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風景8

 その日は社会科で町の歴史を調べようっていう授業があって、私はキョウカちゃんと一緒に町の真ん中の方のおっきなビルが並ぶ通りにある図書館にいたの。そこは学校の図書館よりもたーくさん本があって探すのが大変。正直、読書は苦手だよ~。「エリちゃん。私にお任せですの。」「うぇ~ん。助かるよキョウカちゃん。」そういってキョウカちゃんは梯子に上ってスタスタと高いところにおいてある本を探し始めた。私はぐるっと図書館の中を見渡す。「ホントにたくさんあるなぁ。」感心していたら、その時どこからともなく誰かが叫ぶ声が聞こえたの。図書館の中は騒いじゃいけないのにそんな人なんているのかな?「タスケテェ、タスケテェ」「誰かが困ってる」「どうしたのですの?」何冊か抱えたキョウカちゃんが梯子から降りてきた「うーん何か奥の方から誰かが叫んでるのが聴こえる。」「・・何にも聞こえませんですのよ。」「うーん。そうかなぁ。」確かにはっきりとは聞こえないけど・・。気になってしょうがなかったら私は奥の「生物資料室」とかいてある部屋に向かいドアを開けたの。そしたら一瞬で顔が真っ青になった!そこには犬のはく製とか、カエルみたいな生き物を薬づけにした瓶とか。うえぇ、とにかく気持ち悪いものがいっぱいだよ!「きゃあ!エリちゃん、なんですのこれ!」後ろからついてきたキョウカちゃんが悲鳴をあげて私に抱きついて来た。たぶん理科の授業とかで使うんだろうけど気味が悪いなぁ。「タスケテェ、タスケテェ」また声が聞こえる。もっと奥へ進むとさらにもう一つドアがあって、そこに近づくとどんどん声が大きくなってくる。やっぱりドアの向こうに誰かいる!ドアノブを回して奥の部屋に私とキョウカちゃんは恐る恐る入っていった。

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