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第五章 戦争と平和
私とリタの仲の悪さは第三次世界大戦にまで発展してしまった。
人間が人間と戦っている間に、AIが力をつけて、地球を制覇する…そんな危機に直面した時、私は仕方なくリタのことを許し、彼女と一緒に地球を守るために戦った。
ピヨ星のピヨピヨたちの応援も受けて、私たちはロボットに何とか打ち勝ち、平和な毎日を取り戻すことができた。
そんなこともあって、私はリタとようやく和解した。
「アイリーン、今までごめんね。」
「大丈夫だよ、リタ。さようなら。」
私は英雄になってアメリカに帰国した。一方、法律的には、私は精神科医なのにリタに暴言暴力を振うというまずいことをしてしまった。それなので、世間の私への評価は賛否両論であった。
生きづらさを感じた私は、ピヨ星へ旅に出ることにした。