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難多き成人期2  作者: レモン
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第四十五章 リタとの対話

 話はまた日常生活に戻ります。

 昨夜はソラナックスも飲まず、中途覚醒もせず、朝まで眠れた。ただ、昨日の疲れが残っているのか、多少調子が悪い。

 間違えて夜飲むはずの薬であるセロクエルを朝に飲んでしまった。まあドンマイって感じ…これからお風呂に入って、少しリフレッシュできるといいな。


 お風呂に入って、洗濯物もして、体調は回復した。リフレッシュすることができて良かった。これから実家に行って、少し勉強ができたらいいな。


 実家では専門医の過去問の勉強をしたり、体操、筋トレ、ストレッチをした。お昼ごはんは海老蟹雑炊でおいしかった。

 今は通院している病院に来ていて、これから診察を受けるところです。待っている間、待合室を見回し、デザインのセンスがいいなぁなんて思う私。


 主治医の先生には、復職したことや専門医の症例報告が不合格だったことを話した。

 「最近は疲れることはあるけど、気持ちの切り替えが早くなって、落ち込んでいることを自覚できるようになってきた」と最近の自分の進歩についても伝えた。

 その後実家に戻りカラオケしたり、勉強したりした。そして夜はサムと外食した。お寿司やサラダ、マグロとアボカドのタルタルなどを食べた。

 明日は仕事だ。今日は一日しっかり充電できたから、あとは早く寝れるといいな。神様、今日も一日ありがとう。


 ちなみに今日は毎日書いている日記は書かないことにした。適度に気を抜いた方が続くこともある。これからもなるべく柔軟にいこう。

 夜は今朝間違えて飲んでしまったセロクエルはスキップして、レクサプロだけ飲んだ。


 朝は少し寝坊したが、何とか朝の電車に間に合った。今日こそ特急電車で行ってみようかな。ダイエットのために朝のカップラーメンと帰りのミスタードーナツはやめておこうかな、など色々と考えている。そして今日は患者さんの回診がちゃんとできるといいな。


 今朝は乗り場を間違えずに、無事特急電車に乗ることができた。

 やっぱり快適ですね。これから読書や小説書きをしていようかな。


 特急電車の中では読書はせず、小説を書いていた。

 また、いつもより早めに着いたので、結局ミスドには寄った。

 今は病院に向かうバスの中です。イヤホンで音楽聞いてます。


 病院に到着した。

 朝のカップラーメンはやめておくことにした。その代わり柿の種食べているけど(笑)

 病棟に行くまでまだ時間があるので、ゆっくり過ごしたい。今は読書しています。


 昼ごはんを食堂で食べて医局に戻ってきた。

 昼休みは体調悪いことが多い。もう分かりきっている。だからあんまり気にしないようにしたい。

 ストレス反応を最小限に抑えることは、それによる被害を縮小するにもQOLを上げるためにも大事なこと。ストレスを避けることはできないが、しっかり対応することで、そのストレスによる影響を減らすことはできると思う。

 気分の落ち込みのピークが過ぎたところで、ボチボチ好きなことを始めようか、もう少しボーッとしていようか迷っている。やっぱり疲れてるみたいだ。判断力が低下している。無理をしないように気をつけよう。

 愛のネックレスで気持ちを落ち着かせられるかな。

 でも、リタとのできごとが全部空想だったとしたら、このネックレスは果たしてどこまで効果があるのだろうか。

 自分の気分を良くする魔法など存在しない。

 だから、みんな苦しい思いをしながら、悩みながら生きている。私も例外でない。

 楽しく生きることができたら苦労はないのである。


 「頑張れ、アイリーン!」そう言って背中を押してくれたのはまたしても空想のリタだった。「私たちはみんなそばにいるから大丈夫だよ。」

 その「みんな」には、私の両親、サニー、サムやアリスなど私にとって大切な人たちが含まれる。

 私は複雑な気持ちになった。この人たちはみんな私にとって大切であることは間違いない。でも私を苦しみや悲しみから救うことはできない。

 昨日の主治医の先生もそう。私をある程度理解はしてくれるが、私の病気を根本的に治すことはできない。

 つまり、私は孤独だ。救いようがない。

 この孤独の中で、私はどこまで頑張るのか、頑張れるのか。死ぬまで楽になれないのか。

 人生、時に気が遠くなる。よく思うのはなぜあの時私は死ねなかったのか、ということ。神様は私を見捨てたのでしょうか…

 私は大丈夫ではない。誰か助けて…

 「リタ、私の人生を返して。」私は思わず本音を言ってしまった。

 「あの時はごめんなさい。本当にごめんなさい。許してもらえないだろうけど、私はこれからアイリーンのために何でもするよ。元気がなくなったり、悲しくなったりした時、私に話しかけてくれたら、私はちゃんと返事するよ。一人じゃないから。」

 私は少し心が穏やかになった。「ありがとう。」

 「私、疲れちゃった。あと十五分で病棟行かないとだけど、一向にやる気が起きないの。」

 「そっか。それも全部私のせいね。何か嫌なことがあった時、気分が改善するなら、いくらでも私のせいにしていいよ。」

 「そうね、あの時病気にならなければ今頃こんな苦しくないものね。」

 「そうだね、私のせいでアイリーンは病気になって、今も苦しい思いをしているのよね…でもアイリーンは私のことを忘れたくても忘れられず、結局今もこうして幻の私と会話しているのよね…」

 「うん。あなたのことは忘れられない。忘れたくても忘れられないのよ。」

 「まあ記憶から消せないなら、私と共存共栄するっていうのはどうかしら?」

 「うーん…もういいよ、リタ。私、嫌でも病棟行ってくるから。さようなら。」


 私が悪戦苦闘しているの、伝わってきましたでしょうか。

 許すとは、心が血の汗を流すこと。私にそんな高度なことできるのか…

 とりあえず、気分最低だけど、病棟行ってきます。つまらない人生だな。


 「リタ、私正直あなたのことが大嫌いだし、許せないわ。でも、生きていたいから、共存共栄でいいわよ。」

 「そうよね。許してもらえることはないと思うけど、何か力になれたら…」

 「もういいわ、あなたはただ静かにしていて。私、あなたのこと思うと落ち込むし、パニックを起こしちゃうから。なるべくなら忘れたいけど。」

 「分かったわ。」

 私はリタにはっきり気持ちを伝えられて少しすっきりした。いつもは自分の気持ちを人に伝えられない私だから。


 私はマリン星で用途別の貝を売るセールズマーメイド、おしゃれ好きでおしゃべり好きなラブリーマーメイズ、ラブリーマーメイズが愛用しているラブリーシェル手鏡やメイクアップキットのマスカラ、リップスティック、ヘアブラシ、料理が得意なシェフマーメイド、音楽を奏でてくれるミュージシャンマーメイズ、カエルファミリーのカエル、カエルの奥さん、ケロ太、ケロ美と会った。

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