自身が出場しているのかどうか。それを聞いている」
「!」
陰謀的なアレソレは特に興味がない。俺が気になるのは、目の前の女が本物のタイトルホルダーかどうかだ。
「……はい、二年前までは」
「ほー?」
「私は元より黒装束の下で男のふりをしておりましたが、二年前から中身は別の者に入れ替わっておりました。キャスタル国王への面通しの際は、レイスという変化の魔物を使用し、私も別の者も同じ容姿の男に揃えて化けておりました」
「レイス! へぇ~、そうやって何重にも姿を変えているわけか」
「はい」
恐れ入った。本物の暗殺者だな。正体の隠蔽は常に一切手を抜かないわけだ。
レイスの存在もちゃんと知っていると来た。まあ、暗殺者が鬼ならレイスは金棒に違いないから、知っていて当然と言えば当然なのかもしれない。
ああ、なるほど。帝国の“針検査”は、カサブランカ発スピカさん経由のアイデアか。
「今の姿もレイスで化けていたりするのか?」
「いえ、スピカ様からのご命令ですので、紛れもない私の素顔を晒しております」
……という嘘だろう。彼女ほど徹底しているプロフェッショナルが俺なんかに素顔を晒すとは思えない。
それとも、プロの暗殺者の顔を晒すほどの価値が、この昼食の一時にあったのだろうか?
「ところで、二年前から入れ替わっていたという別のやつも、強かったんだろう? それなのに殺されたのか?」
「影は手練ればかりです。影王にほど近い実力があったとて、不意を突かれれば脆いものです」
「あ……そう」
不意を突かれたくらいで崩れる脆さの影王は、ちょっとお呼びでないなあ。
影が手練れというのも、あまり頷けない。確かに不意を突ければナトを倒せるくらいの火力は出せるだろうが、その程度でタイトルホルダーの口から手練れとか言われてもなあ。
……と、ここまで全て俺を油断させるためのブラフかもしれない。あまり素直に受け取り過ぎない方がいいだろう。
だが、少し気になることが出てきたぞ。
「なあ、どうして二年前から他人に影王を任せていたんだ? 身の安全のためだけではないだろう? せっかく影王として君臨していたのに、それを他人に譲ってまで優先したいことがあったのか?」
「一番の理由は、スピカ様の護衛のためです。皇帝陛下専属占い師となられる際、私を傍にと仰ってくださいました」
へぇ、護衛のために影王の中身を譲ったのか。つまり二十四時間付きっ切りの護衛なんだろう。凄いな。
「それに、他人では御座いません。影王の中身は、私の妹でした」
「……!?」
妹だと?
「殺されたんだろ……?」
「はい」
「はいって……いいのかよ、それで」
「いずれはそうなる日が来ると、覚悟しておりましたから」
「覚悟……覚悟か」
カサブランカにとって、スピカさんはそこまで大切な存在らしい。妹が殺されるとわかっていながら、傍を離れられないほどに。
それが、覚悟だと? 覚悟で済ませていいわけないだろう。
変わった女だ。俺にはその感覚、一生かかってもわからない気がする。
「――はい、おしまい。これが私の影の正体。影王が護衛にいるなんて、凄いでしょう?」
俺が腕を組んで唸っていると、スピカさんがぽんと手を叩いて話を切り替えてくる。
同時に、カサブランカは再び覆面を被り、音もなく去っていった。
「凄いというか、なんというか」
俺は思わず微妙な反応をする。今のカサブランカの話を聞いたら、俺にはどうにもスピカさんの護衛という仕事が邪魔なことのように思えて仕方がないのだ。俺だったら、考える間もなく、護衛を他人に任せてタイトル戦を優先するだろうから。
そんな俺の反応を見たスピカさんは、それまでの自慢気で鼻高々といった風な表情から一変、むっとした表情を見せた。
「カサブランカの正体なんて、私と陛下以外は誰も知らないことなのよ? それを知れたというのに、なんとも思わないの?」
「いや、まあ、凄いことなんでしょうけど……」
そんなこと言われても、一方的に見せられただけだしなあ。
「……ねぇ、じゃあどうしたら信頼してくれる?」
俺が濁しながら返答すると、スピカさんは湿った瞳で俺へとにじり寄りながらそんなことを口にした。
「ねぇ、ねぇ、ねぇ」
「ちょ、ちょちょちょっ」
