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Lost Story -ロストストーリー-  作者: kii
第2章 日常(8月〜9月)
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会話劇 その1(基礎能力編)

このシリーズは、作中に出てくる固有名詞について会話形式で説明していきます。

読まないと本編を理解出来ない、なんて事は無いので、こういう形式が苦手という方は無理して読まなくても構いません。

あとがきにて「まとめ」も書いてますので、本編飛ばしてそれだけ読んでもらってもいいです。

リュウ「はいっ、という事で始まりました、『会話劇』」


カナエ「このコーナーでは、本編で語られるかどうか分からない設定を、こんな形式で語っていこう、て感じです」


リュウ「さて、早速今回のテーマはこちら……『基礎能力』!!」


カナエ「1回目ぽい感じのテーマですね」


リュウ「そうだね」


カナエ「じゃあ、早速今回のテーマについて語っていただく先生をご紹介しますね」


リュウ「レイタ先生です!」


レイタ「何……これ?」


リュウ「基礎能力について教えるんだよ(小声)」


レイタ「ああ……めんどいな」


カナエ「まあまあ、そう言わずに。後、今回特別ゲストもいるんですよ」


ミオ「ミオでーす!!」


レイタ「(馬鹿が増えた……)」


ミオ「時間が惜しいから早速始めちゃお!」


リュウ「あれっ、司会ポジ俺……」


レイタ「そうだな、さっさとやろう」


カナエ「そうですね、前置きはこれぐらいにして、早速お願いします」





レイタ「まず、俺等が使う能力は『特殊能力』と『基礎能力』に分ける事が出来る」


リュウ、ミオ「ほほう……」


レイタ「今回話すのは基礎能力、つまり『身体能力を強化する能力』だな」


リュウ、ミオ「ふむふむ」


レイタ「これは、『攻』『守』『速』と分けることが出来る」


リュウ、ミオ「へえー」


カナエ「2人共、リアクションが薄いですよ」


リュウ、ミオ「何だってえー」


カナエ「…………」


レイタ「……ちなみに、これ以外にも基礎能力は五感強化などもあるぞ」


ミオ「視力とかだね」


レイタ「ああ、じゃあ次は数値についてだ」


リュウ「数値なんかは中間、期末テストで計るんだよな」


レイタ「うん、それで1〜6までを決める」


ミオ「ちなみに、平均はどの位?」


レイタ「4だな。大体卒業時にどれか一つが5、他が4なら普通だ」


リュウ「俺は平均よりちょっと上か……」


レイタ「ちなみに、6は普通にやっても取れない。6行ってる奴はもともと才能がある奴か、他を捨てた奴くらいだろうな」


カナエ「SCMの人達は大体どれか6ですね」


ミオ「凄い……」


レイタ「こんなもんか、何か質問は?」


ミオ「特殊能力の中にさ、『攻撃特化』てのがあるけど、あれは何?」


レイタ「あれは、基礎能力『攻』を更に伸ばすやつだな。例えば能力発動時に5 → 6にするとか」


ミオ「ふーん、なんかしょぼいね」


レイタ「まあ、ただの底上げだからな。ちなみに、こういうのは他にも、電気の能力や風の能力なら速度を強化する、などいろいろあるな」


リュウ「炎と氷は?」


レイタ「無いな」


リュウ「…………」


レイタ「もう無いよな」


ミオ「うん、いいよ」


リュウ「おお」


カナエ「じゃあ、今回はここまでですね」


リュウ「次回はいつだ?」


カナエ「未定です」


リュウ「そうか、スキルバーストについて訊きたかったのに」


カナエ「じゃあ、また近いうちに」


ミオ「だね、じゃあ次回までバイバイ!」


リュウ「閉めを持ってかれた……」

まとめ


この世界の能力は、特殊能力と基礎能力に分けられる。

基礎能力は主に、身体能力の強化と五感の強化がある。

身体能力の方は「攻」「守」「速」がある。これらは1〜6までで数値化され、中間、期末テストで計る。ちなみに平均は4。

これらを6に到達させるのは難しく、才能かそれに特化してトレーニングしなくては到達しない。

「攻撃特化」などの能力は、基礎能力をこの能力発動時に強化する能力である。他にも電気、風による速度強化などがある。




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