つらい月曜日
かる~く2回分お休みしてました。
まずい、このままじゃアクセスが伸びない。
最初は余裕を持って執筆するくせに、いざ投稿し始めるとこうやって更新をさぼりがちになってしまいます。
いつもすみません。
……つらい。つらいつらいつらいつらいっ!
「だああぁぁっ! もう!!」
私は大声をあげた。依琉が得体の知れないものを見るかのような視線を向けてくる。
「なあ、杏珠。萩香壊れたと思うか?」
「うーん、どうだろう? いっつもあんなんじゃない?」
「ちょーっとそこのふたりぃ!」
二人、失礼すぎる。壊れたってなんだよ! いつもあんなのってなんだよ!
依琉も杏珠も、ちょーっとひどくないか? いや、ちょっとどころじゃないかもしれないけど。
「なんでみんなそんなに私への態度ひどいの!? 私、なんかした!?」
私は必死になって叫ぶ。だって、理解できない納得できない。
すると依琉はにこにこしながら口を開いた。
「萩香はもともとそういう運命だったんだよ」
「うん、きっとそうね」
「そこ2人勝手に納得するんじゃない!」
もうっ、依琉のせいだ!
てゆうかそもそも私が依琉と関わったりなんかするからこうなったのかもしれない。あの日依琉にチューハイの注意しなければ、きっと私は今頃あのほんわかしたグループに……。
羨ましくて、ほんわかグループの方を見てみる。一人の子と目が合った。にこやかに手を振ってみる。
――――っあ、目、逸らされた!? ひっど! ひっど!(衝撃的だったから二回言った)
あの薄情者め……。やっぱり、依琉たちといるからこうなってんの?
あーもうやだ。このばか。わたしのばか。
何でこんなことになっちゃったんだろう。やっぱり、依琉と関わったのがいけなかったのかな?
もう、どうすればいいの……。
と言ったって、ねえ。今さら何も出来ないよ。
依琉と縁切ろうにも絶対切れないだろうし。それに、なんだかんだ言って依琉と一緒にいると楽なんだよね。変な人寄ってこないし。
「まあ、いいじゃない。萩香は萩香らしくいれば。私、結構萩香の事好きよ?」
「あたしも萩香の事好きだし」
「ふ……二人とも……」
好きって言ってくれた! 杏珠も依琉も、私のことを好きって! 嬉しい!(単純)
「私も二人の事大好きだよー!」
勢いをつけて二人を抱きしめる。苦しいとかいう声が聞こえたような気がするけど気にしない。
そんな言葉私には聞こえません。きっと気のせいです。
「ねーあの子ぶりっ子じゃない?」
突然、そんな声が耳に入ってきた。え、なになに誰のこと?
不穏な空気。こ、これは……私の穏やかなスクールライフが傷つけられる予感! ヤバい気がするっ!
「だよね~。ちょっと強いのとつるんでるからって調子乗りすぎでしょ」
声のする方を見てみると、そこにはさっき私がほんわかグループと称した集団が。ま、まったくほんわかじゃないっ!
数人の女子が私たちの方を見てくすくす笑っている。じ、自意識過剰だったら嫌だけど、もしかして私のこと言ってる……?
これはあれです。中学の時よりもさらにヤバい感じのやつ、です。
そう、それはつまり。
「悪口からのエスカレートしてのいじめ……?」
ありえない。そう、ありえるはずがないのです。ないない。
でもさ。でもさ。
「どうしたの萩香?」
依琉たちはあの子たちの言葉に気付いていないのかな?
結構大声で言ってるんだけど……。
「っひ」
そうじゃなかった。依琉さん、ガチギレしてました。私が土下座してしまいそうなほどの剣幕です。すごいです。怖いです。
やっぱり、依琉って何者……。
「あいつら……絶対許さん!」
依琉はそう言うとほんわかグループの元へとずんずん歩いていく。
前言撤回。
あの子、めちゃくちゃ手がかかる。