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萬のエロはしその香り   作者: 工口郷(こうこうごう)
第2章 初演
44/73

黒い瞳は何のいろ

里緒いくぞ!

 ついに俺、千乃工口ちのくぐちは、AVビデオ撮影の日を迎えることとなった。

 だが、天からの試練か日頃の行いなのか、いつもの如く俺の行く手には次から次へと障害が降り注いで来るのである。


 しかしそれも、ここぞと言う時に何とかなってしまう持前の運の良さと、少々の頑張りで何とか切り抜けることが出来、俺のアパートで待つ撮影の相方パートナーの同級生であり同じ柔軟体操部の部長、千逗里緒と落ち合うことに漕ぎ着けたのであった。

 

 そして、いよいよ撮影と言う時に新たな障害が発生してしまったのだ。

 何と、AV撮影に挑む決意が済んだはずの里緒の心が折れてしまっているのである。

 

 そこで悩んだあげく俺の取った方法は里緒の決意を取り戻す為に、まず自分が先に真っ裸になって見せたのである。

 俺の色んな形状を惜しげもなく全視聴者に晒したのである。


 これで里緒の気持ちが楽になればいいのだが・・・。


★☆ 第 36 話 ★☆

☆★ 黒い瞳は♂ ☆★

★☆ ♀何のいろ ★☆


 里緒、お前に出来ないはずが無い・・・。


 俺は真っ赤なアイマスクとマントを残し、それ以外の全ての着衣を脱ぎ捨てた。

 後はお前の気持ち一つで、この俺たちの初演のAVビデオの出来は決まってしまうのだ。


 お前が再び女優としての心を取り戻し、脱衣を初めたその瞬間からだ。

 そこから俺たちの絡みが・・・・んっ、脱衣?絡み?


 脱衣・・・(=裸体)

 里緒の”は・だ・か”・・・。


 絡み・・・(=接触)

 里緒と”密・着”


 ”裸で密着!”


 ・・・・・・ゴクッ。

 

 最初は抵抗があったものの、以外と脱いでしまえば吹っ切れるものである。吹っ切れた俺の心には、邪念を焚き起こす余裕と言うものが出来てきた。

 こんな晒された状況でも途端に妄想を始めるのが俺のさが?いや、俺だけではない、雄として性を受けた者の性なのだろう。

 この先に起こるであろう最善の妄想いや、錯覚が俺の治まっていた”欲望のアゲハ蝶”に進化を与え始めたのだ。


 今は艶やかとは言えないが、俺のアゲハ蝶は柔らかい毛が生えただけの虫から、既にさなぎマンへの変態を終え、来るその時に備えジッと固まっている。いや、硬くなっている。


 いかん!

 裸に成ったことに慣れて来たとは言っても、この成長過程をお茶の間の家族団らん中にお茶のお供としてお見せしてしまうのは、いささか恥ずかしい。何せ俺のリアルな心が形として表れているのだ。


 それにだ、その成長の原因である里緒本人に”お前の裸を想像してるだけで元気はつらつだぞ~”って言うことがバレバレなのである。

 俺の右足も若干左足に重なろうとし、内向きになってしまうのも致し方ないことであろう。


 だが、そんな俺の”さなぎマン”に対して里緒の表情は何一つ変わりはしないのだ。


 それはそうかもしれない。幼い頃から見慣れている物でもあれば、見慣れている肉体現象であるのだ。それ位のことで里緒の様子が変わらないのは当然である。


 であればだ。俺は堂々としていればいいのだ。恥ずかしがる行為は場違いあのである。

 それに、俺はサイズ、形状共に頑健状態なのだ!


 見ろ、里緒!

 これが俺の覚悟だ!

 今日から俺は露出狂になってやる!

  

 里緒、後はお前の覚悟だけなんだ・・・。

 俺は目をパチクリさせ、一所懸命に目で語りかけているのだが、里緒からの返答は返っては来ない。

 

 一体、里緒は何故こんなにも裸を見せることに躊躇ためらいがあるのだろうか?

 俺的にはそんな里緒に堪らなくそそるられるものを感じるのだが、今はそれを感じている時ではない。

 撮影時間はたった15分しかないのだ。もう、既に5分位は経っているであろう。


 何の演技も無いまま時間は刻々と経過していく・・・、いや、一箇所が余計な演技を始め出した。俺のさなぎマンが孵化ふかを始めている。


 俺ばかりが心身共に準備万端となっていく。いや、このAV界のビデオにはそんな準備はどちらでも良かった。だが、そんな俺の先走った体流の変化は、少し上げた里緒の顔の興味を引くところには至ってはいないのが現状だ。

