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超絶美少女!?
「明日世界が滅びます」
ニュースキャスターの焦った声。
近所の人たちの慌てた声。
声という声が飛び交うこの数日。
明日世界が滅ぶというのに、最後の日をくつろがないとかありえないな、俺はそんなことを思いながら大きなあくびをしていた。
「明日世界が滅ぶとかマジでやめて欲しいけど、どうせなら好きなことをしたりして明日迎えたいよな……」
そういえば俺の好きなことってなんだ?
いや好きなことは無いな……
でも夢はあるな、絶対叶わないけど。
叶わない夢とは……
異世界の超絶可愛い子といちゃいちゃしてみたい!という、馬鹿なことだ。
俺の好みは
ロングで銀髪か、黒髪。身長は低めでカワイイ系。
そんな子と出会ったら俺はその子の前で気絶しそうだ。
「あぁ、異世界行けたらいいのにな……」