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猫の瞳が輝くとき  作者: ねkむ
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黒猫は陽だまりの為に

お話が始まりました

暖かな日差しがさす中一匹の黒猫がすやすやと気持ちよさそうに眠っている


一筋の光とともに美しい女神が黒猫のそばに降り立つ


そして優しく微笑みながら黒猫に呼びかける


「起きて黒猫さん」


その声にゆっくりと目を開けると伸びをする黒猫


「ありがとう黒猫さん実はあなたにお願いしたことがあるの」


そう言ってにっこりと笑う女神


「私はただの黒猫ですよ、あもしかして女神様の神殿のネズミ捕りですかそれならば喜んで」


そう言う黒猫に女神は首を横に振ると


「私の神殿はネズミ捕りは後でいいわそれよりもあなたにしてもらいたいのはこの世界のネズミ捕りみた


いなことなの」


そう言って女神は黒猫に説明する


「今この国を含めたこの世界に悪意が迫っている、このままだと困ったことになるからその前にあなたに


悪意の芽をひとつ残らず摘み取ってほしいの」


美しい女神は優しく微笑みながら黒猫の頭を撫でる


「でも私はさっきも言いましたがただのネズミ捕りのうまい黒猫ですよそんな大それたことそうだ勇者で


したっけ女神様の祝福を受けた彼に頼んでみては」


黒猫は失った飼い主が教えてくれた勇者とか言う人間のことを思い出し提案するが


「ごめんね黒猫さんあなたの言う勇者はこの世界を守るため今もさっき言った悪意を命がけで押し留めて


いるのでも悪意の分身たちの侵入を阻止することができなかったのそれでさっきの話なんだけど悪意の分


身たちそれ自体は小さなものだけど他者を悪意に染める力を持っているのだから放置すればこの世界は最


悪自ら殺し合い滅びるでしょう」


女神はその光景を想像してしまったのかその目元から一筋の涙を流す


「だからあなたに頼みたいのこの世界の未来を悪意の思いどうりにさせないためにあなたがやってくれる


のならば私は祝福をあなたに授けましょう」


この言葉に黒猫は


「女神様私はただの黒猫ですから世界なんてわかりませんですから私はこの陽だまりを守るためなら引き


受けますそれでもよろしいですか?」


そう言って女神に尋ねると女神は微笑みしゃがんで猫に額にキスする


「ええ構いませんあなたの思いがたいせつなのですから」


そう言うと女神は天に帰っていった


女神の頼みを引き受けた黒猫に異変が


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