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魔獣森裏話

恒例の裏話

今回は誰でしょう?


凍「前回の後書きでは『意外な人物』みたいなこと言ってたな」

雷「お決まりよね」

花子「捻りが無いですよね」

焔「……あ、これがネタ切れってやつなんだねっ」


違うからねっ!!

では、裏話どうぞ~

ふぅ、焔たちは今頃は王都に着いたかな? 双六は楽しんでくれたかな?

焔たち人化した魔獣が帝都を去ってもう3週間が過ぎて数日、ボクは相変わらず帝都の帝宅で書類にペッタンペッタン判子を押す仕事をしている。帝都から出れていれば今頃スイとどこかでノンビリ遊べたのになぁ~

何で帝都を離れるために色々と画策するのに裏目に出るのさっ。凍が言うには計画がなってないらしいけど、失礼しちゃうよ! ボクの綿密な計画を邪魔するのはいつだって凍じゃないか!! 自覚は無いのかな自覚はっ!!

あ~、何か面白いことないかな~


……そうだ、湖に行こう。


え、どこぞの旅CMっぽい?

CMって何かな? 初めて聞く単語だよ? 是非教えて欲しいね。

さて、それではスネーキングミッションを始めようかな。

凍が帝宅を抜け出すことはスネーキングミッションって言うんだって教えてくれた。元ネタが分からないんだけど、何のこと?

ともかく脱出しよう。強敵は部屋の監視と窓の外の監視だ。

ボクの仕事部屋は帝宅の中の3階建てのレンガの建物の2階、そのど真ん中の部屋だ。建物の入り口の扉を抜けると吹き抜けのエントランスロビーになっていて、扉の両側に2階への階段が半円を描くように伸びている。その階段の中央に配置された大きな量扉がボクの仕事部屋。部屋の外では侍が自覚の無い監視を行っていて、窓からの脱出は帝宅の警備をしている連中に見つかりかねない。

脱出経路は無いのに時間も無い。

お昼になったらジンが知らせに来る。他の人間は居ても鬱陶しいから入らないように言っている。ジンですら面倒なんだから他なんてもっての外だ。片腕だから書類を抑えるのが難しいんだよね。

あいつは霊士として侍の稽古を見回っている。見回り以外の時間はボクの仕事を手伝ってくれているのである意味感謝している。もうあいつ1人で仕事片付けてくれないかな?

ちなみに、凍はレンガの建物を見て大正ロマンとか言っていたけど見たことがあるのかな? 凍は基本的におかしな言動をしているから見逃しがちだけど偶に魔獣かどうか疑う言動があるよね。スイ曰く人間に毒されているだけらしいけど。


さて、どうしよう。

このままじゃ本当に退屈で仕方ない。ジンもボクが逃げ出さないように帝都に愛着を持たせるためか同年代の友達を作らせようと考えているみたいだけど、正直言って困る。ボクと人間は寿命が違うし、ボクが人間ではないってのは意外と知られていない。誰も彼もが霊帝は姿を見せないからって偶像崇拝みたいに妄想している。

まあ、その最たるものがロリコン政治家たちで彼らはロリコンという点を除けばボクが人間でないと知っても気にしない変態たちだ。ある意味でありがたいのだが、ボクは周囲の生き物の感情が多少読めるからボクに向けられる何とも言えない劣情1歩手前の感情はお断りしたい。

それに比べてスイは良い。種族的な力関係でほとんど読めないけど純粋にボクを友人としてくれている。スバルとギンガも大概だけどあの2人はお互いのことしか見えてないからノーカンだね。


……よし、計画はまとまった! あとは実行あるのみ!


