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第十一話 譲れぬ想い

 あれ、僕は何してたんだっけ。……そうだ! 確か琴未に好きだって告白された後、シエラとミリアまでそんなことを言い出して、そのあと、……あれ、そうか、頭の中がごっちゃになって真っ白になったんだ。

 そうだ! シエラ達は?

 昇が辺りを見回すと世界が青く塗られたように、何もかもが全て青みがかっていた。それに昇の周りには結界が張られており、結界の外は何もかも全てが破壊されていた。

 精界? じゃあもしかしてシエラと琴未は戦ってるのか! というか、なに! この更地状態。

 もしかして戦いの痕跡? くっ、こんな時になにやってたんだ僕は。

 その時、昇の位置から遠く離れた場所の地面が噴出し、その波はある方向へと向かってその歩みを進めていた。そしてその衝撃は地震となり、昇のところまで達していた。

「うわっ」

 思わずその場に片膝を付くように座る昇。

 地震? そんなわけないよな。そうするとこれは……ミリアか。確かミリアは土の精霊だったはずだから。それにしてもこんな技を使うなんて、いったいどうなってるんだ?

 地震が鳴り止むのと同時に辺りは静けさを取り戻した。

 終わった? ワケないか。けどまだシエラ達と琴未達が戦ってるなら止めないと。

 昇は戦闘が行われている方向へと走り出すのだが、すぐに足が止まった。

 というか、僕はそこに行ってどうすればいいんだろう。それよりも琴未やシエラになんて言えばいいんだ。

 昇は結界から踏み出す事が出来ずに、そのまま頭を抱えて考え込む。

 まさか琴未があそこまで僕に好意を抱いてるなんて思いもしなかった。というか、いつも一緒にいたからそんな気持ちに気付かなかったのかな? それをいきなり好きだ何て告白されるなんて思っても無かった。

 それにシエラやミリアまで便乗してくるなんて。まあ、確かにシエラは可愛い。正直に言うとかなりグッとくる。ミリアもまあ可愛いんだけど、なんかこう妹のような感じがして、どうなのかと思うけど好きだといわれると正直無視できない。

 ……って! 僕はこんなにも優柔不断だったのか。というか何でいきなりこんな女の子に好きだと告白される状態になってるの。

 ううっ、結局僕はどうすればいいんだろう……。

 その時、再び大きな爆発が起きてその衝撃が昇にまで伝わってきた。

 まだ戦っているんだ。……ああっ、もう、とりあえずこうなったら女好きと言われようが、プレイボーイだろうが、すこけましだろうがなんでもいい。とにかくこの戦いだけは止めないと。

 とにかく考えるのは後だ後、今はこの戦いを止めないと。皆僕のために戦ってるんだとしたら、僕にはそれを止めないといけない気がしてならない。というか、僕のために戦っているのが嫌だ。

 琴未、シエラ、ミリア、ごめん。けど、そのうち答えは出すから、今は皆に戦って欲しくないんだ。

 昇は結界から飛び出すと一番の激戦地を目指して走り始めた。



「やってくれる。溜めた雷を一気に解放する事で爆発を起こして私の動きを止めるとは」

「こうでもしないとあんたは止まらないでしょ」

「けど、それは諸刃の刃」

 確かに琴未はハイスピードで攻撃を仕掛けてくるシエラに対抗するために、爆発を引き起こしてシエラの動きを止めて封じる事に成功した。

 その結果、今はシエラのクレイモアと琴未の雷閃刀が刃を交えている状態で拮抗している。

 だが先程シエラが言ったとおり、近距離での爆発は琴未自身にもダメージを負わせる結果となった。

「けど、これであんたを捕らえたも同然よ」

「さあ、それはどうかな」

 クレイモアに生えた翼はその場で大きく羽ばたき、突風を巻き起こして琴未を吹き飛ばそうとするが、琴未は吹き飛ばされるのは防いだものの、多少後退させられてしまった。

 シエラにとってはそれだけで充分だったが琴未は致命的になっていく。

「しまった!」

 大きく距離を取られてしまった琴未は悔しがるが、そんな暇を与えずにシエラは攻撃を再開する。

 シエラはウイングクレイモアを後ろに構えると、その翼を大きく羽ばたかせる。その一回の羽ばたきで、シエラは初動からかなりのスピードで琴未へと突っ込んでいく。

 それを待っていたかのように琴未もシエラの攻撃を受け止めようと構えるが、シエラの攻撃は琴未の雷閃刀と一回かち合っただけで、シエラはうまく自分の攻撃を流すと、そのまま琴未の横を通過して行った。

