表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
148/156

第143話 再び、赤く燃えるために

 時刻は十二時丁度。

 SCM本部にある、SCM内部での事故による怪我人を収容するための病室でリュウは目覚めた。


「…………ここは」


 ゆっくりと瞼を開け、リュウは視線を右へ左へとやる。

 右には白い壁とベッド、左には病室でよく見る器具が置いてあった。

 周りにあるもの、そして自分がベッドで寝ている事から、ここが病室である事は直ぐに分かった。


――何で、ここにいるんだっけ……。


 まだ、ボーッとする脳を動かし、彼は記憶を辿る。

 今日は卒業式だったはず。そして、自分は学校で友人らと話していたはず。


――…………何で。


 ふと、上体を起こそうとリュウが右腕を動かそうとした瞬間、鈍い痛みが腕を襲う。

 同時に、彼の記憶に1人の男の姿が浮かんだ。


 !!!!!


 直後、冷たい震えが彼の全身を駆け巡る。

 血塗れの廊下。傷つく友人。響く声。

 そして、赤く染まった男。

 全身からは汗が吹き出し、今にも嘔吐しそうなほど心臓は高鳴り、酸っぱいものが口の中を満たし、視界は揺らいでいく。

 痛くて、熱くて、辛くて、怖くて、死にたかった。


 再び、あの時のように乱れ始めた呼吸。高鳴る鼓動。

 リュウは目を力強く瞑った。


 これは、悪い夢だ。

 だから、覚めてくれ!!