まずは扉の前の侍たちに声を掛けることから始めよう。

扉を開いて怪訝な顔で質問される前に行先を言おう。


「ちょっとトイレに行きたくなっちゃった」


リアリティのために少し股をモジモジさせてみる。

わざとらしくて疑われそうって思って止めようと思ったんだけど、


「大変ですねっ、直ぐに行きましょう! ええ、同行しますともっ! 霊帝様が我慢できない時用に!!」


2人居る侍の内の片方が異常に鼻息も荒くボクの手を引いてトイレと反対側の通路を進もうとした。でもボクは片手しかないから一瞬だけ気まずい表情をした。でも手を引こうとする根性は凄いと思う。

って、おいっ、そっちは逆だぞ! 以前処刑した政治家たちも会議の前にボクがトイレに行きたいと言うとやたら遠回りしようとしていたが仲間か!?


「おい、そっちは遠いだろう。霊帝様は一刻も早くトイレに行きたいと言っているんだから最寄りのトイレに行くべきだろう!」


そう言ってボクの手を握ろうとしていた侍の手が払われた。払ったのはジン直属の侍で近い内に霊士に昇格できるんじゃないかと期待されている若手だったはずだ。

生真面目で何事にも真剣、霊士の中でも偉いジンからの信頼もあって有望株らしいけど、ボクには関係無いね。でも今現在ボクのトイレを素直に信じて最寄に連れて行ってくれるという姿勢は高得点だ。ボクの隻腕を見ても表情を変えない。こっちの馬鹿とは一味違うね。そう言えばこの馬鹿は前に焔と雷と花子にボコボコにされてたお調子者じゃなかったかな?

確か、こいつは焔たちを題材にした学生が描いた漫画を大量に持っていたような気がする。焔たちの元担任が顧問をしている同好会がとうとう本を出したんだよ。しかも、エロイやつ。最低だねっ!


正論に言い返せない馬鹿をその場に残した侍はボクの数歩前を庇うように歩き最寄のトイレの前で待っていることだけ告げて直立不動になった。でも顔は微妙に赤いし考えてることを少しだけ読んでみると、


『霊帝様のトイレ……イカン! 他の者に知られたら吊るされる! しかし見たい!!』


……どうしてボクの周辺には変態しか居ないのだろうね。

ああ、変態の代名詞のナナは帝宅の医務係に就職したよ。能力は一流だし先祖帰りしたスライムナイトの獣人だし現在ロリ化して無力っぽいしでジンが採用の判子を押したんだ。ボクに人間の友達を作る切っ掛けを与えたいためなんだろうけど、ボクはナナのせいで人間恐怖症になりそうだよ。

なぜナナの話をしたかって?

目の前に居るからだよ。


「キャアアアアアアアアアアッ霊帝様霊帝様霊帝様ああああああああああっ! どうしたんですか私に会いたかったんですかクチャクチャしたかったんですかそうなんですかそうなんですねええええええええっ!! さあ、今直ぐ2人の愛を確かめ合いましょうっ、個室で!!」


こいつの頭の中は覗く必要がないから助かる。常にピンク色だから見ない方が良いってことだからね?

ロリ化して体格はボクと変わらない。霊竜のボクはその分だけ体格を生かして押し切られることがなくなったから凄く助かっている。でも子供の見た目で本能の赴くままに行動されると対応に困る。下手に思いっきり抵抗すると『お姉ちゃんなんだから少しは優しくしてあげてください』なんて女料理長に注意されるし嫌いなプチトマト出されるしで散々だ。

ボクが何をしたっていうんだ!!

ともかく変態は殴って気絶させてトイレの個室に放り投げておいた。最近は帝宅のロリコン女中たちとよろしくやっているみたいだからちょっと乱暴された風にしておくとチョメチョメで満足するのかボクへの被害が減る。え、言葉が古い? 知らないよ。

それにしても片腕での作業って疲れる。着替えも女中たちに手伝ってもらわないといけないし、人間の腕が2本ある意味がよく分かるね。早く研究の方に成果が出ないかな? まだ研究が始まって1週間だから無理な話なんだけどさ。

……逆かも。人間は2本腕があるから2本で着れるものを創ったんだろうね。


変態は撃破したことだし本題に入ろう。

そう、トイレの窓から脱出するんだ! ここからなら出られる! そしてある程度の時間が稼げる! 男が女子トイレに入るなんて犯罪行為はできないから女を誰か連れてくる、その間にボクは霊竜のスペックを利用して帝宅から脱出させてもらうよ!

