第六十一話 長篠兵器戦
長篠での戦いは小競り合いから始まった。
両軍とも様子見で一軍を当てたのだろう。だから早朝から始まった戦いも、この時点では目立った被害は出ていない。
更に小競り合いは続き、とうとう昼になってしまった。
閃華と小松も昼食を取っていたが、終えた直後に信長からの呼び出しが掛かった。
呼び出される理由は何一つ思い当たらないが、とりあえず二人は信長が居る本陣へと向う。
そして本陣、足軽が二人の到着を告げると閃華と小松は織田家の重臣が揃っている中に進み出て膝を付いた。
「来たか」
信長はそれだけ言うと二人の元に自ら進み出て、追い越していった。そして後ろを振り向かずに二人に向かって言葉を掛ける。
「閃華、小松、着いて来い」
思わず顔を見合わせる閃華と小松。そして織田家の重臣達も驚くばかり、だが信長はそんな周りに構わずにさっさと本陣を出てしまった。
やれやれ、相変わらず困ったお方じゃな。
閃華は小松と目を合わせると頷き、二人は重臣の方々に一礼だけして信長の後を追った。
さて、御館様は何処に行ったんじゃろうな?
閃華達が本陣を出た頃には信長は遥か前、馬防策がよく見える位置に居た。急いで信長の元へ向かう閃華と小松。信長の傍で影のように居る森蘭丸に挨拶だけしてから信長に話しかける閃華。そんな閃華に信長は例の布がかかった物を指し示した。
「閃華、あれがなんだか分かるか?」
「いえ、私には……」
まあ、隠してある物を当てろと言われても難しいじゃろう。
確かにそのとおりなのだが、一応織田家の家臣としてそれなりの態度で応じる閃華。そんな閃華に信長は更に聞いてきた。
「閃華、そなたはこの国に来る前、海の向こうにある国に居たそうだな」
「はっ、大陸はもちろんポルトガルに居た事もあります」
「では、あちらの事にも詳しいのだろう?」
「多少の見聞は得ています」
「そうか。ときに閃華、武田はこれからどう動くと思う?」
「武田は騎馬を得意としております。恐れながらこの程度の馬防柵なら突破できるでしょう。そうなれば」
「そうはならん」
閃華の言葉を遮り信長は断言する。そして初めて閃華に振り返ると笑みを見せた。
んっ、なんじゃ、この御館様の笑みは、まるで子供のようじゃな。
信長の笑みにそんな事を思う閃華。それは今まで閃華が信長に抱いていたイメージとはまるで違うものを連想させるものだった。
そして閃華はその笑みが物語るものをすぐに察した。
そうか、御館様は新たな事をしようとしてるんじゃな。まるで新しい玩具を与えられた子供のようじゃ。くっくっくっ、男というものはいつまでも子供というそうじゃが、こういう所から来てるんじゃろうな。
だが閃華は気付いていなかった。その笑みが印すもう一つの意味を。
まるで子供のような笑みを浮かべている信長だが、一人の足軽が慌しく信長の元に来るといつもの威厳のある顔つきに戻った。
「どうした?」
信長が聞くと足軽は一気に喋る。
「武田の本隊が動き始めました! 騎馬を前面に出して突撃態勢に入っております。その数およそ五〇〇〇、我が方に向けて進軍中。指示を仰ぎたいとのことです」
「道勝めは慌てふためいておるようだな。サルに鉄砲隊の指揮を取るように言え、すぐに馬防柵に前に鉄砲を並べよ」
「はっ」
本陣に走っていく足軽を見送った閃華はすぐに進言した。
「御館様、今はこのように快晴ですが今は雨季、いつ雨が降るかは分かりません。あまり鉄砲に頼らぬよう」
「閃華、そのためにそなたを呼んのが分からぬか」
「……なるほど、私の事はすでにお調べになっているのですね」
「ふっ、近くに精霊の事は把握しておけとうるさく言うものが居るのでな、そなたの事も充分に知って居るというわけだ」
「恐れ入りました。では」
立ち上がりその場を後にしようとする閃華、小松も慌てて後を追って、そんな二人に信長は声を掛けた。
