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静寂の空

作者: 日和見 一弥

 ずっと空に憧れている。


 突き抜ける青に。

 暮れる赤に。

 飲み込む黒に。


 匂いが好きだ。


 爽快な朝。

 優しい昼。

 静かな夜。

 重苦しい雨すらも。


 眺めるのが好きだ。


 流れる雲に時を忘れた。

 風を感じて浸った。

 星の美しさに息を忘れた。


 惹かれるのに理由は無い。

 ただ、美しい。

 それだけで、こんなにも魅せられている。



 願わくば、この時を永遠に。


 願わくば、この気持ちを永遠に。


 変わってしまう僕へ、どうか、どうか。



 永遠に続く空に溶けていく。


 僕が、溶けていく。


 静かに。


 静かに。

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