226 格差無視、無策か。
ゴルド・マルベル:皇帝
クリアラ・マルベル:皇帝の妻
メルソン・マルベル:皇女・姉
ライト・マルベル:皇子・弟
セラム:メルソン派のスパイ?
ナト・シャマン:マルベル帝国将軍・近衛騎士長
シガローネ・エレブニ:マルベル帝国宰相
翌朝、皇子付き近衛騎士たちが集っていると聞いていた場所へ顔を出すと、ちょうど朝礼をしていた。俺抜きで。
「おはよう」
「…………」
挨拶するが誰も返してくれない。近衛騎士たちは全員、無視を決め込んでいる。
おかしいな、俺が上司のはずなんだけどな。まだ認めてねえぞっていう意思表示か?
まあ、皇子のコネと、宰相の一押しだけで、ぽーーんと皇子付き近衛騎士長だからな。騎士学校も出てないし試験も受けてないしキャリアも積んでない。完全にぽっと出の男である。無視されても仕方ないか……。
「あ」
朝礼を仕切っていた近衛騎士は、俺に敬語を使えと言ってきたヒゲ面の男だった。よく見ると、その周りに見知った顔がいくつか。あいつら確か、俺をハメようとしたクビ男に協力していたと第五小隊の兵士たちが教えてくれたやつらだな。
ほほう、だから気まずくて俺と顔を合わせられないと? 大丈夫大丈夫、俺そんな気にしてないよ。
「なあ、今日から皇子殿下付き近衛騎士隊の訓練内容を一新したいんだが――」
「…………」
話しかけてみるも、スルー。
ちらちらと俺を観察しているやつもいたが、基本的には全員ガン無視であった。野郎どもだけでなく、ちらほら見える女性騎士にまでやられると、なかなかクるものがある。
参ったな……これじゃ計画に遅れが出そうだ。
しかしシガローネさんに「三日後を楽しみに云々」とか言ってしまった手前、三日経って「まだ何もできてません」ではあまりにも恥ずかしい。
さて、どうしたものか。
とりあえず、前任の近衛騎士長から仕事を引き継いでおくか。
「前の近衛騎士長はいるか?」
「ッ……お前が辞めさせたんだろう!!」
「おい、よせって!」
なんの気なしに尋ねてみると、何故か怒鳴られた。
精悍な顔のブチギレ青年騎士は、仲間の制止によって俺から離される。
そしてまた、静寂。
俺が辞めさせた? もしや、あのクビ男か? いやあ、あれはライトがメルソン皇女への警戒を強めた結果、あいつが自爆しただけのような気がするけどなあ……。
それがよくわかっているのか、クビ男と一緒に酒場で俺をハメる作戦会議をしていたらしい男たちは、連れていかれた正義感溢れる青年騎士を見ながら、なんとも言えない顔をしていた。
にしても、あのクビ男が皇子付き近衛騎士長だったのか、ガッカリだ。ライトのワガママでころころ変わるらしいから、出涸らしだったのかもしれないな。
「……仕方ない、作戦変更だ」
気付けばもう、近衛騎士たちは解散して、それぞれ仕事に向かっていた。
彼らは何がなんでも俺の近衛騎士長就任を認めたくないらしい。
一人ぽつんと残された俺は、ぽりぽりと後頭部を掻きながらその場を後にした。
* * *
「……ちっ……」
宰相執務室にて、シガローネ・エレブニは何度も舌打ちしながら、書類を睨んでいる。
机の上に置かれたコーヒーカップはとっくに空っぽだ。
この書類、どう見るか。シガローネはそれを決めかねていた。
『グリースダンジョン攻略指南書』――表紙にそう書かれた十枚組の書類。
中には、グリースダンジョンに出現する魔物の予想ステータスや行動パターンが事細かに記されており、魔物別の安全性の高い攻略法、ボスの攻略法、亜種の出現確率と攻略法、更には各魔物からのアイテムのドロップ確率まで書かれている。その上、攻略に必要な、ないし使用できると攻略が楽になるスキルについてもリストアップされており、何より凄まじいのは、それらスキルの習得方法までご丁寧に書かれていたのだ。