「えっ?」

 予想外出来事に一瞬だけ琴未の行動が止まる。だがシエラにとっては、その一瞬だけでよかった。

 琴未を通り過ぎたシエラはすぐにウイングクレイモアを反転、再び翼を大きく羽ばたかせる。そして今までのスピードを殺し、新しいスピードを生み出し琴未へと突っ込んでいく。

 だが琴未は体を反転させてシエラの攻撃を防ぐが、またしてもシエラは琴未の横を通過してから反転、今度は少し、しゃがんでから角度をつけてから突っ込んでいった。

「こんなのどうしろっていうのよ!」

 こうなってくると琴未は防戦一方である。なにしろシエラは上下左右あらゆる角度から攻撃してきて、必ず一回だけ攻撃してそのままスルーしていく。

 琴未としては何とかシエラの動きを止めたいのだが、自らの攻撃を流すシエラを捕らえることは困難だった。せめて力同士がぶち当たってくれれば何とかなるのだろうけど、それはシエラが許さなかった。

 多角度からのハイスピード一撃必殺攻撃、それがシエラの策だった。さすがにこれには琴未は手も足も出ないようだった。

 琴未の反応が鈍ってきたことを感じたシエラは、気付かれないように攻撃のスピードを早めていく。

 琴未がシエラのスピードに対応できてると思っている以上、徐々に上がっていくスピードには気付かず、気付いた時にはもう手遅れだろう。

 そしてその時が来た。

 顔だけ振り向いた琴未の眼前にはすでにシエラが迫っていた。

 やられる!

 そう思ったとき琴未はまるで時間がゆっくりと進むような感覚にとらわれる。自分もシエラもゆっくりと動き、その中で急に琴未の頭をよぎったのは昇の顔だった。



 出会ったときは最初女の子だと思ってた。そして二人は友達になり、仲良くなっていくうちに琴未は昇を親友、それ以上に思うようになった。

 何故自分が昇の事をこんなにも思うのか琴未は最初は分からなかった。それが分かったのは、二人が友達になってから半年後、初めて昇が男の子だと知った時だった。

 それは何気ない会話だったけど、琴未にとっては衝撃の事実を知ると同時に自分の気持ちに気付いた瞬間でもあった。

 それが初恋だと気付ても琴未は自分の気持ちを打ち明けることが出来なかった。もしそんなことをすれば今までの関係が壊れてしまうのが怖かったから。

 だからこそ、今までその思いを胸のうちに秘めながら日々を過ごしてきた。いつか自分の気持ちを打ち明けられる日が来ると信じて。

 けど、その日はなかなか訪れなかった。それどころかライバルが増えてる事に焦るばかりだった。

 昇は普段は弱げな感じがするけど、一番大事なときには必ず先頭に立って皆を引っ張っていったからだ。だから学級委員にも推薦させる事もあったけど、昇はそこまでの責任感を持てなかったのかそれを断った。

 だからこそ、私は今まで昇の事が好きだった。好きで好きでたまらなかった。いつも告白しようとしたけど、昇の顔を目の前にするとどうしても言えなかった。

 告白する勇気が無かっただけかもしれないけど、このままの関係でもいいかって妥協していたのかもしれないわね。だから私は今まで昇に好きだって言えなかったのかな。

 だから余計に許せない。私から昇を奪っていった目の前の精霊を、だから、私は絶対に負けられないのよ。

 本当は壊されたくなかった。今のままでもよかった。それが奪われると思ってもいなかったから。だから、それだけは絶対にダメ!

「うわあぁぁぁーーーっ」

 突如琴未は金色の球に包まれ、それはあたり一面を破壊するように雷を放ち、放電をし続ける。

「きゃあぁーーー!」

 すでに琴未に迫っていたシエラは金色の球に阻まれ、乱射される雷を何本も直撃されて吹き飛ばされてしまった。

 シエラを吹き飛ばした後でも琴未の放電は止まることなく、辺りを破壊していく。

「渡さない。昇は絶対に渡さない!」

「くっ」

 よろけながらも立ち上がろうとするシエラに琴未は容赦なく雷撃を放つ。

「昇の事をほとんど知らないくせに、私と昇の間に入ってくるな!」

「ッ!」

 雷撃の直撃を受けて、もはや悲鳴すら上げられないシエラは吹き飛び、再び立ち上がろうとする。

「それは違う」

「何が違うって言うの!」

「私も、昇の事をずっと見てきた。エレメンタルロードテナーを探せといわれて、そして昇を見つけたときからずっと昇を見てきた。そしてあの時から私は昇をエレメンタルロードテナーに、ずっと傍にいたいと思った」

「あの時って何よ!」

「あなたには関係ない。……そう、関係ない。私は、私は昇の傍に居たいだけ。その思いを邪魔するなら、私は目の前の者を全力で排除する!」

 何処にそんな力が残っていたのか自分でも不思議なぐらい、シエラは自分の中から沸いてくる力を全てウイングクレイモアに注ぎ込む。

 翼を大きく広げ、その白い輝きは強さを増し続ける。

 琴未も金色の球を消すと雷閃刀に力を注ぎ込み、雷閃刀が放電する量が増し、もはや一本に雷のようになっている。

『うわあぁぁぁーーーっ』

 そして両者は互いに戦いへの一歩を踏み出した。



 いったいどうなってるんだよ、これは!

