第十九章 病気と薬のこと
十八歳の三月に私は精神病を発症した。初めに通院していた病院は父のいとこが医師として勤務していた病院である。
最初は入院を勧められたが、私は断った。リスパダールという薬をメインに処方された。その時の症状はリタや他の友達にいじめられ、家族が殺されるのではないか、自分が殺されるのではないか、という心配があり、深刻なものであった。
その後は大学一年生になるも、ほとんどの時間を布団の中で過ごし、一年留年した。でも、病気になった年の十二月頃に主治医の先生がリスパダールをエビリファイに変えて下さったことにより、私は活動できるようになった。
しかし、翌年の十二月は、抗うつ薬を飲んでいたら調子が悪くなり、家の二階のベランダから飛び降りてしまい、腰を怪我した。翌四月に主治医が違う先生になったが、症状はあまり変わらなかった。
同じ年の八月から私は拒薬し、九月から父が見つけてくれた、今でもお世話になっている主治医の先生のクリニックに通院するようになった。その後は薬を飲むようになり、セロクエルを追加して頂いたことにより、穏やかに生活できるようになった。
こうして振り返ると、私が精神科の先生や精神医療によって受けた恩恵は非常に大きいものである。今でも「死にたい」という気持ちに襲われることはよくある。でも、行動に移したりなどはもう絶対しない。
今日はピヨ星で、何枚でも貝をめくれるウィーノ、工事屋さんのスクーパー、シャボン玉好きのシャブー、お医者さんのようなシーブラン、かわいさで世の中の男を虜にするラブーラ、ねじを回すと歩きながらポンチキラッパを吹くトランパーに会った。




