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231 段位落下、辛いんだ。


ゴルド・マルベル:皇帝

クリアラ・マルベル:皇帝の妻

メルソン・マルベル:皇女・姉

ライト・マルベル:皇子・弟


セラム:メルソンの狗

ナト・シャマン:マルベル帝国将軍・近衛騎士長

シガローネ・エレブニ:マルベル帝国宰相




 更に一日移動して、ようやくカメル神国との国境に到着した。


 異様な光景だ。


 オランジ王国陸軍は、遺跡の残骸が点在するがらんとした砂漠地帯にずらりと兵を横並べして、俺たちを待ち構えている。


 その数、三千はくだらないだろう。


 そしてこちらの歩兵隊も、人数はどっこいどっこい。シガローネさんの予想がぴたりと当たったようだ。


 さて、しかし平和的会談だというのに、ああして兵を並べているということは……ノヴァのやつ、どうやらその気・・・らしい。


 あれの意味するところが自衛にせよ抑止にせよ挑発にせよ、向こうは「いつでもおっ始められるぞ」と見せつけているわけだ。



「止まれ。何が起きてもこの場から決して動くな」


「おうよ! 聞いたかおめぇら! この場から一歩も動くんじゃねぇぞ! 動いたやつぁわしが叩っ斬るからな!」



 俺は隊長に指示を出して、オランジ王国陸軍から三百メートル以上離れた地点で停止すると、馬を降りて一人で歩き出した。


「お、おい!? セブン、おめぇ……」


 後ろから隊長の困惑する声が聞こえる。


 だが、歩みは止めない。隊長たちも動かさない。あちらがその気なら、俺だってその気なのだ。



 一人きりで数千の兵に接近する。これは、最大級の挑発である。


 もっとも、これを挑発と受け取るか、歩み寄りと受け取るかは、ノヴァ次第だ。



「よーし」


 第一関門突破。


 あちらからも一人、俺に接近してきている。


 間違いない、ノヴァだ。


 まさしく正々堂々。彼女は一対数千で対面してもいいところを、あえて一対一の対面を選んだ。彼女の後ろの兵士たちも、こちらと同様に、誰一人として動かない。


 ああ、こういう気合の入った女、やはり好きだ。



「――クハハッ、一人で近付いてくるとは驚いた。帝国にもまだ骨のあるやつが残っていたか」


 砂漠の中心で、互いの兵士に遠く囲まれながら、俺たちは再会を果たした。


 ノヴァはまだ俺を俺だと気付いていない。



「まあ、意外と、捨てたもんじゃない」


 俺は本心から返事をする。


 ノヴァは「ほう」と呟いてから、言葉を続けた。



「何処で聞いたか知らないが、セカンドの真似をしても無駄だ。しかしその敏感な耳と、毛の生えた心臓だけは褒めてやろう」


 おっと、俺の名前が出てきたぞ。


 俺自身は俺らしさというものがよくわからないが、どうやら今の返事は俺らしかったみたいだ。


 だが、まだバレてはいない。ノヴァは俺がセカンドの真似をしていると思っているらしい。


 確かに、あんだけデレデレになっている様子を大勢に見せていたんだから、ノヴァの弱点はセカンドなのではないかと思われる可能性もある。ノヴァも、会談の際にそこを突いてこられることは想定内だったというわけか。



