7月20日 午後2
自己紹介?も終わらせ、まずは 俺とマドカ姉が冒険者ギルドに登録する。ヨイチは 矢を自作する為 生産ギルドに、ユキは魔術師ギルドに 登録していて、お金が無かった。
冒険者は、I・HのNPC用の未成年・非戦闘員のためのランクやG−からS+の通常の冒険者のためのランク SS・SSSの英雄達のためのランク の計20段階に分かれていて徐々にサービスの質が上がっていく。
俺達は、ゲーム内での成人である15歳以上なのでG−からだ。
このランクは、討伐、採取、納品、その他を最低一回づつ 計10回の依頼の達成 でGにランクアップ出来る。
登録し終えた後、受付の人に質問してみた。
「この街の周辺に出るモンスターとか、採れる植物や鉱石について知りたい。」
「簡単な情報なら そこの掲示板に書かれています。読めない時は 黒い腕章をした者が有料で読んでくれます。」礼を言い、掲示板を読んでみる。
街の周辺は、草原になっていてナオリ草、のびる、タイム、オレガノ、ダンデライオン、イヌサフラン、サフラン、アイヌネギ、パセリ、オオゼリ、石、黒曜石、が採取できる。
日中は 突撃ウサギ、ゼラチンスライム、フォールピジョン、ストレイドッグ、スネアウィード等のモンスターが現れ、夜中は 宵闇猫、リトルアウル、フロックバット、ワイルドモール、スネアウィード等のモンスターが現れる様だ。
採取 出来る物の中に見間違いしやすい毒草のイヌサフランやオオゼリがこっそり混ざっているのが意地悪だな……。
この文字は、日本語ではないが「俺には、読めるな?」他に読める奴はいない様だ。
「どうやら文字を読むには、〈読書〉の技能が必要らしいな……。」
「パーティーに最低1人は、必要だね?」とユキが言うと、「技能てどうやって増やすの?」とマドカ姉が質問して来た。
「種族レベルが5の倍数の時に種族由来と種族グループ共通、全種族共通から1つ」とヨイチが言い。
「職業レベルが5の倍数の時に職業由来と下位職業由来、全職業共通から1つ」とバウムが続き
「技能スクロールの使用と練習や学習で覚えたり成長したり出来るよ。」とサヤがさらに続き。
「ちなみにアーツは、各技能が5の倍数の時に覚えたり、進化したりするわ」とユキが補足して。
「技能もアーツも特殊な条件を満たした時に覚える事もあるみたいだな」と俺が締める。
「なるほどね、良く解ったわ ありがとう。」とマドカ姉が礼を言った。
「話を変えるけど、依頼どうしようか?」と俺に聞いて来た。
「依頼を読めるのミハルだけだし、決めちゃて」とサヤが丸投げして来た。
「解った、脳筋2人の為に適当な討伐依頼を選んでみる。」サヤとバウムは、今更 俺に脳筋と呼ばれても気にせず「「よろしく〜」」と言ってくる。
「討伐で増え過ぎた野良犬を最低5匹(討伐証明
野良犬の牙)50M、複数回可能」
「納品でウサギの肉を最低10個 20M、複数回可能」
「1人あたり600Mは 欲しいから………日中の討伐依頼を全て受けとくか?丁度 受けられる依頼数が5つだし………。」
皆んなに提案すると全員 賛成だったので受付で手続きをして、街の外に向かった。