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第二十章 リタの妬み
そんな風に幸福に浸っていると、リタにまた意地悪をされた。彼女は私が寝ている間に、私の額に頭が悪くなる薬を注射した。
どうもリタは私が幸せそうにしていると気に食わないみたいだ。
私はそんなリタのことを理解できない。
人が人を羨んだり、妬んだりすることは自然なことだと思う。でも、ここまでしつこく嫉妬を行動に移し、私に意地悪し続けるというのは、とても変わった人だからであろう。
そんなリタを許すのは、私の限界を超えているかもしれない。私は、絶対に幸せになることをあきらめたりなどしない。あきらめて不幸になってしまえば、それこそリタの思うつぼではないか。
ピヨ星では、座っている緑色のムーシー、恥ずかしがり屋だけどいい奴のグーポウ、お花に水をやるスターリー、頼りになる収納係のカードボードマン、安定していて優しく寛大なマリア、あちこちを自由自在に飛び回るプラネトー、三つの車両が合体したターカーと会ってきた。




