詩集 現実逃避 作者: 木下美月 掲載日:2018/09/11 小さな僕のワンルーム つまらない外の世界への出口 安穏な自分の世界への入り口 そんな部屋の扉が淡く光り輝いて その向こうには夢幻のベールがかかった車両 美しさに惹かれたこの身を預け 光を通れば列車は動き 僕が望んだ未来へ運んでくれる そんな夢を今日もみた 身体を起こし扉を開けても 夢のようには進めない 描いた理想も望んだ未来へも 誰も案内してくれない 自分の足で歩かなければ進めない だから僕は毎晩夢をみる こんな人生は ひどく疲れるから