「さて、お前のお陰で私はとても気分が良くなったぞ。有意義な会談が進められそうだなァ?」


 ……いや、想定外だったみたいだ。明らかに怒っていらっしゃる。意図せずして挑発が成功してしまった。



「待て。動揺させようとか、そういう目的があってやったわけじゃない」


「ではなんだと言うのだ。オランジ王国陸軍大将ノヴァ・バルテレモンの前で喋っていることを忘れるなよ」


 だって本人なんだもの……とは、言いたいが言えない。


 もう変化へんげを解いて正体を明かしてしまおうかとも考えたが、やはりリスキーだ。いくら離れているとはいえ目の良い兵士が一人くらいはいるかもしれない。



「…………」


 俺は一先ず黙った。


 ノヴァの出方に合わせて、タイマン勝負へと持ち込むためだ。


 小競り合いなど、する必要はない。


 いちいち口で言わんでも、どうせ後で全てわかるのだ。


 試合とは、何よりの会話なのだから。



「黙るか。まあよい。小手先の牽制はどうあれ、今のこの状況が互いの立場をよく表している」


 互いの立場、ね。


 兵を睨み合わせておきつつ、お互いのトップが歩いて対面した。つまり、相当な緊張状態にはあるが、お互いに文字通り歩み寄り・・・・の余地も持ち合わせているということ。


 だが、それは国に限っての話。ゆえに立場とノヴァは表現した。


 個人的な感情と、立場的な主張が、違っているということ。


 ノヴァの本音、俺にはなんとなく伝わってきている。


 アレを試してみたくて、うずうずしているのだろう?