セブンはこれを思い出せる限り書いた。正確な数値などのうろ覚えな部分は予想という形でおおよその値を書いた。そして、「ばら蒔く」という宣言通り、貴族の利権がどうとかこうとか、何も気にせずに書いた。
「…………あぁ糞っ」
ゆえに、シガローネはこれほど悩む。
この十枚の紙に書かれていることを「デタラメだ」と断じるのは至極簡単だ。
しかし、もしここに書かれていることが事実だった場合、シガローネは大きな大きな損をすることになる。
だが、それでも……俄かには、これが事実だと信じられない。
そもそも、セブンは何故そのような“損”をする必要があるのか。それが謎なのだ。
たとえば【槍術】を歩兵~龍王まで習得している者が騎士の中に五人いたとして、この書類を騎士たち全員に配れば、五人が一気に数百人にまで膨れ上がる。
単純に考えて、今後働く上でずっと優劣を競っていくであろうライバルが百倍ほどに増えるということだ。
そんなことをしても、現在ある格差がフラットになるだけで、高みにいるはずの教える側にはなんの得もない。
そして、危険過ぎる。その五人の騎士たちが己の利権を守るためにセブンを消そうと動く可能性は、十分にあるのだ。
「…………」
ただ、指南書に記されているスキル習得方法。シガローネの目から見て、正しいものも多々あったが、それ以外の知っているスキルについては、「少し足りない」と感じるものばかり。
デタラメを書き、仕事をした気になったのだろう――そう結論付けるには、あまりにも不自然である。何故なら、「少し足りない」ということは、元を知っていて、あえて条件を抜かしているということ。
「!」
いや、まさか――。
シガローネは椅子から立ち上がり、室内をうろうろとしながら思考を巡らせる。
シガローネが記憶していた《龍馬槍術》の習得方法は、「角行槍術を用いて魔物を2体同時に1000体仕留める。角行槍術でダウンさせた魔物を金将槍術で300体仕留める」という条件。
それをセブンは「角行槍術を用いて魔物を2体以上同時に合計1000体攻撃し、次の一撃で金将槍術以上のスキルを用いて必ず仕留める。そのうちの300体の魔物を金将槍術で仕留める」と書いているが……。
「……ああ、そうか、それでよかったのか」
自身の経験と照らし合わせ、納得せざるを得なくなる。
シガローネには、《龍馬槍術》を習得した際に1280体ほどで済んでしまった記憶があった。数え間違いだと考えていたが……それはつまり、1000体のうちの20体ほど二撃目を金将以上で仕留めており、知らずに条件を満たしていたということだろう。
シガローネが「足りない」と感じていた真相は、言わば、習得条件がよりスマートな形で書かれているから。
すなわち――セブンは嘘を書いていない。
「あいつめ、何が狙いだ……?」
ライト・マルベル皇子はセブンのことを「拾い物」だと言っていた。
しかしシガローネには、考えれば考えるほど、皇子の方が拾われたようにしか見えなかった。
まだセブンの狙いを看破できるような段階ではないが、マルベル帝国宰相として常に警戒しておく必要はある。
「頭痛の種を増やしおって」
シガローネは広い額に手を当てて、溜め息をついた。
一先ず、早急に、この十枚組の書類の厳重かつ有用な取り扱いを考えなければならないのだ。
だが、そうは言いつつも、彼の気持ちは既に固まりつつあった。
限定公開、これである。
皇子付き近衛騎士たちにのみ限定して公開することで、様子を見ようという考えだ。
