表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エレメンタルロードテナー  作者: 葵 嵐雪
ロードナイト編
44/166

第四十四話 決意

 あれから僕達はロードキャッスルから学校の屋上へと戻ってきた。

 あたりはすっかり暗くなっており、時計の針はかなり遅い時間を指し示している。

 ロードキャッスルを囲んでいた結界はどうやら閃華と与凪さんで手を加えたらしく、僕らは何の障害も無く結界から出る事が出来た。

 それからロードキャッスルは後で閃華と与凪さんが空間ごと消し去るらしい。だからもうロードキャッスルについては何も心配要らないそうだ。

 そして雪心ちゃんの遺体を抱えて戻ってきた僕達を待っていたのは、与凪さんと森尾先生だった。

「ただいま、与凪さん、森尾先生」

「滝下君」

「……ああ、よく帰ってきた。滝下……」

「……先生」

「今は何も言うな滝下、後の事は全部先生に任せておけ」

「えっ?」

 森尾先生が僕達に告げた事、それはもちろん雪心ちゃんの葬儀の事だ。

 ミリア達が雪心ちゃんの体を綺麗にしてあげると、僕達は森尾先生の車でそのまま雪心ちゃんの家まで行った。場所はすでに与凪さんが調べておいてくれたらしい。

 雪心ちゃんの家に着くとそこにはすでに業者の人が葬儀の準備を始めていた。

 僕達は雪心ちゃんの遺体を寝かすと、ミリアはあくまでも最後まで雪心ちゃんの傍に居たいと言い張ったので、結局ミリアには閃華が付いてくれて僕とシエラと琴未はウチに帰ることになった。

 ここに居てもやる事はないし、母さんに心配をかけるのも嫌だったから。

 後の事は全部与凪さんがやってくれると言ってくれたので安心して後を任せられた。

 ウチまで送ってくれた森尾先生は、明日準備が全て終わったら連絡するからと言い残して戻っていった。

 ウチに帰った僕達を母さんが出迎えると、最初は何かを言おうとしていたけど僕達の表情を見るなり、何も言わずに食事とお風呂の準備ができてる事を告げたが、僕はそのまま自分の部屋に戻ってベットに横なった。

 僕の意識は泥に沈んでいくように眠りに付いた。



 翌日はシエラに起こされるまで眠っていた。

 シエラは朝食の準備ができてる事を告げたが、正直食欲なんて物はその時の僕にはまったく湧いてこずに断ったのだが、シエラは無理矢理僕を起こすとそのままリビングまで連れて行った。

 用意されていた朝食はいつもと違い、凄く軽く手軽の物だった。

 シエラは朝食は母さんが用意してくれたと告げると自分の席について朝食を取る。僕も何とか自分の席に着くとその日初めて時計に目を向けた。

 学校に行くなら確実に一時限目が始まってる時間だったが、誰も何も言わずに朝食を取っている。僕もそれに習って出来るだけの物は食べたけど、それでもあまり喉を通らなかった。

 僕は再び自分の部屋に戻るとまたベットに横なり天井を見詰める。

 それから何をするわけではなく、ただ天井を見詰めていた。森尾先生からの電話が来るまでは。

 その事を知らせに来たのは母さんだ。母さんはそれだけを告て部屋から出て行った。今更言う事もないらしい。正直僕にとってはありがたかった。

 僕は準備を済ませるとリビングへと降りていった。そこにはすでにシエラと琴未の準備が終わっていた。二人とも制服を着ている。まあ、当然といえば当然だろう僕もそうだし。

 それから少しして森尾先生が迎えにやってきた。

 僕たちが玄関に向かうと、そこでは森尾先生と母さんが何か話をしていたが僕達は簡単な挨拶だけをして森尾先生もそうしてくれた。そして母さんもいつもと同じように「いってらっしゃい」とだけ言って僕達を見送ってくれた。

 雪心ちゃんの家に向かっている車の中は、誰も何も言わずに僕は自分の手だけを見ていた。

 僕は……あれが本当に僕の全力だったんだろうか。もしかしたらもっと力を出せたのかもしれないし、雪心ちゃんも救えたのかもしれない。僕は……どれだけの覚悟でこの戦いに望んだんだろう。

 エレメンタルロードテナーについてもそうだ。僕はどれだけの事を理解していて、どれだけ望んでいるんだろう。結局僕はその事も雪心ちゃんの事も中途半端な覚悟で望んでたのかもしれない。