「マルベル帝国の要求は、オランジ王国がマルベル帝国のシズン小国駐留を認めること、オランジ王国軍がカメル神国から撤退すること、この二つだ」


「オランジ王国の要求は、マルベル帝国軍がシズン小国から即時撤退すること、並びにマルベル帝国がシズン小国と不可侵条約を締結すること、この二つである」



 要求は見事に正反対だ。


 シズン小国に居座りたいマルベル帝国と、シズン小国から追い払いたいオランジ王国。


 居座ることができたら、帝国はカメル神国を侵略しやすくなる。追い払われたら、逆にオランジ王国に居座られて帝国はカメル神国への足掛かりがなくなる。


 フカシン条約……よくわからん。地歴の最高得点は4点だった。


 とにかく、その要求を呑むのは、帝国としては無理だということだ。


 となれば、妥協点を探り合うしかない。



「互いに撤退するというのはどうだろうか」


 俺が提案してみると、ノヴァは鼻で笑って答えた。



「信じられるわけがなかろう?」


 だよなあ。



「じゃあこっちは撤退するから、そっちはシズン小国に兵を置かないと約束する感じで」


「ならん。帝国軍が即時撤退しシズン小国との不可侵条約を締結してからであれば、その要求にも応じられよう」


「それこそ信じられない」


「では不可侵条約締結と同時に、協定を結ぼう」


「そもそも条約を結ぶつもりはない」


「話にならんな」


「埒が明かないな」


 互いに譲れない部分がガッツリ重なってて、話が進みそうにない。



 ……頃合いか。


 さあさあ、お待ちかね。



「そしたら、白黒つけようか」


「戦争も止むなしと言うのか?」


「違う。俺と、お前でだ」


「…………ほう」



 沈黙の後、ノヴァがニィと笑った。


 やはりこの女、戦闘狂のきらいがある。


 全くイカした大将だぜ。



「それは、この前闘神位ノヴァ・バルテレモンとお前、一対一で決着をつけるという意味で、間違いあるまいな」


「間違いない。勝った方の妥協案・・・に従う、これでどうだ?」


「面白い。妥協案というのが、特に」



 要求を丸ごと通すとなれば、流石のノヴァでも受けてくれないだろう。そう踏んで、この条件を提示した。どうやらお気に召したようだ。



「だが、それよりも……」


 ノヴァは組んでいた腕を解き、鋭い歯を見せて笑いながら言葉を続ける。



「クハッ、クハハハッ! 似ている! もしやセカンドと兄弟ではあるまいな? であれば私は挨拶をしなければならないか」



 ウケた。


 俺の態度が真似ではなく素だと気付いたのだろう。



「お前のその自信、まるでセカンドを見ているようだ。期待させてくれる」


「お前の方こそ、負けるつもりはなさそうだ」


「無論。試合の前に負けを考える馬鹿などいない」



 ノヴァは目を鋭くして、何処かで聞いたような言葉を口にした。


 既にやる気満々のようだ。



「さて、いつ始める?」


「今すぐにでも」


「……ッ」



 俺がそう返すと、ノヴァは一瞬、呼吸を詰まらせる。



「……気迫まで、そっくりときたか」



 そりゃ本人だもの。


 俺とて、やる気は満々だ。


 特に今回は、条件が条件だから。


 かつてなく厳しい勝負・・・・・になる、それが自分でもよくわかっているのである。



「距離を取れ。コインが落ちたら、開始だ」


「わかった」



 観客は、百五十メートル離れた場所にいる帝国と王国の兵士たち。


 試合は、“決闘冠”を使用しないガチの殺し合い。


 こちらの条件は、一つ。1ダメージも受けてはいけない、ただそれだけ。


 ああ、いや、違う。もう一つある。あちらは「アリアリ」ルールだが、こちらは「ナシナシ」ルールだ。


 アリアリとは「変身アリ召喚アリ」を意味する。ナシナシとは「変身ナシ召喚ナシ」のこと。


 何故俺が変身も召喚もできないのかというと、兵士たちに俺がセカンドだとバレるからである。アンゴルモアなんて珍しい精霊を出したら一発だ。あんこは砂漠のど真ん中なので出せないし、ミロクもあまりにも特徴的すぎる。変身したら無敵8秒間の効果でレイスが吹き飛んでセルフ変化解除になってしまう。



 だが、ノヴァは違う。


 そう、俺が八冠記念パーティで彼女に教えたスキル、それは――《変身》。



 パーティが終わってからまだ十日ほどしか経っていないが、彼女のことだ、間違いなく既に覚えている。


 これで《精霊召喚》や《魔召喚》まで使われたら流石に終わりだが、一対一と明言している以上、彼女は召喚できてもしないだろう。


 よって、俺は変身した彼女に、無変身の状態で、一撃も喰らうことなく勝たなければならない。


 しかも、「攻撃を受け止める」という行為が、ダメージに繋がる場合もある。具体的には、相手の《飛車体術》を《角行盾術》で受け止める、《銀将体術》をぶつけ合う、など。少しでもダメージが通ってしまう対応はNGとなる。


 すなわち、条件は想像以上に厳しい。



 まあ、勝つけどさあ。




「!」


 コインが落ちた。


 ノヴァの初手は《龍馬体術》。ダッシュパンチで接近しようという考えだ。



「――ッ!?」


 そうはさせない。


 俺は《歩兵弓術》で先手を取り、そこから速射を続けた。


 いつものロングボウではなくショートボウにしている。速射に特化させ、ノヴァを対応に追わせるためだ。


 【弓術】は十回連続で速射を続けると、十一回目の攻撃までに5秒間のクールタイムが発生する。そのため九回目で1.2秒置いてやる必要がある。


 その隙を、ノヴァは見逃してはくれない。


 それまで必死に避けていたノヴァが、九回目の僅かな間に合わせてこちらへと疾駆してきた。


 なるほど、忘れがちだが、彼女はとても頭が良い。知識も相当にあるようだ。【体術】ばかりかと思っていたが、【弓術】の知識もあるらしい。



「ク、ハハッ」


 が、それでも近付けさせません。


 ノヴァは俺のスキルを見て、引きつった笑いを見せた。


 今回の条件的に、俺はノヴァを接近させたら負けなのだ。ゆえに戦法も遠距離系のものに限られる。


 《龍馬糸操術》。何本もの糸を放射状に散らして触れた対象を拘束するスキルだ。


 流石はノヴァ、ギリギリのタイミングで発動したというのに、俺のフロロカーボン16lbを見事に回避した。


 俺は即座にスキルキャンセルし、再びショートボウを構える。



「やはり……ッ!」


 ノヴァは俺の手を読んでいたようだ。


 ショートボウを取り出すタイミングで《香車体術》を発動し、下から上へと恐るべき速さでキックを振り抜く。



「!」


 目潰し――砂漠・・というフィールドを利用した一手。


 そして同時に、これは煙幕にもなっている。


 狙いが定め難くなるため、遠距離攻撃に対しては非常に有効。これ以上ない、一石二鳥の手だ。



 ……最高だな、ノヴァ。センスがずば抜けている上に、戦い慣れている。


 だが、俺ほどではない。



「何!?」


 俺は即座にショートボウを捨てた。インベントリに仕舞っている暇はなかった。そして、ミスリルスピアを取り出し、《金将槍術》を準備して、ノヴァによる追撃の飛び蹴り《桂馬体術》に合わせて発動する。


