ががばばの謎 もう言っても良い頃かな?
2015年の秋に某テレビ番組の番宣として
「ががばば」というものがネット上にあらわれました。
その時、私は、「何故この呪いの言葉が! 」と驚愕しました。
2年経った今、ネット上から「ががばば」は消えてしまったので、もう大丈夫だろうと思い、「ががばば」の意味について話します。
「ががばば」の呪いの言葉は
『罰をあたえられれば、黄泉からの念が、うぬを死へと禍津日来て誘う』
というものです。
黄泉とは、死後の世界のことで、禍津日とは災厄を司る神のことです。
この言葉を先ずカタカナに直します。
バツヲアタエラレレバ、ヨミカラノネンガ、ウヌヲシヘトマガツヒキテイザナウ
バツを与えるとは、苦を与えるという意味と捉えます。
日本語では、苦を九、死を四と、数字に意味あいをもたせることもありますね。
そこで、この文を九(苦)文字で区切ると
バツヲアタエラレレ
バ、ヨミカラノネン
ガ、ウヌヲシヘトマ
ガツヒキテイザナウ
となります。
ちょうど、縦に九(苦)文字、横に四(死)文字となります。
その死文字が重要な意味を成します。
過去の日本語は右から左に読んでいました。しかし、これは反魂の言葉なので、逆に読みます。
横書きのこの場合は下から上に文頭の文字を読んでみて下さい。ガガババとなっていますね。
しかし、呪いの言葉はこれだけの秘密ではありません。
すぐその下の文字はツ、、ツとなっています。ツも点々の変形と考えると
、、、、、、、、と並びます。
この点は沈黙を表しているのです。実際しばらく画面には何も映りません。
そしてその沈黙から四(死)番目の文字をみて下さい。
テヲカタになっていますね。そう、手を肩なのです。
マガツヒは手を肩に置いて、あなたを死の世界へと誘うのです。
当時の映像を見た人は記憶していると思います。
手を肩に置かれた少女は、黄泉の世界へ引きずり込まれていました。
罰をあたえられれば、黄泉からの念が、うぬを死へと禍津日来て誘う。
よくこの呪いの言葉が世間に出回ったなと思います。
これは、あくまでも「ががばば」という言葉にインスパイアされた作者の創作です。実際の「ががばば」とは関係ありません。