フラグっぽいって思った奴は腕立て伏せを30回しておくことだねっ!

あ、でも本当にトイレに行きたくなっちゃったから少々お時間を……


さて、スッキリしたしトイレの窓から下を覗いてみると案の定人間の気配は無い。

これなら行けると思ったから窓からジャンプ。着地した時に着物が少しずれたけど人間に見つかる場所は通らないから問題無い。別にスイはその辺気にしないしスバルとギンガがボクのことを注視するわけはないから安全だね。帝宅の方がよっぽど危険ってどういうこと?

窓枠はボクの肩より少し下にある。片腕が無いからよじ登るのは難しいんだけど、窓を開けて窓枠にジャンプで乗れば簡単だ。着地も霊竜の身体能力で怪我したり足首を捻ったりすることもない。やっぱりボクは魔獣だね。早く人間の都市から離れたい。


着地したボクは直ぐに周辺を警戒した。見渡す限り誰も居ない。

よし、気配も無いし帝宅の塀を飛び越えて逃げられる。

……このままスバルとギンガの家にお世話になれないかな? もしくはスイと一緒に暮らせないかな?

いや、スバルの家は論外だった。あんなピンク空間に住むなんて死を意味する。死因は糖分過多だと思うよ。別名、砂糖を吐く病気。

スイの所は水ばかりでボクの住める環境じゃないね。

まだボクは1匹で自然界を生きていける力は無い。しかも腕は片方無い。霊竜の姿だと片翼が無い。これで帝都を出たら自殺と変わらないね。


特に問題無くスイの湖に到着した。ボクは普通の魔獣に襲われることは無い。気配の隠し方も知らないボクは居るだけで魔獣たちに存在を教えてしまっている。そしてそれは狩りがまともにできないことも意味している。いくらドラゴンでも子供のボクの身体能力はたかが知れている。最初の数週間、数か月は獲物も得られるだろうけどある程度ボクの動きが研究されたら本当に何もできずに逃げられちゃうはずだ。これじゃ餓死しちゃうだけだよね。

そんなわけでボクは帝都の霊帝という立場を捨てられない。捨てて森で生きようと思ったらせめて体が成熟するまで誰かに保護してもらう必要がある。


「はぁ~」

【どうした?】


あ、湖で足をチャプチャプしていたらスイが出てきた。これだけの巨体で何で水から出て音がしないんだろう? 水を操る水龍特有の能力? もしくは気配を消すための魔獣の技術かな?

人間は魔獣には技術はなくてその本能に刻んだ技で生きてるなんて思っているみたいだけど実際は違う。魔獣は魔獣なりに工夫して生きている。ただそれが人間と違って狩りに特化しているだけだ。


「ボクの力じゃまだまだ個体で生きていけないんだなって思ってね」

【そうだろうな。龍とはいえ、子供は子供だ】


着崩れた着物が肩までずり落ちてきたから直して湖から出て芝に座る。

人間の中で暮らしていると服を着ているのが普通だから人間並みの羞恥心があるんだよ。スイは気にしないだろうけどね。


「吾輩もスイくらいの時は『子供にしては強い』程度の力しかなかったものだ」


人化してボクの横に座ったスイがボクを慰めるように自分の過去を話してくれた。

黒いような、明るい青のような不思議な色合いの腰まである濡れたような艶のある髪。切れ長の目が強者の自信や自負と言ったものを感じさせる。そして背が高い。軽く190センチはありそうだ。服はボクと同じで着物。ボク以外の前で人化することも無いから着物はボクの真似で女物なのが凄い違和感。今度は男物の着物でも持ってこようかな?


「しかし力はあり過ぎても困りものだ。吾輩のように群れから追い出されることもある」


そう言えば、スイは力があり過ぎて群れから追い出されて1匹で暮らしているんだった。でも龍としてはまだ成獣になってない子供が弾き出されるってよっぽどだよね?


