(^ε^)-☆Chu!=子種募集中!!♡の解説
この真っ黒で分かりづらくなってしまった作品はあと3回をめどに完結させようと思っています。(^^;)
そこで分かりづらさを少しでも解消できればと考えまして…
『なぜ、楓は泣きながら書いているの?』という切り口から解説いたします。
鍵として吉田拓郎様の『永遠の嘘をついてくれ』と言う曲をもってきます。(この曲の“2006年のつま恋での、中島みゆきとのデュエットVer.”をヘビロテして書いていました)
〇 和美さんの嘘
和美さんの嘘は“珠子さん”を憎んでいる(もちろんそういう感情もあったでしょうが)という事。
そしてその憎しみの言葉こそが珠子さんの聞きたかった“答え”
もし、珠子さんが和美さんの『クリーチャーになった自分は愛する珠子には決して触る事はできない、珠子をマリア病に引き込む事はできない。』という心の声を聞いてしまったら、珠子さんは更に苦しむから
だから和美さんは自分自身を珠子さんの為に殺処分する間際まで、憎しみの言葉を叫び続けるのです。
これを詳細に書くと…さすがに楓も地の底へ落ちますし 読者様へもひどい事になってしまうから書けませんでした(^^;)
〇 珠子センセイの嘘
過去の自分達が陥った轍を踏もうとしているかがりんと新。この二人に…珠子センセイは、どうしたって愛情を持ってしまう。
でもそれを表出することはせず、ひたすら仕事とての対応のフリをする…
これが珠子センセイの『カノジョたちを救わんがための』嘘です。
それをあと2回(予定)でぼんやりと書ければと…詳しく書くとやはり真っ黒になってしまうので(^^;)
〇 小町ちゃんの嘘
かがりんや新より少し大人なカノジョも精一杯の嘘を付きます。
小町ちゃんは恋敵のかがりんの事を決して好きではないけれど結果的にカノジョの為に動きます。オトコの子を調達したり、トイレで崩れてるかがりんのところへ新を寄越したのは、実は小町ちゃんです。
“愛する新様”にとって何が一番必要かを考える小町ちゃんは悲しいほどいじらしい、
カノジョは珠子センセイが、かがりんと新の為に何かを画策している事に薄々勘付いていて「センセイの そういう酷いところが好きです」と言っているわけです。
これもあと2回で書きます。
みんな一所懸命に嘘をついている様(特に和美さん)に私は泣いてしまいます。
そして なんでこんな物語になってしまったんだろう…あ、私が悪いんだ(-_-;)と…(笑)
えっと、第13部分に珠子センセイのラフ画貼りました。
どうしても優しい表情しか描けなかったのですが…