「終えたらまた戻って来い。面白い物をみせてやろうぞ」
「はっ」
その場で返答する閃華、小松も慌てて信長に一礼すると閃華の後を追った。
閃華は人気が無い広場へと向かい、その途中で小松が話しかけてきた。
「一体何をするつもりなのですか? 御館様は閃華に何かの命を下したようですけど、私には何がなにやら?」
ワケが分からないという顔をしている小松に閃華は一から説明する。
「小松、属性については覚えておるな?」
「ええ、充分に分かっています」
「では、私の属性はなんじゃ」
「水です。それが何か?」
「では鉄砲の弱点はなんじゃ?」
「そうですね……先程閃華が進言したとおり雨ですか?」
「そうじゃ、鉄砲は雨で火縄が消えてしまっては撃てんからのう。火縄に火がともっておるから撃てるんじゃ」
「それで?」
「うむ、それに今は雨季じゃ。いつ雨になってもおかしくは無い。そこで問題じゃ、雨とはなんじゃ」
「それは……水ですよね」
「そうじゃ、空気中の水が集まって振ってくるんじゃ。そこで、私の役目はなんじゃろうな?」
「……雨を防げと」
「正解じゃ。長篠から水を遠ざけて雨を降らせないようにする。御館様も精霊の使い方がうまいのう」
属性を持っている以上、属性に順ずるものを操る事が出来る。それは精霊が属性の結晶体であり、属性そのものと言っていいからだ。
水の属性を持つ水の精霊である閃華は水を操る事が出来る。操る範囲や量は精霊の能力で変わってくるが、閃華の力なら空気中の水分を長篠からほとんど無くす事が出来る。
つまり、閃華がやるべき事は空気中の水分を長篠から遠ざけて乾燥状態にすることだ。そうれば……。
「なるほど、雨が降らなければ鉄砲の力を充分発揮する事が出来る。それが御館様の狙いですか」
「まあ、それだけではないみたいじゃがのう」
「というと?」
「先程、御館様が私に聞いてきたものじゃ」
未だにそれがなんなのか分からないが、それが信長の切り札である事は推測できた。あれがあれば武田の突撃も食い止められるものだろう。だがそれがなんなのかは、いまいち見えてこない。
う〜ん、そう言えば御館様は海の向こうについて話したのう。という事は、あれはこの国で生まれたものではないんじゃな。確かに海の向こうからも精霊が多く入ってきとるからのう、そういう技術が持ち込まれても不思議は無いんじゃが。あの武田を防げるものじゃからのう、相当力がある物のはずなんじゃが……ダメじゃな、まったく思いつかん。
それでも後になれば分かるだろうと閃華は思考を中断させる。
そうこうしているうちに閃華達は目的の場所に到着。そこはかなり開けており、周りには誰も居ない、閃華達だけだ。
「さて、では始めるとしようかのう」
閃華は小松を遠ざけると精神を集中させる。
まずは長篠になる水を支配下におかんとな。
閃華が力を放出させると大きく広がり、織田陣営はともかく武田の所までその力の範囲を広げていった。
気付かれるじゃろうが良いじゃろう。さて、後は水を支配下においてじゃな。
閃華の力に呼応するように、人の目には見えない水が震えて閃華の支配下に入る。そして力の範囲にある水が全て閃華の支配下に入り、長篠にある全ての水分が閃華の思いのままになった。
ではいくか。
今度は力を一気に弾く。力に呼応した水分も力と共に弾かれて行き、それは連鎖して次々と弾かれて一陣の風となった。
強風が長篠に巻き起こった後、風はぴたりと止んで小松はなんだかすっきりした気分になった。
「なんだか、心地よいですね」
先程との空気とはまるで違い、気持ちよいと感じるほどすっきりした。
「湿気が無くなったからのう、心地よい天気になったもんじゃな」
「そうですね。これでしばらくは雨が降らないのですね」
「それは風次第じゃな、風が早く水を運んでくれば雨が降るじゃろうが、今日一日ぐらいは大丈夫じゃろう」