 昇がシエラ達の元に向かっていると、あたり一面が全て破壊されて更地となっており、その真ん中ではシエラと琴未が戦っている。

 止めないと。

 走り出そうとする昇の肩を誰かが掴み、昇をその場に留める。

「今行ったら昇まで巻き添えを食らってしまうぞ」

「閃華さん!」

 そこにはボロボロになりながらも余裕の表情を見せている閃華が立っていた。

「でも、止めないと」

「どうやってじゃ、今行っても昇に出来ることはないぞ」

「そうかもしれないけど、けど、……あっ、そういえばミリアは?」

「おお、そうじゃった。受けとれい」

 そう言って昇に投げ渡したのは、閃華と同じくボロボロになったミリアだった。

「ミリア!」

「安心せい。止めはさしておらんから契約が消えることはないぞ」

「なんで?」

「今ここでミリアを契約が消えるほど倒したら、そなたは私のことをどう思う?」

「どう思うって、それは……」

「昇は私を恨むだろう。そしてその思いは琴未の障害となってしまうからのう。だから止めは刺さず、気絶させるだけで済ましたまでじゃ」

「……ありがとう」

「別に礼を言われることじゃない。全ては琴未のためじゃ」

「何でそこまで琴未に、というか閃華は何で琴未を契約者に選んだの?」

「んっ、それはのう、良く覚えておくが良い。恋する乙女の力は世界すら滅ぼすことが出来るからじゃ」

 いや、それは無理でしょう。

「んっ、なんじゃその顔は、私の言った事はそんなに信じられんのか」

「いや、信じる信じないの前に世界を滅ぼすって」

「まあ、確かにそれは例えじゃが、あの二人を見てみい」

 昇は激闘を繰り広げているシエラと琴未に目を向けた。二人とも出来る限りの力を振り絞り、力の限り戦っている。

「なっ、恋する乙女の力はあそこまでの力を発揮するんじゃぞ」

「それなら、なおさら止めないと」

「止めてどうするんじゃ」

「えっ?」

 閃華の言葉に昇は唐突に何かが分からなくなった気がした。

「今は二人とも昇を失いたくないと言う気持ちで戦っておる。そんな二人を止めて昇はどう決着を付けるつもりじゃ」

「……それは」

「未だに誰の気持ちにも答えることが出来んのじゃろ。じゃから今昇が飛び出して行っても何も変わらんぞ」

「……それは、違うと思います」

「ほう、なんでじゃ?」

「確かに僕は誰の気持ちにも答えを出す事は出来ないかもしれない。けど、それは僕が答えなければいけないもので、あの二人が戦う理由は無い」

「理由なら有るぞ。あの二人ともそなたを失いたくないと言う理由がな」

「だから僕が止めるんです。僕が元凶なら、僕が二人を止めないと」

「答えを出さないままか」

「……はい。確かに中途半端で優柔不断かもしれないけど、このまま二人を戦わせるのは嫌だから、僕が止めないと。それが、今の僕にできる唯一の事がと思うから」

「じゃが、今行ってもやれることはないぞ。それにあんな激戦の中に飛び込んでいけるのか?」

「うっ、さすがにちょっと怖いかも」

「じゃろう、だから今はここで見守っておるがよい。それが今の昇にできることじゃ」

「でも」

 それでも二人を止めないと。こんな戦いに意味はないはずだから。それに二人がこれ以上戦ってるのを見たくない。

「そうだ! 閃華には二人を止めることは出来ないの?」

「私にも無理じゃよ。何しろ私もここまで激戦になるとは思っておらんかったからのう。それに私が仲介に入っても意味は無い事はよく分かっておるじゃろ」

「そう、ですね」

 そうだよ。これは僕が止めないといけないのなんで閃華に頼ってるんだ。僕のバカヤローっ!