 槍の金将は反撃。攻撃を受け止めるのではなく、受け流して相手へと返すスキル。よって1ダメージも受けることなく攻撃に対応できる。


「ぐッ……!」


 ノヴァは《桂馬体術》分の威力が乗った《金将槍術》を喰らって、ダウンした。


 大したダメージではないが、ここでダウンを取れたことが大きい。


 さあ、決めに行こうか――。



「!」


 と、危ない危ない。忘れていた。


 ノヴァにはまだ《変身》が残されている。


 《変身》というスキルは、それまでの有利不利を完全にひっくり返すほどのポテンシャルを持っている。勿論、ステータスにバフがかかるのも大きな要素だが、無敵8秒間、特に硬直時間の6秒が経過した後の、自由に動ける2秒間が、凄まじく厄介なのだ。


「ほら、使っとけ」


 ゆえに、ここで使っておいてもらおう。


 俺はロングボウを取り出し、《角行弓術》を発動する。


 発動後の硬直時間が比較的少ないが、貫通効果を持っており、それなりにダメージを稼げるスキルだ。これは、無視できない。



「――変、身ッ!」


 ノヴァはダウン状態でポーズを取り、《変身》スキルを発動した。


 俺の放った《角行弓術》は、無敵時間によって無効化される。



「……っ」


 俺はすぐさまロングボウを仕舞いつつ、ついでにショートボウを拾うと、回れ右して全力疾走した。


 とにかく、今のうちに距離を取らなければならない。


 無敵の2秒間で距離を詰められたら終わりだ。


 三秒少々経過。二十メートルの距離を取り、俺は振り返りながらショートボウを仕舞った。


 ノヴァは風属性変身か、なるほど似合ってる。


 じゃあ、風に弱い水属性は避ける方向で行こうか。



「!!」


 俺が《土属性・参ノ型》と《火属性・参ノ型》を《風属性・肆ノ型》に《相乗》させた【魔魔術】を準備していると、変身中のノヴァは目を見開いた。


 風・肆は小さな竜巻をいくつも発生させるスキル。そこに火の玉と岩の塊が加わって、もはや大災害な攻撃となる。


 知識豊富な彼女は、それぞれのスキルの特徴を知っていたのだろう。えげつないのが来ると、瞬時に理解したのだ。



「面白いッ」


 六秒経過。


 変身完了と同時に硬直の解けたノヴァは、これより二秒間、無敵のまま動くことができる。


 そして、彼女が準備を開始したのは――《龍馬体術》。


 開幕と同様、ダッシュパンチを利用して距離を詰めようという狙いか。


 いや、夏季闘神位戦で俺がダビドフやキュベロを相手に見せたように、ダッシュの後に地面を殴って飛び上がり、それで魔魔術を躱しながら接近しようという考えだと読んだ。


 なら、少し早めに発動してやれば……。



「!?」


 ニヤリと、仮面から覗くノヴァの口元が笑った。



 そして動き出す。


 ……速い!


 予想の倍は速い!


 ノヴァのやつ、もしやこの短期間で、既に《変身》を段位・・まで上げているのか……!?