あんまり近付かれたり触れられたりすると、変化が解ける可能性もある。俺は間合いを詰められないよう反対側の座椅子へと移動した。そこにスピカさんが追い付いてきて、俺がソファに移動すると、スピカさんもソファへ。俺が座椅子に行くと、スピカさんも座椅子へ。そんな風にグルグルと三周ほど追いかけっこを続ける。
結局、四周目あたりでスピカさんはほんのり赤く染まった頬をぷくっと膨らませて、俺への接近を諦めた。どうやら少し酔っぱらっているようだ。
「あ、そうだわ! 私のコレクション見せてあげる。気に入ったのがあったら、一つだけなら持っていってもいいわよ」
なんだなんだ、忙しない人だな。
スピカさんは急に立ち上がったかと思えば、部屋の奥から何かの箱を持ってきて、俺の隣のソファに腰かけた。
「うおっ!」
「ね? ね? 凄いでしょ? 何が欲しい?」
箱の中には、めちゃくちゃでかい宝石の付いた指輪やら何やらがぎっしりと詰まっていた。
一体いくらするんだろうか。この箱一つで、うちの豪邸一つ分くらいにはなりそうだ。
「確かに凄いですね」
「うん。ね、ほら、好きなの選んで」
「いや、別に欲しくはないですけど」
「……え、そうなの?」
「はい」
宝石に興味はないし、金にも困ってない。パッと見、使えそうな装備品もなかった。
「え……っと」
スピカさんはパタンと宝石箱の蓋を閉めて立ち上がり、そわそわと部屋を見渡しながらうろうろし始める。
何をそんなに俺に見せたがっているんだろうか?
手作りの料理に、カサブランカの正体、宝石コレクションと来て、お次は――。
「あ、じゃあ、これはっ? 武器! 男の子って、こういうの好きなんでしょう?」
「!」
武器! うん、好き。
俺がつい立ち上がると、スピカさんは「よしっ」という風に小さくガッツポーズをして、俺を部屋の奥へと誘った。
「陛下に貰ったものや、カサブランカが手に入れてきたものがここに置いてあるの。好きなのを取っていっていいわよ」
部屋の隅にごちゃっと置かれた装備品の数々。宝石類より随分と雑な扱いだが、ザッと見たところこっちもかなりの高級品ばかりだ。
おいおい、掘り出し物がありそうでワクワクするな。これなんでも貰っちゃっていいの? マジかよ、アガるぜ。
「うふふ。ゆっくり見ていってね」
色々あるぞ~。アクセ系が多いが、武器や防具もある。おっ、あれはメヴィオンでは「リッター1キロ」とか馬鹿にされていたエメラルドバックラーか。壊れやすいくせに全然強くなくて、修理のたびに大量のエメラルドが必要とかいうクソ燃費盾なんだよな。ほうほう、こう見るとネタ装備も多いな。
おや、噂をすればクレッセントソードだ。こいつは扱い方に物凄く癖があってなかなか面白いんだが、如何せん使うメリットが少なすぎるから欲しいとは思えないなあ。
むむっ! ダイアモンドダガー発見! 強そうな名前とカッコイイ見た目に反して、バラして素材にした方がまだ使えるというクソ武器だ。見た目に惚れたやつがなんとかなると信じて実用化を模索していたが、数分もすればどうにもならないと己の認識不足を痛感し始め、十分後には鍛冶屋に任せてバラしていやがった覚えがある。
ただ、素材やインテリアとして考えたらそれなりの価値があるので、このコレクションの中では今のところダイアモンドダガーが第一候補だろう。
…………いや待て。よく考えろ。何をサラッと貰うつもりでいるんだ俺は。
これ、完全に“餌付け”じゃないか。
スピカさん、明らかに俺を手懐けようとして――。
「ッ!!」
「きゃっ!?」
俺が素早く振り返ると、お盆に飲み物を載せて近付いてきていたスピカさんは短く驚きの声をあげた。
危ない。背後を取られるところだった。
……いや、考え過ぎか。彼女は飲み物を持ってきてくれただけだろう。
「すみませんが、用事を思い出しました。またの機会に」
「え? え、ええ……それなら仕方ないわね。それじゃあ、また来てね」
俺はスピカさんの持っているお盆から片方のグラスを手に取ってグイっと一息に飲み干し、早足で部屋を出た。
彼女は俺を利用しようとしている。それは間違いなさそうだ。
しかし、何に利用しようとしているのかがサッパリわからない。
恐らくは、その前段階として、俺に気に入られようと画策しているのだろう。
だが、そのやり方は……まるで小さな子供が相手の気を引こうと持ち物を自慢するような、おかしな幼稚さを感じた。
彼女は何処かズレている。クレバーな面を見せる時もあれば、今回のように子供っぽい時もある。酔っぱらっていたから? いや、その前から傾向は感じていた。必死さのようなものがあった。
