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神宿の召喚士  作者: あい
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幼少期編 序章 魔力なき光と特異侵攻

「それじゃあいってきまーす !」

「あまり遠くには行くなよ!」

「はーい。」





はじめまして!僕の名前はライト。王都オーレスティルムに住む平民です。お父さんはしがない魔法屋さんです。魔法屋というのは魔道具を作って販売するお店のことでうちは王都の端っこでひっそりと暮らしています。


そんな魔法屋さんに生まれた僕ですが魔法を使うのに必要な魔力がありません。だいたいの人には魔力袋という目には見えないものが体内にあり、そこに魔力が溜まりそこから魔力を取り出して魔法を発動させるのですが僕にはその魔力袋がありません。そんな魔力がなくとも使えるのが魔道具なので家ではそんなに不便ではありません。


「でもなんで神力は使えるんだろうね。」

『おぬしにあの御方が宿っておられるからだろう。』


こちらの巨大な白銀の龍は聖竜ヴィルヘルム。このオーレスティルム王国の初代国王様と共に異次元の勢力と戦い人々を守った伝説のドラゴン。今はこの王都を守る結界を張ってくれています。


「まあ君に力を与えることができるだけで十分かもだけどね。」

『・・・・・そうかもだがそこの婆は研究したくてしかたないようだぞ。』

「なにが婆だい!神の力なんて魔導師として調べないわけにはいかないじゃろ!」


こちらののじゃろりエルフはルーミストさん。20年前の第四次特異侵攻にて数々の魔法で異次元の勢力を倒したとんでもない人だ。


そもそもなんで僕がこの二人とい知り合いなのかと言うと半年程前、ここで出会ったのがきっかけ。僕は僕に宿っている『とある存在』に導かれるようにこの王都の地下にあるヴィルの寝床へ訪れた。そこでこの二人と出会い、僕は神力を扱えるように、ヴィルは僕が神力を与えて回復させてあげる代わりに僕に戦う術を教える。そしてルーは僕の神力を研究して特異点に対抗する魔法を開発するために。それぞれがそれぞれの目的をもってこうして顔を合わせている。



なんでこんなことをするのか。それはこの世界が今、侵略されているからだ。さっきも言った次元の王と名乗るものが攻めてきたのだ。彼らは異次元から現れ、人々を殺し地面を汚染する。それに対し、創造神グランマーザ様は他の神々と共に戦い、深淵に封印した。だが彼らは深淵の主であるタルタロスを喰らい、神の力を得た。そして再び侵攻を開始。これが第一次特異侵攻。だが次元の王はグランマーザ様との闘いで受けた傷が癒えず、その代わり自らが喰らった神の力を配下に与えた。それが特異点。特異点を中心とした侵攻に対抗するためグランマーザ様たち神々は地上の者たちに加護を与えた使徒たちを中心としてこれまでの侵攻を退けてきた。

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