「そうですか」
「では戻るとしようかのう」
「そうですね。御館様をお待たせするのもいけません」
一仕事を終えて信長の元に戻る閃華と小松。
自分でやったとはいえ、湿気が無くなった事で大分過ごしやすくなった。それだけも、閃華の足取りはかなり軽くなったようだ。
「ただいま戻りました」
信長の元へ戻った閃華と小松。
信長は相変わらず振り向く事をせずに、二人に言葉を掛けると隣に来るように申し付けた。
信長の隣に立つ閃華と小松。そこは織田の馬防柵から設楽原がよく見えた。そして今まさに、織田へ突撃している武田も。
「武田があんな所まで!」
すでに突撃を開始している武田に小松は思わず声を上げるが、そんな小松を信長は静かな声で諭す。
「安心せい小松、武田があの馬防柵を越える事は無い」
「ですが……」
閃華が声を上げたので信長は閃華に振り返った。まるで閃華が何を言うのか楽しみにしているように。
「例え鉄砲三〇〇〇丁でも、武田の勢いは止められないでしょう」
「だろうな」
あっさりと認めた信長に閃華は驚きの眼差しを向ける。そして信長も閃華と目線を合わせた後、急に笑い出した。
「御館様?」
いぶかしむ目線を送る閃華に、信長はまず鉄砲を指し示した。
「閃華、海の向こうから来た物は、あの鉄砲だけではないぞ」
そして次は閃華を指し示す。
「精霊、これもほとんどが海の向こうから来た者だと聞いている。そなたもそうだったな」
無言で頷く閃華。信長は笑みを浮かべると最後に例の物、布が掛けられた何かを指し示した。
「そしてあれも、海の向こうから来た物だ。布を取れい!」
その場から号令を下す信長。足軽達が布を縛っている紐を取った後に、布が一気に取り去られた。
そして現れたもの。それは人の形をしているが、どう見ても人の倍以上は大きく。何より全てが鎧で出来ているようだ。その鎧もこの国の物ではなく、海の向こうにある国の物だ。
「ゴーレムじゃと!」
思わず驚きの声を上げる閃華。閃華の驚きに信長は満足そうに笑う。その笑顔もまた子供のようであり、どうやら閃華が驚くのを楽しんでいるようだ。
どうやらこれが閃華を呼んだもう一つの理由らしい。この反応はこれを知っているから出来る物で、何も知らない者は同じ反応しかしないだろう。つまり閃華の反応はゴーレムを知っているから出来る物で、信長はそんな閃華の反応を楽しむために傍に呼んだようだ。
「どうだ閃華! これが海の向こうから来た物だ。儂は鉄兵と呼んでいるがな」
「鉄兵……」
言葉を失う閃華。まさかこんな物までこの国に来ているとは思ってもいなかった。
ゴーレム、古くはユダヤ教に登場する泥人形の事で、作り出した主人の言う事をなんでも聞いて、忠実に働く人形の事を言う。だが、もともとはノアの箱舟や精霊王と同じで古代の魔道科学が生んだものだ。
魔道科学が表舞台から消えるとゴーレムもまた、その存在を忘れ去れて行ったのだが、精霊達はゴーレム技術をちゃんと受け継いでいた。
だから海の向こうでも閃華は時々ゴーレムを見かけたことがある。だがそのとき見た物は昔から伝えられている泥人形。今目の前にある鉄製に物とは大きく違った。
ゴーレム技術を研究しておる精霊が居ると聞いておったが、まさか鉄製のゴーレムを作るとは思いもよらんかったのう。
今まで鉄製のゴーレムが作られたという話しは聞いた事がない。おそらく精霊の歴史でも、鉄製ゴーレムが登場した初めての時だろう。ちなみに、ゴーレム技術は更に進化を続けて、昇達の時代には機動ガーディアンという名前になっている。
その鉄製ゴーレム、鉄兵総数百体近くが一斉に動き出した。手には鉄砲のようなものを持っているがその大きさは遥かに違う。そして馬防柵の後ろまで進み出ると鉄砲を構える。
「……凄い」