「それにしても、琴未が昇の事を思っていることはよく知っておる。じゃがあのシエラのほうは、どこまで昇の事を思っておるのかは分からん。じゃが、確実に言える事は、今の二人は限界を超えて自分の思いを糧に戦ってるということだけじゃ」

「どういう意味?」

「あのシエラという精霊の昇への執着も琴未に負けておらんということじゃ。なかなか罪作りな男じゃのう、昇は」

「えっ、なんでそうなるの?」

「くっくっくっ、やはり相当の朴念仁じゃな、昇は」

 軽く笑う閃華を見て昇は首をかしげる。

「じゃが、まさかここまでの激戦になるとは思わんじゃった。私の計算だと昇がもう少し速く来て二人を止めると思っておったんじゃが、この朴念仁は相当の物らしいのう」

 それはすいませんでしたね。

「……ふむ、今は止めんほうがいいかもしれん。今ここで止めれば双方とも遺恨を残すことになるやもしれん。ここは徹底的にやらせてみるかのう」

「って、そんな無責任な」

「責任を問うなら昇が一番責任があるのではないのか」

「うっ、そうだけど」

「なら今は二人を見守ろうじゃないか」

「けどこのままだと二人とも……」

「そこまでやらせてやれということじゃ」

「何で?」

「言葉だけでは伝えらない思いもある。逆に言葉でしか伝えられない思いもある。今の二人にはどっちが必要なのかのう」

「閃華の言ってることはよく分からないんだけど」

「くっくっくっ、まあ、それは若さゆえの経験の足りなさじゃ。別に気に病むことじゃない」

「いや、答えになってないと思うけど」

「くっくっくっ、そのうち理解できよう。さて、私としては二人を倒れるまで戦わせるべきだと思うのじゃが、昇はどうする?」

「どうするって?」

「今の状況を見て、自分が何をやるべきなのか、何を望んでいるのか、そういうことじゃ」

「自分がやるべきこと…」

 そんなの決まってる。二人を止めないと、このまま争っていても意味はないはずだから、なんとか二人を止めないと。

「行くのか?」

「はい、このまま二人が戦っても意味はないと思いますから」

「やはり朴念仁じゃのう」

「閃華は、僕の止める?」

「止めるといったらどうするつもりじゃ」

「閃華を倒してでも、僕は二人の元へ行きます」

「人間が精霊に敵うと思っておるのか」

「それでも、行きます」

 昇は閃華を、閃華は昇の瞳を真っ直ぐに見据える。

「ふむ、先程とは違いなかなかいい目をしておるな。琴未達が惹かれるのもこの目かも知れんな。まるで別人のような決意と覚悟の瞳じゃからな」

 いや、そこまで変わってる自信はないんですけど。

「くっくっくっ、では行くがよい」

「止めないんですか。僕はてっきりとめられるものだと思ってたけど」

「そんな目を見せられては止められるものも止められんのじゃよ」

 不思議そうな顔をする昇。どうやら閃華の言っている意味が分からないようだ。

「じゃあ、行って来ます」

「おっと、最後の忠告じゃからよく聞けい。今の二人には戦いに集中しすぎている。じゃから昇の言葉が届くとは限らんぞ」

「……なら、止めてから話せばいいだけです」

「くくっ、あっはっはっ、本当に面白い奴じゃのう。私もそなたに興味が出てきたぞ」

「ええっ!」

「まあ、その話は後じゃ。今は行けい」

「うん、ありがとう閃華」

「別に礼を言われることではないのじゃがな」

 閃華は昇の背にこれからのことを見出すように見詰める

「さて、今の昇なら本当に二人を止められるじゃろう。じゃが、それは素質ある故か、それとも別の何かか、どちらにせよ昇は進むことになるのやもしれん。エレメンタルロードテナーへの道を」

 それがどれだけ険しい道なのかを閃華はよく知っていた。

「昇、もしやしたら、また私もその道を共に歩むことになるのかもしれんのう。だから見せてくれ、そなたの器を」

 閃華ははるか昔のことを思い出しながら、これらの行く末を見据えるように成り行きを見守るのだった。

「……と言うか昇、結局このミリアという精霊は私が見ておかんといかんのか?」

 閃華は未だに地面に寝かされて気絶しているミリアを見て大きく溜息を付いた。







 あれ、おっかしいな。確か前回のあとがきで今回でこの戦いが終わるはずって書いたつもりだったんだけど、終わらなかった。

 というかここまで引っ張るつもりはなかったのですが意外とこれが長引いていったいいつまでかかるのやら、というかいい加減に次の話しに行きたいのだがなかなか進まないですね。

 というか修正作業中に風邪をひいたらしく、思ったように修正作業も進まない。ヘルプミー、誰でもいいからなんとかしてーーー! まあ、魂の叫びはここら辺にしときましょうか。

 ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。更に評価感想もお待ちしております。

 以上、やっと昇が主人公らしくなってきたと思った葵夢幻でした

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