公開することで、何が起こるのか。それはシガローネでさえ掴みきれない、前代未聞、帝国における初めての試み。
そして、シガローネとて、他人事ではない。
彼の持つ《龍馬槍術》等の習得難易度の高いスキルを扱える者としての利権が、多大に損なわれることとなるのだ。
「……呼び水を拵えておくか」
しかしながらシガローネは、むしろこの状況を楽しんでいた。
久しぶりに、有能かもしれない人物が現れた。彼はそう感じていた。
この糞ほどつまらない腐りきった帝国の日常に、劇的な変化が訪れる――そのような確信があったのだ。
「おい! 皇子殿下付き近衛騎士を三人呼んでこい。なるべく社交性のある者がいい」
「はっ」
シガローネは部屋の外にいた従者にそう伝えると、満足そうに息を吐き出し、椅子に腰掛けて近衛騎士の到着を待った。
セブンは、指示通りに指南書を作り上げ、その内容は完璧、加えて指示以上の要素も入っていた。
良い仕事には、良い報酬を。それがシガローネの信条である。
「失礼いたします!」
到着した近衛騎士三人が入室してくるなり、シガローネは普段通りの怒り顔でこう伝えた。
「このメモは新たに就任したセブン皇子殿下付き近衛騎士長が一晩で作成した指南書の写しだ。キサマらのような下痢便でも即座に理解し実践できるよう丁寧かつ綿密に書かれている。今日中にここに書かれているスキルを可能な限り覚えてこい。一つも覚えられなかったやつはクビだ。わかったらさっさと行け」
* * *
夕刻、俺は朝に皇子付き近衛騎士が集っていた場所へ顔を出してみた。
すると、見覚えのある顔の騎士たちがちょうど終礼をやっている頃だった。
よし、これはチャンスだ。
俺が今日一日何をしていたかというと、こいつらに“あるもの”を配ろうと思っていたのである。
それは『グリースダンジョン攻略指南書』の別バージョン。場所をグリースダンジョンだけではなく、帝国近辺の主要な狩り場に広げてみた。習得方法を記したスキルの種類も増やしてある。
コピー機がないから全て手書きだ。人数がわからないので、とりあえず8部だけ用意した。
とりあえず、この近衛騎士隊を実験台にして知識をばら蒔き、どのようなことが起こるか観察してみる計画だ。
「おい、ちょっといいか」
「…………」
相変わらずの無視である。予想通りだ。
しかし、この集団無視は流石にどうすりゃいいかわからん。まあ、地道にやっていくしかないか……。
「希望者だけで構わない。この冊子を読んでくれ。魔物の狩り方やスキルの習得方法が書いて――」
バン! という音とともに、俺の手から冊子が叩き落された。
叩き落としたのは、今朝、俺にブチギレていた男。「ハッ」と馬鹿にしたように笑い、去っていく。
他の近衛騎士たちも、終礼が終わったのか、ぞろぞろと俺を無視して去っていった。
「……やれやれ」
俺は地面に散らばった冊子を拾い集める。
なんだか、手のかかる子供たちの面倒を見ているような気分だ。この高まり、不思議と悪くない。
習得難易度の高いスキルほど、覚えたときの爽快感も半端ないのと同じだな。
だが、無策というのは流石にマズかったのかもしれない。この集団無視、早急になんらかの対策を立てなければ……。
「ほ、ほ、ほ、ほ、ほぉっ……!」
俺が冊子を拾っていると、城の方から三人の近衛騎士が奇声を発しながら走ってきた。
どうやら終礼に遅刻したらしい。三人とも凄い顔をしている。
彼らもどうせ冊子は見てくれないのだろうが、一応声をかけておくか。
「なあ、お前ら――」
「――ほ、本当、本当だったっ! 本当だった~~!!」
「……???」
本当だった、と連呼する三人。
何が?