「だれか、たすけ、て……」

「リュウ君!」


 かけられた声に、リュウは一瞬身を震わし声の方へと恐る恐る目を開いた。


「大丈夫。ここは、SCM本部だ」


 彼の目の前で、同じ目線でしゃがんでいたのは白衣姿の若い男だった。

 直後、ジワリと彼の目を涙がうるわしていく。


「ちょっと待ってて、慶島さんを呼んでくるから」


 そう言って、白衣姿の男は立ち上がり急いで部屋を出て行った。


「………………」


 徐々に落ち着いてくる心音。

 リュウは、安心したのか全身の力が抜ける感覚を感じながら、再び目を閉じた。






 ……ウ。リュウ……。


「リュウ!」

「!?」


 声に起こされるように、リュウはハッと目を開けた。

 その目に映ったのは、先ほどの研究員。そして、その横には彼のよく知る男性、リュウの父親が立っていた。


「大丈夫か? うなされてたぞ?」

「……ああ、大丈夫」


 リュウは身体を起こす。

 先ほど目覚めた時に比べたら、幾分か彼は精神的に楽になっていた。


「悪かったな。俺が、もう少し早く行けていれば」

「……えっ?」

「憶えてないのか? ……いや、俺が来た時には気を失っていたか」

「リュウ君たちを助けたのは慶島さんだよ」

「……そうだったんだ」

「まあ、それはいい」


 慶島は、近くにあった椅子に腰掛け続ける。


「単刀直入に訊くぞ、リュウ。お前は、これからどうしたい?」

「慶島さん?」


 横に立つ白衣の男も、慶島の唐突な発言に疑問の表情を浮かべる。


「どうしたいって、……何が言いたいんだよ」

「……そうだな、回答を二つに絞ろうか」

「……?」

「リュウ。もう一度スキルイーターと戦いたいか、それともここで戦いが収まるまで待つか、どちらがいい?」


 出された二つの選択肢に、リュウはもちろんのこと、白衣の男も驚きを隠せない。


「け、慶島さん、何言ってるんですか……」

「出来れば今すぐに答えが欲しい。急かすようで悪いが、時間もあまり無いからな」

「慶島さん、リュウ君は精神も身体ももう」

「お前は黙ってろ」


 慶島に圧倒され、男は口を閉じる。


「…………」


 一方のリュウは、出された二つの選択肢を再度、心の中で復唱していた。


 もう一度、スキルイーターと戦いたいか。

 それとも、ここで戦いが収まるまで待つか。


 誰が見ても、本来なら無能力者であり怪我人でもあるリュウを戦いの渦中に戻すという選択肢は取らないだろう。

 しかし、そのような常識的な考えがある中で、前者の選択肢が出てきた理由。それは、数ヶ月前にも彼に提示された選択肢と、ほぼ同じものだった。


 もう一度戦うために、再び能力者となる選択。


 十二月二十五日。

 リュウにとって、人生二度目となった最悪のクリスマス。

 その日、彼は自身の忌まわしき過去と決着をつけ、代償として能力を失った。

 本来、能力を失った人間が再び能力者となる事は確立的にかなり低い。

 だが、ゼロでは無い。

 しかし、失敗した時のリスクの高さから、それが行われる事は数少なく、そもそもそういう方法があると提示する人間自体少なかった。


 そして、リュウは無能力者となる道を選んだ。

 無能力者でも生きていける。無能力者である事は恥では無い。


 だが、先刻のスキルイーターとの遭遇で、今、彼は自身が無能力者であることを酷く痛感し、後悔していた。

 自分は誰も救えない。誰の力にもなれない。それどころか、足を引っ張ってしまう。


「……俺は」


 その脳裏に映ったのは、親友、友人、そして、想いを寄せる人。


「俺は守りたい。皆を守れる力が欲しい」

「それは、『戦う』という選択だな」


 リュウは静かに頷いた。


「分かった。リュウ、ついて来い」


 そう言い、慶島はリュウに背を向け歩き出す。

 それに、リュウもベッドから降りた。


「リュウ君、君は……」


 心配そうに声をかけた男に、リュウは出来るだけ心配をかけないようにと笑顔を取り繕い答える。


「ありがとうございます。あと、これは自分で決めた事だから」


 そう返し、リュウは再び歩き出した。






 D地区市街地にて、サヤの応急措置のためレイジたちはコンビニに居た。


「金置いときゃ大丈夫だよな」


 コンビニにあったもので、サヤの腕の軽い応急措置を済ませた一行は、ついでに食事をとっていた。


「サヤ、大丈夫か……」


 先ほどに比べると、少し顔色がマシになったサヤは小さく頷く。


「悪いな。もう少し我慢してくれよ」

「……私の方こそ、ごめん。足手まといになっちゃって」

「そんなこと言うなよ」

「そうですよ。一緒に頑張りましょう!」


 二人の言葉に、サヤは小さく微笑んだ。






 能力を戻す。それには、先ず異界に住む老婆に頼むところから始まる。

 だが、方法に関してそれ以降は、当事者にしか分からない。

 能力を復活させた、出来なかったに限らず、どのような事が行われたか、例え大雑把にでも口外する者は居なかったからだ。とはいえ、後者の場合、殆ど精神が破壊されてしまっているので、そもそも答えられる状態にすらない。




 場所は異界。

 秋頃に、リュウとキョウが研究員たちに誘拐された時から何一つ変わらないこの場所は、空を今が昼か夜かを分からないほど厚く暗い雲が見渡す限りに覆い尽くし、地面は遥か先まで限り枯れ果て、緑一つ見ることは出来ない。