思わず言葉を漏らす小松。確かにこんな光景が目の前に展開すれば誰もがそう思うだろう。実際に鉄砲隊の兵士達も驚きの表情で鉄兵を見ており、秀吉が必死になって隊列を乱さないように指示を飛ばしている。
「んっ」
とその時、閃華はある物に注目する。そんな閃華に気付いたのだろう、信長はまたしても意地の悪い笑いを浮かべる。
「気付いたようだな」
「えっ?」
信長の言葉に小松は思わず声を上げてしまう。鉄兵だけでも凄いというのに、まだ何か有るらしい。
そして閃華はその何かを信長に指し問う。
「あの鉄兵が持っているもの、あれは一体?」
閃華の問いに信長は嬉しそうに笑う。
「あれも海の向こうから来た物、いや、正確には精霊がもたらした物だ」
「精霊が?」
「小松、属性については分かるな?」
「えっ、あっ、はい」
いきなり振られて驚きながら答える小松。小松が落ち着くのを見て信長は更に説明を続ける。
「属性は精霊にとって自分の存在を表し使いこなす物だが、それと同時に力その物を示している。火も水も木も精霊にとっては力だ」
確かに精霊にとって属性とは力の変換先であり、持っている属性に順ずるものしか力として表に出す事は出来ない。閃華が水を生み出し操るように、小松が影を繋げて闇を操るように、それは全て属性を持っていくら出来る技だ。
「では、属性とは何だ?」
「えっと……」
そう聞かれると分からないのか小松は黙ってしまった。代わりに閃華が口を開く。
「力の基礎構造、精霊も属性を持つ契約者も属性を持つから力を変換できる。つまり属性は力の設計図のようなもの」
「そうだ、そしてその設計図さえ持っていれば属性を発動できる。後は力を集めればいいだけだ」
「まさか、あれは!」
鉄兵が持っている物の正体に気付いたのだろう、閃華は声を上げて鉄兵に目を向ける。そんな閃華を見て信長は高らかにあれの正体を打ち明ける。
「そうだ閃華! あれは精霊砲だ」
「……やはり」
百年ぐらい前じゃろうか、人間達が作り出した大砲。それを見た精霊が作り出したのが精霊砲じゃが。まさかそんな物までこの国に来ておるとは、御館様はどれだけの技術を手に入れたんじゃ。いや、そういう技術を持っている精霊が傍におるんじゃろう。
「閃華、精霊砲とは?」
隣に居る小松が聞いてくるが、小松は簡単に返すだけだ。
「口で説明するより、見た方が早いじゃろう」
はてなを浮かべる小松。だが小松はそれ以上は聞こうとしなかった。たぶん、閃華の頬を流れる汗を見たからだろう。
それにしても……まさか精霊砲を持ち出すとはのう。御館様は本気で武田を潰すおつもりじゃな。なにしろあれは精霊達の間でも好んで使うやつはおらんからのう。威力は確かに高すぎるほど高いんじゃが。精霊には効かんし、そんな物を使うよりかは自分の技を放った方が早いからのう。じゃが、人間を相手にしては別じゃ。精霊砲、しかもこれだけの数を前にしては武田は何もできんじゃろう。
武田の滅亡を予感する閃華。だが武田はそんな事を知る由も無く、今はただ織田を倒すために突き進むだけ。
武田は最初鉄兵に驚いていたようだが、今では士気を取り戻して破竹の勢いとなっている。
武田の兵が津波のように織田の陣へ押し寄せる。織田の鉄砲隊はすでに狙いを定めており、鉄兵も精霊砲を構えた。いつでも撃てる準備は出来ている、後は信長の命を待つだけだ。
信長は武田勢を充分に引き付けてから右手を上げた。それを見た秀吉が鉄砲隊に号令を掛ける。そして信長が手を勢いよく下げると、秀吉の口から発射命令が出た。
一斉に火を噴く三〇〇〇丁の鉄砲と百近くの精霊砲。
鉄砲の弾は最前列に居た敵兵を倒し、精霊砲は武田の中段で爆発を引き起こした。だが両方とも再度発射するには時間が必要だった。それがあったからだろう、武田は鉄砲や精霊砲に怯むことなく突撃を止めはしない。
