風が運ぶ愛~αのカイルとΩのレイ・番の革命~
「番じゃなくていい。
でも、君と生きていたい。」
風を読むことのできないオメガの少年・レイと、
誓いを背負って生きる騎士見習いのアルファ・カイル。
小さな指きりで結ばれたふたりは、
10年後――制度の枠を超えて、再び風の丘で出会う。
だが、王家の命ずる番契約がふたりを引き裂く。
傷だらけで連れ去られるカイル。
その背中を追って、レイは風を感じる力だけを頼りに、王都へと旅立つ。
「愛する人を、迎えにいく」
ただそれだけのために――
番という制度に頼らず、
法にも、血にも、縛られず、
ふたりは“自分たちだけの誓い”を重ねていく。
風は読めなくても、風を通せる。
これは、
選ばれた運命に抗い、
選び直した愛を抱いて生きる、
静かで強い“ふたりの革命”の物語。
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、会社等とは一切関係はありません。
©相田ゆき Yuki Aida All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
でも、君と生きていたい。」
風を読むことのできないオメガの少年・レイと、
誓いを背負って生きる騎士見習いのアルファ・カイル。
小さな指きりで結ばれたふたりは、
10年後――制度の枠を超えて、再び風の丘で出会う。
だが、王家の命ずる番契約がふたりを引き裂く。
傷だらけで連れ去られるカイル。
その背中を追って、レイは風を感じる力だけを頼りに、王都へと旅立つ。
「愛する人を、迎えにいく」
ただそれだけのために――
番という制度に頼らず、
法にも、血にも、縛られず、
ふたりは“自分たちだけの誓い”を重ねていく。
風は読めなくても、風を通せる。
これは、
選ばれた運命に抗い、
選び直した愛を抱いて生きる、
静かで強い“ふたりの革命”の物語。
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、会社等とは一切関係はありません。
©相田ゆき Yuki Aida All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
1-二人の出会い
2025/05/19 20:20
2-風が通いはじめる午後
2025/05/19 20:30
3-あの子だけは、風の匂いが違った
2025/05/19 21:00
4-風の抜ける場所
2025/05/19 21:10
5-風の音がした気がした
2025/05/19 21:30
6-触れ合いと風花
2025/05/20 11:50
7-風が結んだ指切り
2025/05/20 15:00
8-別れの前日
2025/05/20 17:00
9-風が吹く方へ
2025/05/21 11:50
10-剣と沈黙のあいだで
2025/05/21 15:00
11-風を読むふりをして
2025/05/21 17:00
12-選ぶという罪
2025/05/22 11:50
13-風の通る道で僕は待っている
2025/05/22 15:00
14-風は、約束を運ぶ
2025/05/22 17:00
15-再会
2025/05/23 11:50
16-10年分のおかえりをカイルへ
2025/05/23 15:00
17-ただいまとおかえり
2025/05/23 17:00
18-もう一度、君と誓った朝に
2025/05/23 19:20
19-風脈石
2025/05/23 20:30
20-沈黙の塔にて
2025/05/24 11:30
21-助け人モール
2025/05/24 13:10
22-風の途絶えた都
2025/05/24 15:00
23-小指と小指
2025/05/24 17:10
24-モールの援護
2025/05/24 20:10
25-二人で風を切って
2025/05/24 21:30
26-二人だけの契約
2025/05/25 11:00
27-祝福の歌
2025/05/25 14:30
28-風案内の家
2025/05/25 17:00
29-番外最終章・風の名を持たぬ者として。モールの物語
2025/05/25 20:40