 だとしたら、こんな事になるのは当たり前だよな。だって僕はその程度の覚悟しかもてなかったんだから。

 だったら僕は……

 そして雪心ちゃんの家に着くと閃華が出迎えてくれた。

「おおっ、やっと着いたようじゃのう」

「閃華、ミリアは大丈夫なの?」

 琴未が真っ先にその事を聞くと閃華は首を欲に振る。

「大丈夫なわけなかろう。あれから雪心の傍を一時も離れんで一晩中傍におった。私が何を言っても、そう約束したから、としか答えん」

「そう……なんだ」

「やれやれ、そっちもあまり変わってないようじゃのう。まあ、昨日の今日じゃからのう、しかたないといえばしかないかもしれんのう」

「閃華はよくそんなに元気でいられるわね」

「くっくっくっ、こう見えても結構歳を取っておるもんでのう。こういうことには慣れておる。シエラもそうじゃろう」

「私は、閃華ほど受けれいれられていない」

「……そうか。まあ、こういうことは時間が解決してくれるもんじゃ。今は八つ当たりなり泣いたりしておれ」

「……閃華ごめん」

「な〜に、構わんよ」

 閃華は琴未の肩を軽く数回叩く。

「さて、これからのことじゃが……」

 閃華はこれからの手順を簡単に説明してくれた。

 それからは何の滞りも無く葬儀は進み、僕達は現在雪心ちゃんをお墓に納骨しているところだ。

 このお墓も雪心ちゃんの両親が眠っていてそこに雪心ちゃんも入る事となった。それにシェードがもたらしてくれたお金によってここのお墓の管理などは全て業者がやってくれるらしい、僕達が生きている間はお墓はこのまま維持される事は確かだ。

