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旧子奈之隧道  作者: 群鳥安民
8/10

9月2日

「では、出発します」

「はい。お願いします」

 9月2日を迎え、糸島先鋭と福手小詠は七五三和悦、及び、旧子奈之隧道に迷い込んだメンバーを救出するべく、現地に向かうこととなった。

「和悦さん、無事だといいですね」

「はい」

 福手は、不安と希望を半々に、返事をした。

「待っててね。カズ君」

 福手が見据える先は、高々と聳える子奈之山のその向こう側だ。

「業務で使う車なんでちょい汚いですけど、すいません」

「いいえ、全然構いません。ここまで手を尽くしてくださったんですもの。糸島さんには感謝でいっぱいです」

 助手席に座る福手は、右側に深々と頭を下げた。


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