いずれにせよ、興味深い。彼女が何を狙っているのか、高みの見物と行こうか――。
* * *
明くる朝。
「増えてる……」
セブンの部屋の前の廊下を朝一番に通ったメイドが、眉間に皺を寄せてそう呟いた。
ここのところ、廊下に不審者が転がっていることが多いのだ。
三日前は一人だけ転がっていた。
二日前は一人、セブンの執務室の前に転がっていたと同僚のメイドから聞いていた。
昨日は三人、執務室からナトが連行していったと聞いていた。
そして今朝は、五人も転がっていた。
「???」
徐々に増えてきている。
しかし、帝国城内は何故だか特にこれといって騒ぎにはなっていない。
メイドは首を傾げつつも、慣れた様子で衛兵へと伝えに向かう。すると、気絶した暗殺者たちは数分で回収されていった。
「一体なんなのでしょうか。朝まで飲んで酔い潰れてしまったのでしょうか? それもよりによってセブン様のお部屋の前で。全く、いい加減にしていただきたいものです」
苛立ち気味に呟くメイド。それもそのはず、朝のこの時間は、彼女にとっては一大イベントと言っても過言ではない。
一緒に朝食を取るため、ライトがセブンを訪ねてくるのだ。
どう考えても普通は逆でなければならないが、セブンの朝というのは徹夜で仕事をしているか寝坊するかのどちらかである。一緒に食べたければ、先手を打って自分から訪ねていくしかない。つまりライトがセブンの部屋を訪れるというのが、彼らの食事の合図になっていた。
と、そういった彼らの暗黙の了解をメイドは魂のレベルから尊いと理解しているので、不審者なんぞに二人の邪魔をさせてなるものかと思っていたのだ。そして、謙虚に、こっそりと、慎み深く、二人の様子を観察しては、メイドたちの間で密に共有するのである。
さて、今日はどのようなオカズでご飯を食べられるのかと、そろそろライトが訪ねてくるだろう時間となって、メイドが廊下で準備妄想を始めていたところ……なんとも予想外の客が現れた。
「――セブン? おはよう。もう起きているかしら?」
スピカ・アムリットである。
スピカは侍女も連れずに単身セブンの部屋を訪れると、ドアをノックして、返事も聞かぬままドアノブを捻った。
当然、鍵がかかっている。ドアが開くことはない。
「…………残念」
何回かガチャガチャとドアノブを捻ってから、そう一言だけ呟いて廊下を去っていくスピカ。
「あらら……噂は本当のようですね」
その一部始終を盗み見ていたメイドは、期せずして裏付けを取ってしまったようだ。
昨日、メイドたちの間で「スピカ様はセブン様を狙っているのでは……?」と噂されていたのである。
それは、シズン小国への出発の前に二人で話していたところを目にしたメイドの証言と、昨日の昼にどうやら食事を共にしていたらしいという確証のない噂の、たったそれだけの話が膨らんだ結果の憶測であった。
しかし不思議なことに、彼女たちの予想はあながち間違いではないと言える。現に、こうして朝からセブンの部屋を訪ねてくる程度には、スピカはセブンのことを狙っていた。
「要警戒と、皆に伝えなければ」
ライトとセブンの邪魔者は、どうやら廊下に転がる不審者だけではなさそうである。
メイドはため息を一つ、そろそろ訪れるであろうライトを迎える準備のため、自分の仕事へと戻っていった。
◇ ◇ ◇
「また失敗? 五人もかけて? 嘘でしょう? 嘘だと言って」
「残念ながら」
メルソンの深い深いため息が、部屋中に響いた。
彼女の前で残念と口にしたナトは、しかし残念そうな顔はしていない。
「ナト。お前は早くあれを仕掛けて」
「昨日の朝からずっと機会を窺っておりますが、少しも隙を見せません」
「そう……」
これは事実であった。
昨日の朝の一杯のコーヒーを最後に、ナトはセブンを相手に本気で仕掛けに行っている。しかし、セブンは全くと言っていいほど隙を見せない。いよいよピークを迎えんとしている暗殺に、セブンも本気を出し始めたのだ。
力の抜きどころと入れどころを心得ているセブンのその臨機応変で手馴れた様を見て、ナトは敵ながら感心してしまったほどである。
現状、セブンはバウィにのみ気を付けていればよいと言えた。何故なら、セブンは暗殺に異様に強かった。
