出会い
次の日、暴走族のメンバーの1人がヘッドの舞茸工場を訪れた。
メンバー1「ヘッド!!昨日、暴走族が町に現れたそうです。」
ヘッド「なに!!この寒い冬にか。いったいどんな奴等だ?」
メンバー1「それが、中学生ぐらいの少年1人らしいです。」
ヘッド「ぜひ、俺は会ってみたいな、その少年に。よし、今晩久しぶりに寒いけど走るぞ!!いつもの場所に10時集合だ。みんなに伝えろ!!」
メンバー1「はい。」
夜10時になり、暴走族達は町から少し外れた明るい公園に集合した。メンバー達は寒がりながらも久しぶりの再開と暴走に、ワクワクしていた。
ヘッド「行くぞ!!」
暴走族メンバー達「おお!!」
暴走族達は公園を出発して町に入り、暴走音を立てて暴走し始めた。魔王、魔物達は、とうとう暴走族が冬も走り出したかと嘆き、町に繰り出すのをやめた。
カジノは、夜中になると閉店することになった。
冬の女王は、春、夏、秋の女王達に"今日も暴走族襲来"とラインをした。
暴走族達は、3週ぐらい町を回って夜遅くまでやっている行きつけの喫茶店に入った。そして、コーヒーを飲みながら話始めた。少しして、1台のバイクの暴走音が聞こえ始めた。
ヘッド「お?みんな現れたぞ!!」
ヘッドは喫茶店を出てバイクに乗り、暴走音のする方へと走って行った。メンバー達もヘッドの後を追いかけた。
ヘッドは、街角にある消火栓の近くで、バイクに乗った小柄な少年に追いついて並び、声をかけた。
ヘッド「おい、止まれ!!」
ヘッドの気迫の叫びに少年はビビり、バイクを止めた。
ヘッド「お前、なんで1人で暴走してるんだ?しかもこんな寒い冬の夜に。」
少年「バイクが・・・・好きだから。」
ヘッド「いい。実にいい。この寒い夜に走るなんて、お前は暴走族の中の暴走族だ!!よかったら、俺達と一緒に走らないか。」
少年「はい。よろしくお願いします!!」
立ち止まっている二人のもとに、メンバー達が追いつき止まった。
ヘッド「みんな、新しい仲間だ!!明日からコイツも一緒に走るってよ。」