 だがそんなことよりも、僕は未だに過去を悔やんでいた。

 こんな結末しか迎えられなかった自分の不甲斐無さを悔やみ、どこかで迷っていた自分の決意の無さを悔やんでいた。



「さて、これで終わりじゃのう。ミリア、線香を上げてやれ」

「うん」

 まず最初にミリアが線香をあげて雪心の冥福を祈る。

 そんな中で昇は静かに閃華に近づいて小さな声で話し始めた。

「ねえ、閃華」

「んっ、なんじゃ昇?」

「今までの争奪戦でも、こういう悲しい事ってあったの?」

「……そうじゃのう。お互いに命を削っての戦いじゃからのう、いつこういうことがあっても不思議ではないのは確かじゃ」

「そう、なんだ」

「まあ、エレメンタルロードテナーを目指すものは何かしらの決意を持っておるからのう、じゃから譲れない戦いも出てくるわけじゃよ」

「決意か……」

「じゃから、契約者同士が互いに強い決意を持っておると、決着はどちらかの死でしか終わらんときもあるんじゃよ」

「死ぬまで戦うの!」

「まあ、そうじゃな。例え命に代えても叶えたい望みがある者だけじゃがな」

「争奪戦って、そんなに壮烈なんだ」

「それほど精霊王には力がある。昇も今回の戦いで精霊王の力がどれだけ凄い物じゃが分かったじゃろ。あれで精霊王の力の一部にすぎん」

「あれほどの力、いったい何に使うんだろ」

「それは人それぞれじゃな。まあ、今はおらんと思うが昔は天下統一を目指すために精霊王の力を欲する者も多かったもんじゃ」

「戦国時代とか?」

「まあ、そうじゃのう。じゃが、中には自分のためではなく人のために使おうとして目指した者もおったのう」

「なんで人のために?」

「それは決意した本人にしか分からんもんじゃよ。ほれ昇、ミリアが終わったから次は昇が線香を上げて来い」

「僕は最後でいい」

「……そうか、なら先に行かせてもらうぞ」

 それだけを言い残して閃華は雪心の墓に向かうと、代わりにシエラが昇の横に立ち並ぶ。

「昇、私のこと恨んでる」

「なんで?」

「私が昇と契約しなければ、今回の事に関わらずに済んだ。何も知らないままでいられた。それなのに私との契約がきっかけで昇は今回悲しい思いをしたから」

「それは別にシエラの所為じゃないよ」

「でも、きっかけを作ったのは私」

「そう、だね」

 確かにシエラとの契約はきっかけにすぎないけど、それから僕はいったいなにをしてきたんだろ。

「だから、私のことを恨みたければ恨んでもいい」

「そんなことしたってしょうがないよ。それにシエラはきっかけでそれからの行動は僕自身の責任だから」

「そう、昇がそう言うのなら……」

「シエラ」

「なに?」

「昨日シエラは言ってたよね。僕には可能性があった。だから僕と契約したって」

「そう、私は今でも昇の可能性を信じてる」

「今の僕はシエラが見出した可能性の何パーセントを引き出してる?」

「……」

「はっきりと言ってくれていいよ」

「分かった。甘く見てもせいぜい四、五パーセント」

「そっか、僕はその程度の力しか出せていなかったんだ」

「でもそんなにすぐには自分の全ての可能性を引き出せる人間なんて居ない」

「けど、シエラと出会ってからもう二ヶ月ぐらい経ってるよね」

「そう、たったの二ヶ月」

「言い方を変えたって同じだ。僕は、その二ヶ月でどれだけのことをやってきたんだろ」

「昇……」

「例え二ヶ月でも、もっと必死になっていればこんな事にはならなかったかもしれないのに」

「昇、未来が分かる人なんて居ない。人はその時に最良と思った選択肢を選んでる。だから今更そんな事を言っても何も変わらない」

「分かってるけど、どうしてもそう思っちゃうんだよね」

「昇」

「シエラ、順番が来たから雪心ちゃんにお線香を上げてきたら」

「……分かった」

 シエラは昇の傍を離れて雪心のお墓に線香を上げている。

 確かにこんな未来が来ると分かっていたなら、僕はもっと必死で自分自身を鍛えていただろう。でも、そんな事は出来ないから僕はこんな結末を迎えてしまった。

 けど、どんなに悔やんでも過去は変えられないし、雪心ちゃんも戻ってこない。なら、今の僕にできることはたった一つしかない。

 今回のような事をまた起こさないために僕は足りない物を今ここで埋めないといけないんだ。決意と覚悟を……。

 もう嫌だから、目の前であんなことになるのはもう嫌だから。そして自分が望んだ未来を手に入れたいから、僕は僕の選んだ道を進まないといけないんだ。

 それは命を賭けての決意と覚悟を持って……。

 昇が考え事をしているうちに、順番は最後の昇の番になった。

 昇は与凪から受け取った線香をお墓に供えると、雪心の冥福を祈るのと同時に新たな決意を告げていた。

 そして昇が立ち上がると振り向くことなく口を開いた。

「シエラ、ミリア、琴未、閃華、そして与凪さんと森尾先生、僕は決めたよ」

「何をよ」

 不思議そうな顔で琴未は昇に聞いてくる。

「僕は……エレメンタルロードテナーになる」

『……』

「もう、こんな事は嫌だから、もしこれからに未来に同じことが起きるかもしれないなら、僕は今度こそ自分の全てを賭けて戦いたい。もう二度とこんな悲しい事を繰り返さないために僕はこの争奪戦を勝ち抜いて、そして相手も死ぬ事の無いように僕はもっと強くなりたい」

 そして昇は皆の方へと振り向く。

「だから、僕に力を貸して」

 大きく頭を下げる昇に、まずは閃華が口を開いた。

「どうやら覚悟を決めたようじゃのう。まあ、琴未はどんな事があっても昇についていくじゃろ。じゃから私も昇についてくぞ」

「閃華! 勝手な事を言わないで」

「ほう、では違うのか」

「違うなんて言ってないでしょ。私だって昇がそう決めたのなら付き合うけど、それは私が言うセリフで閃華に言われたくないのよ」

「くっくっくっ、そいつは悪かったのう」

「琴未、閃華」

「昇を最初に契約者に選んだのは私。だからどんな事があろうとも、これからも私は昇と一緒の道を進んでいく」

「シエラ」

「昇が雪心の前で決めてくれたなら雪心も喜ぶと思うよ。だから、私も一緒に強くなる。私も嫌だから、雪心みたいに悲しい思いをするのもさせるのも嫌だから。だから私も昇と一緒に強くなるよ」

「ミリア」

「まあ、担任として教え子の将来が決まる事はいい事だからな。これからも出来るだけのことはやってやるよ。滝下の担任としてな。よっちゃんも頼めるかい?」

「亮ちゃんがそう言わなくても、私も滝下君のクラスメートとして、そして友達としてできるだけ助けてあげるわ。まあ、私の力なんてそんなに役には立たないけど助力は惜しまないつもりよ」