 里緒の折角上げた顔も、俺の”さなぎマン”とは反対に既に元の俯いた状態に戻りつつある。


 このままでは・・・。


 恐らくこのままで終わってしまうだろう。脱げない里緒と脱いだ俺、お互いに道化である。

 初演は道化芝居で終わってしまう。


 どうする、工口くぐち


 アイマスクをして、演者名を付けている俺には救いがあるが、本人バレバレの里緒には救いが何一つとしてない。


 時計を俺は背にしているので、どれだけ時間が経ったかは分からないが、時間が更に進んでいることは、物理上間違いはない。


 どうするか・・・どうする・・・。

 

 長かったのか、それとも一瞬だったのか。

 いつの間にか俺の時間軸に空白の時間が動いていた。

 別に、気を失った訳でもなければ、当然酔い潰れた訳でもない。

 

 何が俺を動かしたのだろうか、気が付くと俺は1メートル少し先にいた里緒の目の前に歩み寄っていた。そして、我に返った俺の両手は、里緒の肩まで数センチのところまで近づいていたのだ。


 俺は一体どうしたのだろうか?

 俺は何をしようとしていたんだ・・・。

 この手のやり場をどうすればいいんだ・・・。


 どうする?

 どうする工口くぐち

 

 いや、どうするも、こうするもない。こんな時は考えるな。

 無心だ、無心!


 この手のやり場は・・・位置と角度から、その先の行動は一つしか有り得ないではないか!

 無心と言いながら、しっかり考えている。

 無心になど簡単になれる訳がない。であれば、暫し俺の本能に理性を預けよう・・・。


 俺は里緒の着ている制服のオリーブ色のブレザーに手を掛けた。

 二つボタンは既に外れてる。両肩を外せば後は重力に任せるだけだ。


 俺は思い切って、ブレザー襟に指を忍ばせブレザーを持ち上げた。

 

 初めての自分の行動に、下方に集中していた血液の余剰分が上の頭めがけて逆流して来たのを感じる。

 きっと、俺の顔は柄にも無く赤くなていることだろう。しかし、構いはしない健康な証拠だ。


 そして、ブレザーを里緒の肩から外してみると、ブレザーはスルスルと自重でいとも簡単に里緒の腕を擦り抜け、「バサッ」と言う音を立てて、床に落ちる。

 ニュートンよありがとう!

 別にニュートンの力ではないが、少なくても5ニュートン位の力は働いたであろう・・・。


 それに、里緒は抵抗しようとはしなかった。

 体を動かさないまま、驚いた眼だけを俺に向けただけであった。


 その音、自分の行動に、一瞬驚きはしたものの、俺は心を強く持ち俺を見つめる驚いた目を見つめ返した。

 それは、里緒の不安や躊躇いを全て包み込みたかったからだ。包み込んで里緒の視界から見えなくしてしまいたかったからだ。


 里緒の瞳は”黒い瞳”である。もちろん俺も”黒い瞳”である。俺の世界の俺の国では普通の瞳の色であるのだが、そう言えば”黒い瞳”はこの世界では余り見た記憶がない気もする。


 里緒も同じ”黒い瞳”で俺の目を見つめ返している。口元が少し動き、引き締まった感じがする。

 何を思ってくれているのかは分からない。だが、気のせいかもしれないが、次第に里緒の瞳にいつもの力が戻っているのを俺は感じた。

 

 俺の気持ちが伝わったのだろうか?


 理由は分からないが、里緒の表情が変わったのは明らかだ。


 再び”決意”の心が生まれたのだろうか?


 それは、考えなくてもこの先分かる事だ。ここは迷わず本能のまま先に進めばいい。


 ブレザーの下は白のオーソドックスなブラウスだ。ブラウスの下からは白のブラが透けて見えるのを目の前で見ると新鮮なときめきを感じてしまう。


 俺はときめきを楽しみながら、里緒の首筋に手を伸ばし、滑らかに上のボタンから一つずつ外していく。


 2番目から3番目のボタンに移る時に、微かに胸の頂きを滑るように触れただけで、このまま里緒を押し倒したい衝動にかられたが、それも危ういところで一瞬の妄想に留めることに成功した。


 今日の俺は本能と理性が完璧なまでに程良いコラボをしている。俺は男優なのだ。

 

 里緒は軽く口を開けると、瞳を虚ろにした。先程までの緊張した面持ちとは打って変わって、心を体に任せている表情を向けて来た。


 これは、俺に全てを任せてくれると言う意思表示なのだろうか?それとも、これは里緒の女優としての顔なのだろうか?


