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とある令嬢の誕生日

昨日は更新できなくすみませんでした


夏の暑さで体力が落ちているらしくダウンしておりました


ブクマ・評価ありがとうございます


 とうとうやって来ました! 15才の誕生日!

 ・・・・・・の数日前。


 私の誕生日の前だというのに早々とプレゼントの山が形成されております。


 こんな事になったそもそものはじまりは誕生日の近いアルフォンス王子と合わせて誕生日パーティーをしてしまえという王妃さまの鶴の一声からでした。


 はっきり言って迷惑‼️

 これじゃあ、王子との婚約が絶対、確定になるやつ。


 けれど、王族の発言に表向き好意による発言を無下に断るわけもいかなく、現在に至っている。


 そんなわけで我が家には様々な家から誕生日プレゼントと銘打った賄賂が届いております。

 賄賂です。紛れもなく。

 自慢じゃないけど、あまり他の貴族との交流のない私には友達と呼べる人も少なく、エリスさまやセシルさま位しか同性の知り合いもいない。

 

 他はアルフォンス王子を筆頭にヒイロ、レオルと見事に男の子ばかり。

 異性を足してもあまりの知り合いの少なさに泣けてくる。


 それでも賄賂という名のプレゼント・・・・・・がたくさん届くのは私が未来の王妃(暫定)だから。

 

 将来の為にコネを作っておこうと言う気持ちは分からなくもないけど、はっきり言って意味ない行為なのよね。

 将来、私が婚約破棄されるのは確定なんだし。


 ただ何だか王子の私に対する態度がおかしい気がするのが気にかかる。


 ゲームでは王子はアウローラに対する好意はなく、王さまや王妃さまに言われて仕方なくアウローラの誕生日を祝う(くだ)りがあった。


 しかし、実際はプレゼントの山を形成しているひとつが王子からの贈り物と言うこの現状。

 明らかに王さまと王妃さまの差し金とも思えない、

 だってプレゼントもって日参してくるの王子本人だから。

 貰ってばかりも悪いので以前、チェリアの花を使ったお菓子を作ってプレゼントした。

 

 少し形が歪になってしまったけれど、と一言添えラッピングしたそれを渡した。


 無言になった王子は側仕えの人に永久保存出来るか聞いていた。

 食べ物なので食べて欲しいと伝えれば、食べたらなくなるだろうと返ってきた。


 暇があればいくらでも作りますから、と言えば嬉しそうに笑っていた。


 王子の好感度がどんどん上がっている気がする、何故だ。


「アウラ、誕生日プレゼントにアップルパイが食べたい。作れるか? あと前に貰ったサシェが欲しい」

「そんなもので構わないのですか?」

「それがいい。ああでも、もう1つリクエストしても良いならアウラとお揃いの生地で作ったが良い」



 そんなリクエストを、受けた私は自分の誕生日プレゼントの御礼状をしたためつつ、その合間にせっせとアップルパイの練習とサシェの生地選びをしていた。


「そんなのもの適当でいいんですよ、適当で」


 お茶の仕度をしながらセバスチャンは不機嫌そうに言う。


「どうせ、破談にるんですから」

「どういう意味?」


 私が近い未来、王子に婚約破棄を言い渡されることはセバスチャンは知らないはずだ。


 セバスチャンは目を細めただ一言、


「言えません」


 と言った。

 そのあと、メイド長に呼ばれているからとそそくさと私の部屋を後にした。


 


 


 





本編はもう少しお休みです

謎はちらほらと散りばめていくので進行遅めです

申し訳ありません

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