表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪狩り  作者: しろ
1/4

私、見ちゃった。

キーン・コーン・カーン・コーン

「ほらー、チャイムなったぞ。席につけ」

「さて、みんな知っているように転校生だ。」

そうそう、朝からその話題で持ちきりだ。

先生が来ても席に着かずにガヤガヤしてたのはこういう訳がある。


こんな見渡す限り水田が広がる場所にある学校に転校生なんてね。

先生が、「どっから情報を仕入れてるんだか」ってぼやいてるように聞こえた気がするけど、気がするだけだと思っておこう。

すると、転校生が教室に入って来た。

「始めまして。椎木唯です。よろしくお願いします。」

「それじゃあ、椎木はどこに座らせようか。

お、白崎の隣がちょうど空いているからそこに座りなさい」

「唯ちゃん、私は白崎彩夏。よろしくね」

「ん、彩夏ちゃんよろしく」

「さて、椎木のことで盛り上がるのは構わんが定期考査のことも忘れるなよ。

あと一週間だ。この調子だとみんな地獄をみることになるぞ」


あー、嫌なことを思い出させてくれる。

せっかく弾んだ気持ちが沈みこむ。



「起立。礼。」

『ありがとうございましたー』

「彩夏、帰ろー」

「あ、めぐ。うん、何気に今日初めて会う?」

「休み時間は用事があってね。あ、あの子が例の転校生?」

「うん。椎木唯ちゃん」

「へー、聞いた通りっていうか聞いた以上に可愛い。」

「だよね、嫉妬しちゃうレベル」



私たちが水田の間を歩いていると、涼しかった風が突然止み

気持ちの悪い生温かい風が吹いてきた。

その時、めぐが何かを見ていることに気付いた。

「どうしたの?」

「あれ。輪郭がはっきりしなくてよくわからないけど、あの白いやつなんだと思う?」

そういってめぐが指す方を見てみると、確かに白い何かがそこに”居た”。

しばらく「それ」を見ていると、めぐが突然真っ青な顔をして早く帰ろうと言いだした。

私は、体調が悪くなったのだと思い、家まで送りその日は帰った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