 だとすれば、これは打ち合わせにも、柔軟体操部の練習にも無い完全な里緒のアドリブである。最も、里緒の服を脱がせていることすら俺のアドリブなのであるが、どちらにしても里緒はそれに対応して前に進みだしていることになる。

 それも、この世界のAVビデオには無い表現をしてである。


 俺はこのAV界に来て相当数のビデオを楽しんだ、いや、勉強したが、ビデオの中で感情の入った演技を殆ど見たことがないのである。大抵が感情の無い機械的な動作なのである。

 ただ、機械的な振幅運動によって本当に気持ちが良い時にはその感情が顕著に表れたりはすることは頻繁にあることだ。だが、それは”気持ちいい”と言う行動からの副産物であって、今、里緒が見せているものとは明らかに別物である。


 こうなれば・・・。

 もう、俺に妨げるものはない。俺は男優なのだ、先に進めばいい。


 あらわになっていく里緒の肩、首筋、胸元は余りにも滑らかで、真っさらだ。そこを、白く細い肩紐が、けな気に胸へと降りていき、隆起を始めたところでシンプルな白い2つカップを支えている。

 そのカップは里緒の胸を包み込むには、明らかに少し小さい。


 このけな気な肩紐と、自らのサイズには余る胸の膨らみを懸命に包み込もうとしている二つのカップが成長段階の乙女の体を微妙なニュアンスで表現しており、俺の硬くなったさなぎマンに更なる進化の時を告げ始めた。

 俺のさなぎ孵化ふかを始め、羽を広げ始めている。


 き、気持ちいい・・・。


 そして、俺は全部のボタンを外し、ブレザーと同じ様に肩から腕へと滑らせる。

 里緒の口元が微かに動いた気がするが、その言葉は聞こえない。


 露わになった里緒の上半身は締まっているにも関わらず、脂肪の柔らかさが丸みを与え滑らかな曲線で描かれている。


 美しい・・・。


 そして、腰周りの細さを見た瞬間、俺の体内が自己主張を始め出した。だが、色んな欲望が沸き立つ中、それに溺れてはいけない。俺は男優だ。今度は本能を抑える番だ。


 俺はカメムシくんを意識し、里緒の殻を一つずつ綺麗に剥くことを意識する。


 慎ましやかなブラの留金ホックは後ろだ。俺は里緒の背中に手を回す僅かな時間にも留金ホックを外すイメージトレーニングを欠かさない。

 この外す上手さで男の甲斐性、いやAV男優としての技量が決まると言っても過言では無い。と。俺は思う。

 必ずワントライで外さなければならない。


 俺は親指と人差し指、中指の間に、想像上の40ミリと言う隙間を作り、緊張と共にホックの縫い目と思しき位置に指を引掛け挟見込んだ。


 そして、背中の肉を摘ままぬ様に三本の指の間を中指先行で縮めていく。

 全ては俺のイメージ通りに運んでいく。はずだったが、


 その時だった!腸が若干ゴロッと動く。


 バカ、こんなことで緊張するな・・・。


 引き続いて起こっていた興奮が、一部で緊張と同種の人体反応を起こし俺の体に影響を与えていたのだ。だが、ここで止める分けにはいかない。俺は汗ばんだ指をそのまま目的へと向かわせる。

 

”パカッ”と音はしないが、それに近い感触が俺を至福ゾーンへと導いていく。


 しかし、その至福は同時に、俺への危険を知らせるタイマーの引き金となったのだ。俺の耳にその音が伝わってくる。

 ピコン、ピコンと言う小気味よいカラータイマー的音であればまだしも、伝わって来たのは、グググッ、ゴロゴロと言う冷や汗が出そうな腸内発酵音である。


 こうなれば、もう時間と気合いの一騎打ちである!

 とは言っても、それを態度で見せる訳にはいかない。俺もAV男優の端くれなのだ・・・。


 ホックの外れたブラは前方にたわみ、隙間を作るが惜しくも里緒の脇に挟まれ、ミルキーヘッドとのご対面とは至らない。微かに薄い桜の花びらが先端周囲を染めているのが確認できるだけだ。

 花見をしているかの様に芳しい香りが俺の食欲をそそる。


 惜しい・・・。


 しかし、極力感情注入は抑え込まなければならない。これ以上の緊張は危険である。

 まずは心を落ち着かせ、口の中に溜まっている十分量の期待汁を飲み干し静かに深呼吸だ。


 そう思い、里緒に気付かれないようにと静かに飲み込もうとした瞬間、先に”ゴクリ”と唾液を飲み干す音が聞こて来た。


 おっ?!

 里緒ももしかすると、興奮!をしているのだろうか?


 想像が俺の心に火を点ける。

 俺の手先に里緒の心が追随を始めているのだ!俺と里緒がシンクロし初めているのだ!!