世界一位というあまりにも有名すぎる看板を背負っていれば、戯れのPKなど毎週のように現れる。ゆえに、セブンには特に自覚はないが、この世界へとやってくる前から、セブンは暗殺者という存在に非常に慣れた状態であった。
加えて、寝込みを襲われる際の対策も、盗賊に襲われた時の経験をきっかけに“定跡化”がかなり進んでいる。
つまるところ、セブンを暗殺するにはそれ相応の相手でなければ不可能と言っても過言ではない。
「――報告いたします」
メルソンとナトの間が静かになってしばらく、二人のもとに何処からともなくセラムが訪れた。
「例の組織についてか」
「は」
メルソンが聞くと、セラムは短く頷き、言葉を続ける。
「暗殺者組織ダバストについてですが」
帝国一と謳われる裏の暗殺者組織「ダバスト」――同業だからこそ知り得た極秘情報で、セラムは帝都マルメーラ北の森の中にあるダバストのアジトへと辿り着いた。
そう、メルソンからの依頼である。メルソンは形振り構わず、ナトが出した案を手当たり次第やってでも、セブンを排除せんと動いていた。
ゆえに、一流暗殺者の影たちの間でも帝国最強と名高い暗殺者組織ダバストの協力を取り付けるため、秘密裏にセラムを向かわせていたのだ。
影にも勝るほどの実力を持った暗殺者たちを大勢雇えば、流石のセブンでも太刀打ちできないだろうという考えである。
「どう? 協力は得られたの?」
「は、それが……」
しかし、ダバストと接触してきたであろうセラムは、どうにも煮え切らない声を出す。
「何? まさか逃げ帰ってきたわけでは」
「い、いえ、違います。間違いなく、ダバストのアジトを訪れました」
「では何故言い淀む」
「つ、潰されて、いたのです。跡形もなく……!」
「――っ!?」
ダバストは、壊滅していた。
そのような噂など、影たちには欠片も聞こえてきていなかった。同業組織のそういった噂は風よりも速く流れる。すなわち、噂が流れてきていないということは……それほど一瞬で根こそぎ潰されたか、誰もが口をつぐむほど恐ろしい存在に潰されたか、どちらかであろう。
「では、暗殺者の協力はどうなったと言うの!」
「お待ちください。ただで帰ってきたわけでは御座いません」
「!」
メルソンはダバストの協力を得られなかった焦燥感から声を荒らげたが、セラムは落ち着いてそう答えた。
そして、ゆっくりと口を開く。
「アジトをくまなく観察したところ、血痕の付着した恐らく犬であろうと思われる体毛を発見いたしました。付近の足跡を見るに、ダバストを壊滅させた者はその犬を抱えて帝都マルメーラへと歩いて移動したとわかりました」
「……犬を……?」
「はい。そして、帝都マルメーラ内の雑貨店、特に犬用の製品を置いている店を重点的に調査したところ……ダバストを壊滅させたであろう男を特定いたしました」
「!!」
セラムの言う調査とは、店主を拷問して情報を吐かせるようなことを意味する。
その結果、セラムは怪我をした犬を連れた男の情報を入手していた。
「男は犬の首輪やリードなど大量の犬用製品と、加えて自身のものであろう日用品を購入し、店を出たそうです。男の喋り方に少し違和感を覚えた店主は心配し、去り際に何処へ行くのかと声をかけたところ、帝都西の海岸沿いにあるログハウスに住んでいると話していたと。恐らくはこの男で間違いないでしょう」
「……西海岸のログハウス、ね。よくやったわ。他に情報は?」
「黒髪黒目、長身で眼鏡をかけた男だそうです」
「十分ね」
そこまで聞いたメルソンは、やにわに立ち上がり、口にする。
「ナト、支度をなさい。午後一番に出発するわ」
今すぐに、会わなければならない。
帝国一の暗殺者組織をたった一人で壊滅させた男。その者ならば、きっと、セブンを倒せると信じて――。
お読みいただき、ありがとうございます。
面白かったり続きが気になったりしたそこのお方、画面下☆から【ポイント】評価★を入れて応援していただけたら最高です。そうすると作者が喜んで色々とよい循環があるかもしれません。【ブックマーク】や《感想》や《レビュー》もとてもとても嬉しいです。「書籍版」買ってもらえたり「コミカライズ」読んでもらえたり「宣伝」してもらえたりしたらもう究極に幸せです。何卒よろしくお願いいたします。
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