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私、黒彩夏です。
翌日、「やっほー、彩夏。学校行くよー」という陽気な声と共に私たちは登校した。
「あれ、唯ちゃんが来てない」
「普段はもう居るの?」
「うん、休みかな」
キーンコーンカーンコーン
「起立。礼」
『おねがいします』
「連絡だがー、今日は椎木は休みだそうだ。
忌引だから心配することはないが、2・3日は学校にはこない。
それから、テストまで後4日しかない。心して勉強するように、以上」
「起立、礼。」
『ありがとうございましたー』
そして、テストの日がやって来た。
あの日以来学校に来ていなかった唯ちゃんが学校にきた。
「唯ちゃん、おはよ」
「あ、彩夏。おはよ」
いつも通り元気そうで安心した。
だけど、今日はテスト。ここ一週間くらいろくに勉強出来てないだろうし、唯ちゃん撃沈しちゃうかもなー。
「彩夏、何かいいことでもあった?」
おっと、いかんいかん。黒彩夏が表情に出てたみたいだ。
「今度は、戦地に行く子どもを心配そうに見守る親みたいな目になった」
「何その目! しかもめっちゃ具体的!?」
「あ、彩夏。もしかして私がテスト撃沈するって思ってる?」
「ソ、ソンナコトナイヨ―」
うん、断じてそんなことはない。決してないのだ。
あれ、心なしか唯ちゃんの顔笑ってる……?
今回は短くてすみません。
もう完結近いのです……