「よっちゃんが役に立たないって言うと、俺なんて役に立たないどころか何も出来ない奴に聞こえるな」

「亮ちゃんは滝下君の担任としての立場で滝下君を助けてあげればいい。それが亮ちゃんの仕事だし滝下君を助ける事になるわよ」

「そうだな。そういうわけだ滝下。困った事があったらいつでも先生に相談しに来るんだぞ」

「森尾先生、与凪さん、ありがとうございます」

 昇はもう一度大きく頭を下げると再び雪心のお墓に目を向ける。

「僕は今ここに誓う。もう二度と悲劇は繰り返さない。戦うべきときには全力で戦う。もう誰も悲しまないように、もう誰も泣かないように、そしてもう誰も傷つけないように僕は戦い続ける」

 それで許してくれるかな。雪心ちゃん、シェードさん。

 雲一つ無い晴天の下で昇は決意する。

 今までのように流されて戦うのではなく今度からは自分の意思で戦う事を。それが例え自分の命を賭けようとも戦い続ける事を。そして今度こそ自分が望んだ未来を勝ち取る事が出来るように昇は決意する。

 もう二度と自分の目の前では悲劇を繰り返さない事を、昇は雪心の墓前で誓うのだった。







 そんな訳で、ロードナイト編終わりました。

 え〜、ここで以前から感想欄に多く書かれていた事をハッキリさせたいと思います。

 まずは昇が戦う理由がハッキリしない。とよく書かれていたのですが、ハッキリ言うと争奪戦は命を賭けて戦う事になります。なので、そう簡単に決められるかーーー! というのが私の意見です。まあ、今回の話でやっと昇は戦う理由をハッキリとさせたわけですが、人間命を賭けて戦うにはそれなりの理由が必要であって、昇はやっとその理由を元に決意したわけですよ。だから今まで昇は戦う理由をハッキリとしてなかったんですよ。まあいいかえれば、あえてそこはハッキリとさせずに書いてきたわけです。

 きっかけはシエラとの契約、今までの戦闘は経験、そして今回の悲しい出来事で昇はやっと戦う理由を得るのですが、私の技術レベルが低い所為かそこら辺をハッキリ伝えられたかどうかが不安ですが、まあ、そういう意図があったワケでして、ですから今までそこには触れずに来ました。

 あと、よく言われるのが誤字脱字が多い。……まあ、これはしょうがないんですよ。というか、俺はそこまでうまくはねーーー! 今までは小説を読むのが好きで妄想好きの普通の人間だったんだーーー! そんな奴が書いてんだから誤字脱字が多くて当たり前だーーー! はい逆ギレです、すいません。

 まあ、そんな訳でこれより全話の修正作業に入ります。というかいい加減に誤字脱字が多いという評価ばかりに頭にきました。まあ、逆ギレなんですけどね。けど、言われ続けるのも癪なので修正作業を決意したわけですが、ご存知の通りこのエレメ、かなり長いです。

 そんな訳で新話は来年辺りになりそうです。まあ、大きなストーリー改変は行わないので読み直さなくても大丈夫ですが、幾つかシーンの変更や追加、削除をします。まあ、読み直したい人は読み直してください。あえて薦めませんが、そんな訳で今まで最新話まで読んでくださった方、申し訳ありませんがエレメの更新をしばらく止める事をここにお詫び申し上げます。

 そして再開したときにはまたよろしくお願いします。次の話に軽く触れておくと前にも書いたかもしれませんが、今度は閃華にまつわる話です。できることなら閃華の過去にも大きく触れたいと思います。……結局今度も長くなりそうだな。

 まあ、そんな訳でしてこれからも見捨てないでくださいね(ハート)

 では、当分の間は更新できないのでかなり長くなりましたが。

 ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございます。そしてしばらく止まりますがこれからもよろしくお願いします。更に評価感想もお待ちしております。

 以上、校正能力ゼロの俺がまた書き直すのはめんどだなと少しだけ思った葵夢幻でした。


 そんな訳で修正作業が終わりました〜。そしてこの後書きもさらに長くなります。

 ……というか修正作業を始めてから丁度一ヶ月、やっと終わりましたよ。ちなみにその間の事はブログに書いてあるので気になる人は私のホームページ、冬馬大社にブログを設置してあるのでそちらを見てください。まあ、書いてる事はここの後書きとほとんど変わらないけど。

 それと検索する時は冬馬大社でお願いします。この前葵夢幻で検索をかけたらいろいろな物が出てきて、もうどれがなにやらって感じだったので冬馬大社で検索をかければ一発で私のホームページが出ると思うのでよろしくお願いします。

 ではでは、長らくお待たせしてすいませんでした。これから新章の執筆に入りたいと思います。

 以上、修正作業がやっと終わり一息つく葵夢幻でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