 ある意味ファンタジーな世界。これで二回目だが、リュウは、この世界に漂う空気が嫌いだった。


 SCMからの"道"を通って異界に降り立ち、更にそこから数十分、真っ直ぐ歩いた所に彼女は居た。


「この人が……」


 道中、慶島から説明を受けていたリュウは、頭の中で想像していた老婆と目の前で正座し、瞑想している老婆を比べる。

 背丈は百五十あるだろうか。想像よりも小さな老婆だったが、その周囲にはただならぬ空気が漂っていた。


「ミュー婆、連れてきたぞ」

「ミュー婆?」

「この婆さんの名前だ。……おい、ミュー婆起きてんだろ?」


 慶島の、少なくとも何回か会っているであろう相手に対する喋り方に疑問を感じながらも、リュウはミュー婆と呼ばれる老婆の方に再度目をやる。

 適度に伸びた銀色の髪。しわくちゃな顔。

 漂わせる空気以外、何処にでも居る老婆である。


「……お主、名前は?」

「!?」


 静かに、微かに風の音が聞こえるだけの空間に響く、小さくも真の通った声。

 リュウは、それが自分に向けられた声だと少し遅れて理解した。


「慶島リュウ、です」

「リュウ……か」


 ミュー婆は、その名を噛み締めるように言い、続ける。


「そこの男が言った通り、わたしゃミュー婆と呼ばれとる。で、今日は何用かな?」

「能力を戻してもらえると聞いて来ました」

「……おい、慶島父。お前と(ちご)うて、息子は随分礼儀正しいのお」

「悪かったな。俺が礼儀正しくなくて」


 それより、と慶島は息子の背を押す。


「前に言ってた俺の息子だ」

「色々あって能力を失った子、か。リュウよ。お主の父親は能力再生がどういうものか知って、お主に勧めた悪魔じゃぞ」


 その意味深な発言に、リュウは小首をかしげる。


「俺のことをどう思ってくれようが構わねえ。つか、少なくとも今、こいつは自分の意思でここに来てる」

「そうか。ならば、わたしから幾つか質問させてもらおうかの」


 依然として目を閉じたまま、老婆は言った。


「俺は、そろそろ戻るぞ」

「構わぬ。お主が()っても意味は無いからの」

「一々、一言多い婆さんだな」


 そう言い返し、慶島は来た道を戻ろうと踵を返す。


「リュウ。必ず戻ってこいよ」


 振り返らずに言い、慶島は歩いて行った。


「さて、少し場所を変えようかの」


 えっ? と、リュウが反応した瞬間、先ほどまで暗い空間だった場所が一転、一面白く、かつ何も無い空間へと変貌した。


「……ここは」

「わたしの作り出した空間じゃ」

「ミュー婆ちゃんの……って、え?」


 リュウが再び老婆の目をやると、そこには先ほどまで座っていた老婆では無く、小学生くらいの見た目の、花火の装飾が施された着物姿の少女が立っていた。


「あ、あれ? ミュー婆ちゃんは……」

「わたしじゃ」


 少女は答える。喋り方は変わっていないが、声は見た目相応の高さのものに変わっていた。


「いや、……えっ?」

「これがわたしの能力じゃ。先ほどの婆さんの姿の方がよかったかの?」

「いや、別に……ちょっとビックリしただけだし」

「ほほう。お主、ろりこんか」

「! べ、別にそんなんじゃねえから! つか、何でそんな言葉知ってんだよ!」

「お主の住む世界に興味があっての。男は若い女が好きなのだろう?」

「若すぎるよ!」

「そうか。ふむ、確かに、これでは胸も尻も貧弱だったな。少し年を重ねるか」

「いや、もういいから。つか、質問するんじゃ無かったのかよ」

「おお、そうじゃったの」

「…………」


 見た目と声、喋り方のギャップに困惑しながらも、リュウは喋り疲れたこともあり、白い地面に腰を下ろした。


「さて……話し方は変えたほうが……いいかなっ」

「……どっちでもいいっす」

「ノリが悪いのお。まあ、よい。この喋り方でいくとしよう」


 着物姿のミューも、同じように地面に腰を下ろした。


「さて、今から二、三質問してくが、そこまで難しく考えずに嘘偽り無く答えるのじゃぞ」

「了解です」

「では一つ目。お主が能力を戻したい理由はなんじゃ?」

「仲間を守りたいから……もっと詳しい方がいいかな?」

「いや、それでいい。では二つ目。自分の命を投げ出せば、仲間の命が救えるとしたらどうする?」

「…………」


 リュウは想像する。

 もし、自分が死ぬことによって仲間が救われたとして、救われた仲間はどう思う?

 もし、立場が逆なら? 自分だったら、どう思う?


