7月20日 午後3
街の外に出た 俺達は、周りに人が多いので 前衛後衛の2人1組に別れて狩りをして行く事にした,
今 俺は.マドカ姉とコンビを組んで採取をしつつ狩りをしていたのだが、変なの野郎に絡まれていた。
「い〜じゃん、こんな弱そうな奴よりも俺達とパーティー組もうゼ!!」コイツは、立派な剣を持っているが、後は 普通の装備だ。
剣は、β特典だと思う とりあえずナンパ剣と呼ぼう。
「俺達〜 βテスターだから〜 色々と〜教えてヤんよ?」コイツは大盾だから、ナンパ盾
「安心しな!!オレ等、強いからよ!!」ナンパ短剣
「…………(ずっとマドカ姉の胸を凝視)」ナンパ杖
俺は、マドカ姉にフレンドチャット
で確認をしてから、マドカ姉にPvPを申し込ませる。
「賭け2vs4で、私達に勝てたら良いですよ?強さを証明してください?」
「勿論、お互いにこの獣魔の卵を含めた、全てを賭けてね?」と俺が卵を見せると、
「美人だけじゃなく激レアアイテムも手に入れられるなんて、ラッキーだぜ!!」即座に了承してくれた。
「決闘の申請を受理しました!!」ハナちゃんに似た人物が突然現れた。
「私は、決闘の審判担当のサポートAI.No93愛称クミです。」
「ルールは、4対2 HP全損 痛覚設定は最大の50% 負傷表現リアル 勝者が敗者の全てを受け取るで、よろしいですね?」
了承か否か?の選択肢が出たので了承を選ぶ。
「6人全員の了承を受理しましたので決闘場を展開します。」
周りの風景がコロッセオに似た物に変わっていった。
「始まりのカウントを開始します。」
3 俺は、手の中の物を握り締める。
2 ナンパ達が、武器を構える。
1 マドカ姉が、身構える。
0 「始め!!」クミが叫ぶ
直後に全力で 尖った黒曜石を2つ ナンパ杖の両眼に投げて、突き刺す。
「ギャー!!眼が〜!!」と言いながら転げ回る、ナンパ杖をほっといて、次の獲物へ向かう。
「エンチャントボディ!!」マドカ姉の術により、筋力・敏捷・体力・魔量が少しづつ強化される。
その間にナンパ盾に向かいジャンプ、両膝で頭を挟んで捻る ボキリ!!と音鳴らしながらナンパ盾の頭が真後ろへ向く。
着地すると ナンパ剣が「スラッシュ!!」とアーツを使いながら斬り掛かって来る。
「鉄拳。」剣を紙一重で躱し、殴る振りして爪先で金的、股間を抑えながら転げ回る。
背後に気配を感じたので、まだ効果中の鉄拳で裏拳を喰らわす。
鼻を抑えながら後退して行くナンパ短剣の背後からマドカ姉が後頭部に短杖でフルスイング!!倒れ込むナンパ短剣に蹴り、両腕を踏み潰す事で折る、短剣を拾い首を斬る事でトドメ。
一方 俺は、左手でナンパ剣の髪を掴み右手を鉄拳にして顔面を殴りながら、爪先でナンパ杖を蹴りを入れていた。
ここで一つ思い付いた事を試す事にした。
一旦、殴るを止めて 体内の魔力をリーフスラッシュの時の感覚を思い出しながら操作してみる。
ゆっくりとだが、手に魔力が集まるのを感じたので軽く殴ると、左手に髪だけ残し飛んで行った。
同じ様に爪先に魔力を集めてナンパ杖の頭を蹴ると頭だけ飛んで行った。
「勝者!!マドカ&ミハル」
「敗者のPT彼女がホッシィ〜(泣)は、全てを置いて行って貰います。」
その場に装備とリュックサック、ベルトポーチを残し ナンパ男達が消える。
「要らない物は、この場で買取ります。」持てる量に制限があるので、運営が買取ってくれる様だ。
「武器は、皆んなに渡したいよね?」
「アクセサリーは、荷物にならないから貰うとして……。」
「ベルトポーチの中にポーションが入っているね。」
「リュックの中にも武器があった。」
「装備とベルトポーチ、アクセサリー、ポーション以外を買取って貰う?」とマドカ姉が提案して来た。
「お金も欲しいし、それで良いと思う。」俺も同意した。
「適正価格で買取りさせて頂きます。」
手に入れた物は、以下の通り。
鋼のシミター
鋼のタワーシールド
鋼のダガー
樫の木の杖
鉄の投げナイフ✕12
鋼のロッド
ベルトポーチ✕6
HPポーション✕9
MPポーション✕3
頑強のベルト
抗魔のイヤリング
魔操の魔導書
疾風のブレスレット
隠密のコート
幸運のペンダント
6640M
大儲けだった。