「あぁっ!!!!」
俺と目が合うと、三人は俺を指さし大口を開けて叫んだ。
おお、無視されなかった。俺が初めてのことに少しばかり嬉しく思っていると、彼らは唐突に沈黙を破る。
「セ、セ、セ、セブン……様!!」
「セブン様!」
「ありがとうございます! ありがとうございます!」
なんだこいつら!? マズイな、強くぶつかったらレイスの変化が解けてしまうが、何故かこの三人かなりの勢いでめっちゃ迫ってくる。やはりヤバイ。
「落ち着け。近寄るな暑苦しい」
「はっ!! 申し訳ございません!」
……凄い聞き分けが良い。助かった。
一先ず何があったか聞こうか。
「急にどうし――」
「あああっ、これは!!」
「……なんだよ次は」
次から次へと忙しない連中だ。
三人は礼をした際に、俺の足元にまだ落ちていた冊子に気付いたようで、それを拾い上げた。
「……っ……っ!」
勝手に中身を開き、ぷるぷると震える。その目は血走っていた。
そして、すぐさまキリッとした顔になり、三人で何やら会議を始める。
「新たに書き上げられたのか」「何冊もあるぞ」「何故、地面に落ちて」「今朝のように皆が無視をしたんじゃ」「あいつが腹いせに叩いた可能性も」「これは許せん誤解だ」
こそこそ声で話はついたのか、彼らは俺に向き直ると……
「申し訳ございませんでした!!」
……一斉に頭を下げた。
「今朝は大変な非礼をいたしました!」
「我ら、セブン様のことを勘違いしておりました!」
「深く反省いたします!」
多分、無視のことを謝っているんだろう。たった一日でえらい心境の変化だ。
「いや、まあいいけど」
どうして俺に謝ろうと思ったのかが気になる。
「許していただけるのですか!?」
「やはりセブン様はお心の広いお方です!」
「これは是が非でも皆に報告しなければ!」
報告?
「あのさ、どうして俺に――」
「セブン様!! 必ず、必ずや、我ら三人が皆の誤解をといてみせます!」
「明日の朝礼までお待ちください! これより我ら、寝る間も惜しんで皆のもとを回ります!」
「セブン様の素晴らしさ凄まじさ、近衛騎士長としての相応しさ、絶対に広めてみせます!」
「…………」
結局、話の内容がわからんまま、三人は走っていってしまった。ちゃっかり俺の冊子を三部持って行っている。人の話を聞いているのかいないのか、とにかくおかしなやつらだ。
まあ、いいや。明日の朝礼で、何かがあるんだろう。
果報は寝て待て、だな。
「――すみませんでした」
翌朝。俺の目の前には、決して無視をせず、きちんと俺の方を見て謝罪する、大勢の近衛騎士たちの姿があった。
あの三人がどんな魔法を使ったのかは知らないが、俺の印象が180度変わるような話を触れ回ったのだろう。それも証拠付きで、高い説得力とともに。でなければ全員の態度がここまでガラリと変わるわけがない。
「別に構わない。とりあえず迅速にこの冊子を回し読みしてくれ。メモを取ってもいい」
まあ、理由はどうでもいいや。これで計画が進む。
「……!!」
俺が構わないと言うと、近衛騎士たちは目を見開いて驚いていた。
特にリアクションが凄かったのが、クビ男と一緒に俺をハメようとしたやつら。まさかなんの罰もなしに許されるとは思っていなかったのか、絵に描いたようなビックリ顔を晒している。
確かに罰があった方が隊の規律は良くなるだろうが、今は時間が惜しいのでパスだ。よほどのことがない限り、計画優先である。
「おい、何を謝ってるんだ! 何を従ってるんだ皆! 正気か!? 俺は謝らないぞ! だってこいつは、先輩を!」
と、皆が冊子を回し読みしている中、昨日俺にブチギレていた青年が一人でキレ散らかしてきた。
「だから説明しただろ!」
「先輩は殿下のご意向によって免職となった!」
「セブン様は関係ない!」
その青年を、例の三人組が囲んで力説する。
「殿下にそうするよう唆したのはこいつだろう!」