 俺の魔魔術発動は、ノヴァの想定外の速さで、少し遅れた形となった。


 十メートル以上近づけてしまったのは、失敗だ。その位置で地面を殴って飛び上がられては、俺の魔魔術が当たることなどないだろう。


 さて、飛び上がられた後、どう対応したものか。


 ギリギリで《銀将盾術》のパリィが間に合いそうか――。




「――なッ!?」


「嘘だろっ!?」



 直後、完全に予想外の事態が発生する。


 ダッシュパンチで距離を稼ぎ、俺の魔魔術を目の前に地面を殴って飛び上がろうとしたノヴァ。



 なんと、彼女が地面を殴った瞬間――地面が崩壊・・・・・した。



 ズゴン! という岩が砕けるような轟音とともに、砂が舞い上がり、砂漠に穴が空いたのだ。


 俺は直感する。あれは遺跡の残骸だと。俺たちの立っているこの真下に、広い空洞があるのだと。



「ぐあッ!!」


 飛び上がりきれなかったノヴァが、魔魔術の直撃を受ける。


 かなりのダメージだったようで、ノヴァは気絶スタンした。


 それどころか、空中へと放り出されたノヴァは、砂漠に空いた穴へと吸い込まれるように落下していく。



 ……マズイ。彼女は既に魔魔術で大ダメージを喰らっている。その上、落下ダメージを受けたら、最悪の場合――死ぬ。



「……っ!」


 俺の体は既に動いていた。


 ああ、奇跡だ。次を考え、皿を装備していて、よかった。


 俺は《銀将盾術》をキャンセルし、すぐさま《飛車盾術》を発動した。


 全力疾走よりも速い突進でノヴァを追いかける。


 そして、穴の中へと消えたノヴァに少し遅れて、俺も穴へと飛び込んだ。


 うわ、めちゃくちゃ広い。穴から差し込む太陽の光が、薄暗い遺跡の内部を不気味に照らし、その全貌を俺に見せてくれた。こりゃ瀕死じゃなくても相当なダメージを喰らう高さだ。


「あんこッッ」

「――はい、こちらに」

「狼ッ」

「御意」

「転移ッ」


 《魔召喚》であんこを喚び出し、すぐさま狼型に《暗黒変身》させ、地面に《暗黒転移》させる。


 落下ダメージ無効化術その五、《乗馬》着地だ。


 さて、しかしここで問題が一つ。


 俺より先にノヴァが落ちている。俺は、ノヴァを抱えることなどできない。



 どうすりゃいい。


「…………」


 どうすりゃいい。どうすりゃいい。どうすりゃいい!


 ああ、どうすりゃいい! この馬鹿が! クソッ! ここで閃けなくて世界一位が名乗れるか! 何か方法がある! 絶対にある! 俺の直感がそう言っている! メヴィオンの可能性に賭けろ!



「……う、うおおおこれだッッッ」


 見つけた!!


 が、やべぇ! 多分あと二秒もない!!



 俺は必死になって、インベントリから取り出したフロロカーボン16lbをノヴァへと伸ばし、《桂馬糸操術》を発動した。



「おし!!」


 成功! そのままノヴァを操って、着地直前にあんこから2メートル以内で《乗馬》スキルを発動させる……!



「ナイッスー!!」


 乗馬着地成功!



 はー、なんとかなった……。






「  」


 直後、俺は頭から地面に叩きつけられ、意識を失った。



お読みいただき、ありがとうございます。


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更新情報等は沢村治太郎のTwitterにてどうぞ~。


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― 新着の感想 ―
[一言] 魔魔術とアンゴルモア召喚って大して差ない説。いやもう竜馬龍王大量取得の時点でタイトル戦知ってる人ならって感じだけど
[良い点] 読んでて興奮します! 血圧300超えますよ! [気になる点] 2人ともHP4%以下になってスタンしたらセカンドはどうするんだろか あんこがいるから大丈夫なのか。 スタンしても召喚はその…
[気になる点] いやぁ・・・。 ウィンフィルドだと遺跡の上で決闘させて、セブンはともかくノヴァの動きを読み切って、セカンドの見せた回避方法を使用する流れで遺跡探索にご招待&それが帝国攻略に必須のイベン…
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