「スイはそんなに強かったの?」

「そうだな……ああ、群の長を5秒で倒したな。90歳の時に」


人間で言えば9歳児だよそれ。危険以外の何物でもないよそれ。


「吾輩は突然変異だと恐れられ、避けられ、親に群れから出るように言い渡された。長が負けてしまったことで両親しか吾輩に物申せる者が居なかったのが原因だろうな」

「……だから、群から離れたんだ?」

「鬱陶しかったから、と言うと強がりに聞こえるだろうな。本音では疲れていたのだ、弱者に遠巻きに迷惑そうに見られることに」


何だか凄く聞いちゃいけないことだったかな?


「だが、今は出て良かったと思っておる。レイのような友もできたことだしな」

「うっ、恥ずかしいことを平然と言うね」

「人間に毒されているな。自分に素直になることが強くなることへの1番の近道だぞ」


とても頷けない。どれだけ自分に素直になっても9歳児が大人を秒殺するような力を得られるとは思えないんだけどね。


「こんな湿っぽい話は止めて、何か楽しいことをしようではないか」


本当に自分に素直だね。


「でも、何しようか?」

「ふむ、スバルとギンガの家を知覚してみると良い」


言われて知覚範囲をスバルの家に集中させる。この森はスイの支配下にあるからスイの力に影響されて知覚しづらいんだ。スイのマーキングが色濃く残っているから他が分かりづらいって言うんだろうね。


言われた通りにスバルの家を知覚しようと聴覚と嗅覚を最大にしてみた。視覚は途中に木があり過ぎて役に立たないから放置。でも聴覚や嗅覚だけだと上手く捉えられない。


「こっちに座ると良い。少しだけ知覚能力が上がるはずだ」


そう言ってスイが自分の膝を示した。子供が大人の膝の上に座るのを真似しろって言うのかな? 本当に恥ずかしいんだけど……

でもこの森の支配者たるスイを身近で知覚すればそれに慣れてマーキングの方に気を取られなくて済むかもしれない。そう思ってスイの膝の上に収まると頭を撫でられた。何だかくすぐったかったけど嫌じゃないしされるがままにする。ちょっと気持ち良い。


スイの膝の上に座った状態で知覚を試みると今度は薄らとだけど知覚できた。

ギンガが涙を流しながらスバルの左手の指を舐めて、スバルは右手の指を噛みながら顔を赤くして悶えてる。何これ?


「どうも料理中にスバルが指を切ったらしいな。それはギンガが脅かしてしまったからのようで、ギンガは泣いて謝りながら指の怪我を舐めている。しかし今までスバルが調教してきたこともあって舐め方に問題があるのだろうな」


言われて舐め方に意識を集中させると分かったのは、ギンガの舌がスバルの指を丹念に舐め上げていることだった。ピチャピチャと音を立ててはいるが怪我をした人差し指を舐めているのかと思いきや、怪我とは関係無い指の付け根や爪と指の間など結構敏感な所を丁寧に舐めている。それも上目遣いで心配するように。

これを好きな相手からやられたら堪らないだろうね。

知覚していてブルッと震えてしまった。その拍子に直した着物が肩まで下がってしまってスイからはボクの体は半分以上見えてしまっている状況になった。スイには子供特有の貧層な身体を見せてしまっているかな。これはお見苦しいものを、ゴメンね。

でもボクが震えたのを察して後ろから抱きしめてくれた。不安とか、怖くなったと思われたのかな? 少し顔が赤いし体温も上がってる。


「これ以上は見ない方が良いだろうな。さて、少しスバルをからかいに行くというのはどうだ?」

「ああ、面白そうだね。ギンガにはスバルの予想もできないことをしてもらおう」


きっと慌てふためいて面白い顔をしたスバルが見れると思うんだよね。

よしっ、思い立ったら即行動!