「俺は、自分も大事にするし、仲間も守る」

「ほほう。それによって、仲間が死ぬことになってもか?」

「……? そうならないように努力するよ」

「うむ。では最後。能力再生は、"負けが前提となる"方法じゃ。それでもやるかの?」


 負けが前提。その言葉に引っかかりながらも、それでも、リュウの答えは決まっていた。


「……決まってる。俺の考えは変わらねえ」


 そうか、とミューは口元を緩ませる。


「では、能力再生を行おうかの……と言いたいとこじゃが、その前に能力再生について少し話しておくかの」

「短いですよね?」

「うむ。すぐ終わる。さて、先ずは能力がどういうものかについて話そうかの」

「どういうものって……能力の仕組みについては大体学校で習いましたよ?」

「ほほう。では、結論からいこうかの。お主が望む能力の再生。これは、一度表面上消滅した能力を元に戻すことを指す」

「?」

「つまり、お主の能力は完全には消滅しとらんということじゃな」

「そうだったのか……」

「じゃが、例えるなら風前の灯。使いものにはならん状態じゃ。そこで、能力再生と呼ばれる方法が出てくる」

「能力再生……」

「簡単に言えば、刺激を与えてやるんじゃ。お主も知っとるように、能力は脳に宿っとる。ならば、脳に刺激を与えれば元に戻るということじゃな」

「うーん、簡単に言うけど……」

「そこまで難しく考えんでいい。何と無く分かってればいい話じゃ。それよりも、問題は刺激の与え方」

「……まさか、直接脳みそ弄ったり!?」

「そんなことはせん。……じゃが、そっちの方がマシかもしれんの」

「? どういう」

「さて、始めようかの」


 ミューは、その小さな指でリュウの後方を差す。

 それにつられるように、リュウも後方へ振り返った。


「誰だ……?」


 二人から数メートル離れた所。そこに立っていたのは、人の形をした影だった。


「お主は、今から奴と戦ってもらう」

「あいつと? ……もしかして、それだけ?」

「うむ。奴と戦うのじゃ。すれば、次第に能力を再生させる事が出来る」


 単純明快。

 もっと、キツく辛いものを予想していたリュウにとっては、拍子抜けした形となった。


「ちなみに、この世界で流れる時間は現実世界で流れる時間よりも遥かに遅い。じゃから、間に合わないという心配はせんでええ」


 その言葉に安心するリュウに、ミューは思い出したように続ける。


「そうじゃ、一つ約束事を言い忘れとったわ」

「約束事?」

「常に能力を発動し続けるのじゃ」

「能力? 基礎能力のこと?」

「それもじゃが、特殊能力もじゃ。いいか、能力は次第に発動出来るようになっていく、じゃから攻撃に使わなくとも構わんから能力を使い続けるのじゃ」

「うーん、……分かった」

「ほんとじゃろうな」

「多分、能力を発動出来るようになったら、嬉しくてずっと発動してると思う」

「嬉しくて……か。まあ、よい。言いたいことはそれだけじゃ。じゃあの」


 幸運を祈っとる。

 そう言い残し、ミューはその場から消えた。


「…………」


 一人残されたリュウは、思っていた以上に今いる空間に音が無いことに気付く。

 微かに聞こえるのは、自身が起こす音。

 そんな、静寂が立ち込める空間に佇む一つの影。

 微かに揺らめくそれに、彼は気づけば恐怖に近い感情を感じ始めていた。


「気合入れなきゃな」


 軽く両頬を叩き、リュウは影に向かって歩き出した。









































 白い地に飛び散った液体は 直ぐに蒸発し消えていく


 肌を突き破り


     紅い液体が飛び散る

             

                


 影には感触がある

      生肉のような感触


     血は出ない 何かが飛び散ったりもしない


 ここでは 死ぬことはない。

      次第に   生きることも できなくなる



 だが 痛みはちゃんと存在する。


 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い   



 しにたくない


          ここでは しなない


   しろい空間に 金切り声が響き渡る



      痛い

           痛い


   痛い


      痛


              痛い


      首がとんでも死なない

              腕がとんでも死なない

      胸に穴があいても死なない

              足がとんでも死なない


      脳みそが出ても死なない

              骨が出ても死なない

      食道が出ても死なない

      胃が出ても死なない

      小腸も大腸も、気付いたら戻ってる




    しにたい


 ここでは しねない


   後悔より先に 止めたい


 助けて 助けて 助けて 助けて 助けて


  助けて    助けて



     助けて


 おまえはだれだ


        影


         なにものでもない影


  せめて応えてくれ


       おまえはだれだ


           おまえは俺か


  ちがうのか




      もう  嫌だ



 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ





 助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて        助けて助けて助けて助けて    助けて助けて助けて助けて    助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて




     やめてくれ



               めてくれ



        もういい




     やめて



                いやだ

         

 ごめんなさい ごめんなさい   ごめんなさい



 いやだ 


  たすけて


  

  ごめんなさい






     あははは


          ははは













     あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは










     ああ


        また とんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