 そう思うと、震えそうな快感が俺を襲って来た。


 ”沈まれ”と思う心と、快楽を味わいたい心の葛藤が俺の頭の中で紅白戦を始め出す。恐らく快楽が紅組なのだろう。

 紅組が先手を取る・・・。

 

 だが、ここで我が紅組は胸への攻めをホックを外すに留め、先へとは進まなかった。一工程飛ばして、スカートへと進む。


 俺は早く二つの隆線的な小山とその先端のミルキーヘッドを当然確認したいのだが、紅組はこの宙吊り的な危険な状態を楽しむこと、いや、楽しむ演技を優先したのだ。


 敢えて自分を虐めてしまう、いや、視聴者をじらすのだ。決して俺の性癖ではない。


 が、堪らない・・・・。


 既に”夜の蝶”は成長として、思う存分羽を広げているのは言うまでもあるまい。

 <言えないR15なのだ> 


 そして、制服のプリーツスカートに手を掛ける為、体を屈める。鼻先が二つのカップを繋ぐ部分を掠めると、里緒の体に力が入るのが分かった。


 もう少し近づいて屈めば恐らくブラは落下しただろうが、俺は逢えて、宙吊りの二つのカップの緩みが目の前で踊っているのを楽しむこと、いや視聴者に楽しんでもらうことにした。


 里緒の甘い香りに引き込まれそうになりながらも、俺の演技はスカートへと移る。


 俺は両手で里緒の腰骨を包み込むと、親指と小指を目一杯に極力伸ばした。

 その瞬間俺の興奮腺の興奮液が、体の支配を始めだした。


 心地よい・・・。


 心地よいが、この興奮が限界点へと近づけていく。


 グググ、ゴロゴロ・・・。


 まずい・・・・。


 俺は一旦里緒の腰から手を離し、右手で自分のお腹を暖める。そして、左手は里緒の背筋を這わせ演技を継続する。せめてもの男優魂だ。


 ついに、極度の興奮が大腸を活性させてしまったのである。腸内の余分な水分が本格的な発酵の手助けを初めてしまった様だ。


 腹痛が始まる。しかし、ここは耐えなければならない。

 直径50ミリの腸の内径に、60ミリの物質が通り抜けようとしていると思われる激痛だ。しかも、通り抜けさせてはいけないのだ!


 ここまで来て、ここまで来て、この手を止めることは、里緒並びに視聴者に失礼だ。

 この世界の視聴者はこの程度のことに何も感じないのかもしれない。だが、途中棄権はアクセスしてくれた方に失礼だ。それに、俺の”アゲハ蝶”の治めどころもないままだ。


 俺は少しの時間その場で固まり、耐えた。

 しのんだ。工口くぐち


 冷や汗が出る。体が震える。しかし、これはまだ二度目だ。

 二度目はまだ耐えられる筈だ。俺の統計上・・・。


 直径60ミリを腸の力で50ミリに圧縮させる。そして、括約筋に力を籠め奥へと逆噴射。

 ゴロゴロ・・・。

 耐えること暫し・・・。


 後悔するのは、アパートに入ってから、撮影が始まるまですっかり腹痛を忘れていたことだ。

 トイレに行く暇が全く無かった訳ではなかったからだ。短い時間であれば今となっては可能であった。


 だが、仮に覚えていたとして、絡みを目前にして里緒の前で放出することが出来るだろうか。それに短時間で”用”が済むとは限らない。中途半端にするのも危険である。

 何れにしても、耐えるしかなかったはずだと自分を慰める。


 すると・・・。


 間もなく・・・、二回目の激痛は去って行った。

 裸になり腹が冷えたのも良くなかったのかもしれない。早く里緒の体温で温めてもらいたいが、その前にもう一作業が残っている。

 攻め落とせ、スカートを!


 細くくびれたウエストに、清純そうに規則正しく折れたプリーツスカートが安心しきった様に引っ掛ている。

 その無防備な油断は俺の餌食なのだ。


 俺は第二次腹痛前に腰骨に手を当てた時に、既にスカートの留金ホックの位置は確認済みだ。

 既に覚悟が出来ていると思うが、万が一に備え里緒の抵抗に会わぬ前にと、素早留金に手を伸ばす。

 

 留金など形状こそ異なれ、仕組みはブラと一緒である。二度目ともなれば、俺の手は熟達者と遜色は無い。そんな熟達者が居るかどうかは分からないが、俺は利き手で無い左手を軽く触れるだけで、マジシャンの如きいとも簡単に外してはずしてしまう。

 そして、ファスナーをおろすと重力は俺の望んだ方向へと働く。


 目と鼻の先には純白のショーツいや、パンティーが燦然さんぜんと輝く。

 そいつは、辛うじて盛り上がった部分を隠すことの目的を達し、臀部に一皺ひとしわの緩みなく張り付いている。上端中央には赤い小さなリボン。

 それは、草原に咲く一輪の花の様に可憐極まりない。


 俺はその丘を越えることを。その名もなき花に決意した。


 人差し指が腰骨に触れる。


 俺の脳に稲妻が走る・・・。


 <つづく>


R15だとこの辺が限界かと・・・。

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