表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
難多き成人期2  作者: レモン
4/48

第四章 滞っていたものの解放

 さて、ここまで読んで、皆さんは私に対してどんな印象を持ったでしょうか。だいぶ変わっているとは自分でも思う。

 だけど、それでいいんです。私は個性的であることを恐れない。


 美香子に空手を教わりながら、私は色んなことをした。ヨガやストレッチ、しなやかな心と体作り。


 私は探偵を雇って、敵のリタを探し出し、十五年ぶりに会いに行った。舞台は日本。私はアクション女優のように華麗に戦い、美香子に教わった空手の技術を活かして、ついにリタを倒した。


 時計がずっと止まっていたため、私の中の気の流れ、血の流れはずっと滞っていた。それが、リタに会い、彼女に暴言暴力を振うことで、初めて解放された。

 しかし、皮肉にもこの世の中には法律というものが存在する。本来、弱者を救うはずの法律なのに…


 私は逮捕され、牢屋に入れられた。しかし、不思議と心はすがすがしかった。リタへの復讐ができたから、私は別に死刑になろうとどうでも良かった。


 これから生きる諸君は法律ではなく、自分の心を信じなさい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