とある令嬢の誕生日 3
更新途絶えて申し訳ありません
少し日常生活が、忙しく体力的に余裕がなく・・・・・・申し訳ありません
もう少しすれば余裕が出来そうです
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三者三様、対決姿勢を見せているがアウローラの事は置いてきぼりだ。
かといって、「それでは私失礼します」と言って帰る訳にもいかず、アウローラはちょこんと椅子に掛けたままだ。
ツンツンと肘をつつく気配に顔を向ければニヤニヤ顔の王妃さま。
「アウローラちゃんは誰が好きなの」とのんきな
暢気な事を言ってくる。
貴女、ご自分が私とご子息の婚約を半強制的に纏めたんじゃなかったでしたっけ? と、問いただすような視線を向ければ「若い内の苦労は買いよ」などと言ってくる。
反対側に視線を向ければ、王さまは甘「甘酸っぱいなぁ」と暖かい視線を息子に向けている。
駄目だ。二人とも役に立たない。
私が止めに入っても良いけれど、それだと「私の為に争わないで!」などと言う痛い女になりかねない。
取り敢えず、自分の誕生日に揉め事なんて真っ平ごめんだったので仕方なく3人を止めようと立ち上がる。
瞬間、するりと私の手が引かれバランスを崩す。
体勢を崩した私を支えたのは漆黒の髪に金の瞳の青年。
片手で私の腰を支えぐっと身を寄せられた。反対側の手は彼に握り締められている。
つまり、バランスを崩したのは彼のせいで、かつ助けてくれたのも彼。
文句を言うべきかお礼を言うべきか私が思案していると彼は妖艶に笑い私の耳元に囁きかけた。
「せっかくの祝いの席に美しい姫君を放置している男共何て放っておきなさい。それより私と踊りませんか?」
そう言うなり有無を言わせず私をホール中央まで引っ張って行く。
私も王子たちも招待客の大半が唖然とした表情で此方を見ている。
王妃さまは「あらあら」なんて言いながら目を輝かせている。
良いのか、半強制的に決めた息子の婚約者が得たいの知れない男と踊って良いのか!?
王子たちは慌てて私の元に駆け寄ろうとするが、何処からか現れたお父さまに止められている。
何故!? 最愛の娘が正体不明の男と踊ってもいいんですか、お父さま!?
私の視線に気が付いた父は、じっと此方を見詰めると微かに頷いた。
これはアレか踊りなさいという意味か。
腑に落ちないまま父の意を汲み、青年向き直ると、私はぎょっとした。
何故なら鼻先程に彼の顔が近かったからだ。
思わず顔が紅くなる。
「最愛のお父さまのお許しは出たようだね」
彼はそう言ってほんの僅か、私しか気付かないほど微かに私の腰を撫で上げる。
セクハラ! これセクハラ!!
声も表情も仕草さえもが艶っぽい、そしてそれら全てが相まってはっきり言って彼の存在は歩く猥褻物と化している。
現に彼を見た女性人の数名が赤い顔をして鼻血を足らさんばかりの表情をしている。
・・・・・・あ、今ひとり倒れた。
何故父の命とはいえ得体の知れない歩く猥褻物男と踊らなくてはならないのか、そんな心中の中会場内に軽快な音楽が流れ始めた。
正体不明の歩く猥褻物の登場です
こういうタイプたまにいますよね
名前は現在考え中です
適当に辞書捲って出た名前にしようかと思ってます