「むっ?」


何かを探知したスイが空を見上げてボクを膝から離した。両脇から手を入れて体を持ち上げられて前に静かに動かされた。その拍子に少し着物が下がってスイの手に引っ掛かっているだけになっちゃった。そしてスイの手が少しだけ胸に当たった。普通ならエッチって言うところだけどスイの真剣な様子から巫山戯るのは止めておいた。

スイはボクから手を離すと水龍の姿に戻ってやっぱり空を警戒している。ボクはその間にできるだけ着物を直す。

とは言っても片腕が無いと満足に着付けができない。やっぱりキスタニアの服にしようかな。服なら片手でも着替えられるし着物みたいに着崩れも起きないし。


そんなことを考えていたボクは凄く近くに凄く強い龍の存在を感知した。そして感知したと思った瞬間にはスイが消えて強い龍の反応も消えた。残ったのは子供の姿じゃ耐え切れないほどの強風とスイが居た形跡だけ。

でもスイは居ない。龍の反応も無い。


……きっとボクは悪い夢でも見たんだ。うんきっとそう。

……帰ろう。




3日後。

スイの反応を帝宅から感じて会いに行くと居た。凄く疲れた表情でボクを見るなり人化して抱き上げて抱きしめてきた。戸惑うボクに気付いていないのか思いっきりボクを抱きしめるスイは疲れ切っているというよりも、少し衰弱しているように見えた。

それから、濃厚なメスの匂い。凍が焔とか雷とか花子とかを布団の上で気絶させた時と同じ匂い……


「ねえ、スイ」

「ああ、レイ。どうかしたのか?」

「この匂い、一体誰の匂いかな?」


思わずスイの肩に縋るように手を置いてしまった。決してミシミシと軋ませるような力は込めてないよ? スイが大量に流している汗にボクは関係無いよ?


「レ、レイ、おおおおおお落ち着けっ。吾輩はちょっと凍のせいで心に多大な傷を負っただけで」

「ふぅん、こんなに濃厚なメスの匂いが、そうなんだ?」

「こここここここここっこれはだな?」


スイだけは、スイだけはボクの唯一の汚れていない友達だと思っていたのに!!


「待てレイ! ちょっ、お前子供の霊竜でしかも片腕しかないのにどこにそんな力ぎゃああああああああああああああああああああ!!」


もうスイなんて知らないもん!!


霊帝「ボク、惨状!!」


凍「……いや、字が違うぞ」

雷「ある意味あってるんじゃないかしら?」

花子「参上でも惨状でも酷い話じゃないでしょうか?」


と言うことで、今回の裏話は全部通して霊帝の視点でお送りしました

後書きから読むという方、ネタばらしになってしまい申し訳ありません


凍「いや、後書きから読むってこのサイトで可能なのか?」


さあ?


焔「作者さん無責任すぎる!?」


焔に正論で指摘された!?


雷「確かに驚愕ね」


霊帝「……いや、ここはボクの話をしようよ! 初めてのメインだよ!?」


花子「え? じゃ、じゃあ、レイちゃんどうぞ?」


霊帝「何その『え、やるの?』的な反応!?」


五月蠅くなってきたのでここいらで皆にはお引き取り願いましょう

さあさあ、自分の住処に戻りなさい


全員「「「あ、こらっ、何をする!?」」」


さて、静かになりました


水龍【…………】


おや。これはこれは、誘拐されたり幼女に肩の関節壊されそうになっていた水龍さんではありませんか

どうしました?


水龍【……貴様のせいで】


……秘儀っ、強制退場!!


水龍【絶対に許さんからなああああああああああああああっ!!】


ふっ、悪は滅びました


さて、ここで次章の更新についてです

……15日までかかると思います


ええ、すみません、ちょっと多忙でストックが全くありません

普段なら章が終わるころには次章のストックが4話ほどあるのですが今回はまだ1話が終わった程度です

なので、次章は恐らく15日になると思います


なるべく早く投稿できるように頑張りたいと思います

では、次章~

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