前が崩れたとはいえ、その勢いを止めたわけではない。再び武田の先頭が織田の陣へ迫る。再び発射命令が出る織田の陣、だが撃ったのは鉄兵の精霊砲だけだった。何故か鉄砲隊は撃たずに待機している。そして秀吉が鉄砲隊に狙うように号令を掛けると、今度は鉄砲隊だけが一斉に発射した。
なるほどのう、そういう手を使ってきたか。
後方で見ている閃華には織田の戦術がよく分かった。
鉄砲も精霊砲も発射までには時間が掛かるからのう、御館様はその時間をエサに使ったんじゃな。
鉄砲も精霊砲も一定時間飛んでこない。武田からみればその時間は織田の陣へ突っ込む最大の機会、だが信長はそこに罠を仕込んだ。
鉄砲だけなら突破されていたかもしれないが、精霊砲はかなりの高威力で武田の先陣に大打撃を与えられるほどだ。
つまり精霊砲で武田の先陣を大多数削り、鉄砲で精霊砲を潜り抜けてきた者を狙い撃つ。その二段攻撃に武田の先陣は全滅するだろう。更に、時間を空ける事で武田に突撃できると思わせる。そう思った武田は突撃スピードを緩めることなく、織田の陣へ突っ込んで来るという訳だ。
敵の前衛を着実に削り、しかも相手に何度も突っ込ませる。これが信長の仕込んだ罠だった。
だが何度もやっていれば、いくら勝頼でも気付くだろう。ついに武田は精霊を投入してきた。
武田の先頭を騎馬と変わらないスピードで突っ込んでくる精霊。そこに精霊砲と鉄砲が集中するが武田の兵は倒せても精霊までもは倒せなかった。
精霊砲は精霊にとって防ぎやすいものだし、たとえ三〇〇〇丁の鉄砲でも全てが精霊に向く訳ではない。だから精霊にとって鉄砲は避けやすいものだ。
武田の精霊達は遂に馬防柵を乗り越える。だが雑兵には目もくれずに更に奥を目指す。どうやら信長を直接狙うつもりらしい。
「蘭、小松、閃華、武田の精霊達を……撫で斬りにせよ!」
信長は自ら刀を抜くと閃華達に号令を飛ばす。
信長に迫ってくる精霊はおよそ三〇、かなり分が悪いが信長はあえて笑みを浮かべてみせる。
「御館様!」
信長の前に出る蘭丸、閃華と小松も信長の横に着く。
近くに来た閃華と小松を確認すると、信長は刀を地面に突き刺し二人の両肩を軽く掴む。
「よいか二人とも、これより儂の力を与える」
「えっ?」
「あの?」
信長の言っている事が分からなかったのだろう、思わずはてな顔になる閃華と小松。だがそんな二人に構うことなく、信長は意識を沈めて一気に力を解放する。
「エレメンタルアップ!」
さて、更新に大分間が開きましたが、詳しくは私のブログを読んでください、遅れた理由がいろいろと言い訳の形で書いてありますので。
さてさて、遂に始まりましたね長篠の戦い。そんな訳で出てきた鉄兵こと機動ガーディアン、皆さん、覚えてますか? 覚えていない方は第一話から読み返してみよう。かなり時間が掛かりますが、たぶん思い出すかもしれません。もちろん、保障はしませんよ。
さてさて、実はこの前、エレメの読了時間を見てみました。そしてたら……700分だそうです。……長っ! 今更ながらよくそれだけ書いたな。というか、まだまだ続けるつもりですけど……最終的には一体どれだけの時間になるんだろう。まあ、最終がいつ頃に、そしてどんな形になるのかまったく考えてませんけどね。目指せ一万時間……というところですか。
はいそこ方、げんなりとしないように。頑張れ、頑張ってついて来るんだジョー――!!! ……ジョーって誰?
そんな訳で今回はここいら辺で終わりです。詳しくはブログをお読みください。
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。そしてこれかもよろしくお願いします。更に評価感想、そして投票、人気投票もお待ちしております。
以上、久しぶりに熱い展開になってきたので少しワクワクな、というか久しぶりに次回はバトルシーンを書ける事にちょっと喜んでる(長くなった!!!)葵夢幻でした。