会話劇 その1(基礎能力編)
このシリーズは、作中に出てくる固有名詞について会話形式で説明していきます。
読まないと本編を理解出来ない、なんて事は無いので、こういう形式が苦手という方は無理して読まなくても構いません。
あとがきにて「まとめ」も書いてますので、本編飛ばしてそれだけ読んでもらってもいいです。
リュウ「はいっ、という事で始まりました、『会話劇』」
カナエ「このコーナーでは、本編で語られるかどうか分からない設定を、こんな形式で語っていこう、て感じです」
リュウ「さて、早速今回のテーマはこちら……『基礎能力』!!」
カナエ「1回目ぽい感じのテーマですね」
リュウ「そうだね」
カナエ「じゃあ、早速今回のテーマについて語っていただく先生をご紹介しますね」
リュウ「レイタ先生です!」
レイタ「何……これ?」
リュウ「基礎能力について教えるんだよ(小声)」
レイタ「ああ……めんどいな」
カナエ「まあまあ、そう言わずに。後、今回特別ゲストもいるんですよ」
ミオ「ミオでーす!!」
レイタ「(馬鹿が増えた……)」
ミオ「時間が惜しいから早速始めちゃお!」
リュウ「あれっ、司会ポジ俺……」
レイタ「そうだな、さっさとやろう」
カナエ「そうですね、前置きはこれぐらいにして、早速お願いします」
レイタ「まず、俺等が使う能力は『特殊能力』と『基礎能力』に分ける事が出来る」
リュウ、ミオ「ほほう……」
レイタ「今回話すのは基礎能力、つまり『身体能力を強化する能力』だな」
リュウ、ミオ「ふむふむ」
レイタ「これは、『攻』『守』『速』と分けることが出来る」
リュウ、ミオ「へえー」
カナエ「2人共、リアクションが薄いですよ」
リュウ、ミオ「何だってえー」
カナエ「…………」
レイタ「……ちなみに、これ以外にも基礎能力は五感強化などもあるぞ」
ミオ「視力とかだね」
レイタ「ああ、じゃあ次は数値についてだ」
リュウ「数値なんかは中間、期末テストで計るんだよな」
レイタ「うん、それで1〜6までを決める」
ミオ「ちなみに、平均はどの位?」
レイタ「4だな。大体卒業時にどれか一つが5、他が4なら普通だ」
リュウ「俺は平均よりちょっと上か……」
レイタ「ちなみに、6は普通にやっても取れない。6行ってる奴はもともと才能がある奴か、他を捨てた奴くらいだろうな」
カナエ「SCMの人達は大体どれか6ですね」
ミオ「凄い……」
レイタ「こんなもんか、何か質問は?」
ミオ「特殊能力の中にさ、『攻撃特化』てのがあるけど、あれは何?」
レイタ「あれは、基礎能力『攻』を更に伸ばすやつだな。例えば能力発動時に5 → 6にするとか」
ミオ「ふーん、なんかしょぼいね」
レイタ「まあ、ただの底上げだからな。ちなみに、こういうのは他にも、電気の能力や風の能力なら速度を強化する、などいろいろあるな」
リュウ「炎と氷は?」
レイタ「無いな」
リュウ「…………」
レイタ「もう無いよな」
ミオ「うん、いいよ」
リュウ「おお」
カナエ「じゃあ、今回はここまでですね」
リュウ「次回はいつだ?」
カナエ「未定です」
リュウ「そうか、スキルバーストについて訊きたかったのに」
カナエ「じゃあ、また近いうちに」
ミオ「だね、じゃあ次回までバイバイ!」
リュウ「閉めを持ってかれた……」
まとめ
この世界の能力は、特殊能力と基礎能力に分けられる。
基礎能力は主に、身体能力の強化と五感の強化がある。
身体能力の方は「攻」「守」「速」がある。これらは1〜6までで数値化され、中間、期末テストで計る。ちなみに平均は4。
これらを6に到達させるのは難しく、才能かそれに特化してトレーニングしなくては到達しない。
「攻撃特化」などの能力は、基礎能力をこの能力発動時に強化する能力である。他にも電気、風による速度強化などがある。