「違う!」
「そもそも、こいつがいなければ先輩は――!」
「――ちょっと、いいか」
青年と三人が言い合う間に、意外な人物が割って入る。
それは、俺をハメようとしたやつらのうちの一人。ヒゲ面の男だった。
「な、なんですか」
そいつはどうやら青年の先輩のようで、青年は途端に萎縮する。
そんな様子を鼻で笑い、ヒゲの男は喋りだした。
「前近衛騎士長。まあ、俺の同期のあいつな。お前があいつを慕っていたのは知っているが……実はあいつ、現近衛騎士長を罠にハメようと企んでいた」
「!」
「その時既に、あいつはクビが決まっていた。直接の要因は皇子への失言だが、俺は本当の理由は違うと思ってる。恐らく間者を疑われたんだろう。まあいい。それより大事なのは、だ……」
男は静かに息を吸って、青年を睨み、口を開く。
「セブン騎士長は、あいつが、いいや、あいつと俺たちが、罠にハメようとしてたってことを知ってる。そして実際に罠にハマり、何事もなかったかのように帰ってきた。二十人の兵士を味方に付けて。それからあいつを正式に決闘で破って皇子殿下付き近衛騎士となり、宰相閣下直々の面談を経て近衛騎士長の座を得た」
「!?」
「わかるか? 俺らが、罠にハメようとあいつと一緒になって考えてた薄汚いこの俺らが、今ここにこうして立っていられる意味を。全員で示し合わせて無視していた皇子殿下付き近衛騎士全員が、冊子を叩き落とし嘲笑したお前が、今ここにこうして立っていられる意味をッ!」
ヒゲは俺の方を向くと、深く頭を下げた。
「セブン騎士長、申し訳ございませんでした!」
「申し訳ございませんでした!!」
ヒゲだけでなく、取り巻きの男たちも皆、俺に対して頭を下げている。
「この方は本物だ。器の大きな聖人だ。そして実力者だ。俺は心を入れ替えて、この方の下で働きたい」
胸に響く宣言だった。
心を入れ替えるというその言葉、嘘ではないのだろう。何故なら昨日、彼らは黙っていたからだ。しかし今、こうして宣言するということは、彼らの中に明確な変化があったことを意味している。
「わかったなら、謝れ。今なら間に合う。誤解していましたと、叩いてしまってすみませんと、誠心誠意謝罪するんだ」
「…………っ」
諭された青年が、一歩前に出た。
その拳はきつく握り締められていたが……それは、彼の表情を見るに、恐らく俺に対するものではないだろう。
「すみません、でした」
「気にするな」
「!」
だからそう言っておいてやる。
誤解してもおかしくない状況だったんだ、仕方がないさ。
というか、そういう小難しいアレコレに構っている暇などない。
それより何より、今は大事なことがあるのだ。
「皇子付き近衛騎士長のセブンだ、よろしく」
俺は改めて挨拶をした。
そして、昨日からずっと言いたかったことを言わせてもらう。
昨日は無視されていてできなかった、この近衛騎士隊の“目標”について。
「そういうどうでもいいことは置いといて、今、これから、お前らが目指すのはただ一つ。打倒、皇女付き近衛騎士隊。お前ら全員、ナト・シャマンより強くなれ――」
お読みいただき、ありがとうございます。
<お知らせ>
セカサブ書籍版4巻が発売中!!!
表紙は沢村の活動報告で見れます!!!
詳細は沢村のツイッターからどうぞ!!!
挿絵がたくさん、書籍版第1~3巻が発売中!
一味違う面白さ、コミックス第1巻も発売中!
続きが気になる、コミカライズも連載中です!
面白かったり続きが気になったりしたら画面下から【評価】をよろしくお願いします。そうすると作者が喜んで色々とよい循環があるかもしれません。【ブックマーク】や《感想》や《レビュー》もとてもとても嬉しいです。「書籍版」買ってもらえたり「コミカライズ」読んでもらえたり「宣伝」してもらえたりしたらもう最高に幸せです。
更新情報等は沢村治太郎のTwitterにてどうぞ~。




