2話 あれから2年後…決戦の日、そして
未来神から地球を護る様に頼まれてからの2年間、僕はロボット達を造り、宇宙戦艦を造り、武装や装甲、シールドを開発したりして、エイリアンの攻撃に備えて来た。そしてついに昨日、要塞艦のレーダーが敵を探知した。
この生活が送れるのもあと1日位か…正直言うと、怖い。逃げ出したい……でもこの家族を、小さな幸せを守りたい!その気持ちが大きかった。
次の日、地球に向けてエイリアンから宣戦布告があった。優しいことにエイリアンは少しの間待ってくれるとの事だ。丁度いい。全世界に俺たちの存在を知ってもらうチャンスだ。
直ぐに要塞艦にワープして、戦闘服に着替えて………全世界のテレビ局をハッキングした。そして、「どうも皆さんこんにちは、明日菜 晶です。これから僕は、艦隊を率いてエイリアンの艦隊を迎撃します。勝てるかどうか分かりませんが、勝利を祈っていてください。では、行ってきます!」
そう言って僕は全300万からなる艦隊を起動させ、宇宙へ飛び出した。
戦闘は、結果から言えば勝利だった。だが生き残った艦は、僅か一万5000程、ここ迄被害が出た理由は、単純にエイリアンの艦隊は数こそ200万と少なかったものの、技術力が圧倒的に上だったからだ。それでも勝てたのは、次々と味方が死んで、あっという間に残り150万程になり最後の突撃を命令しようとした所、殆どの艦のAIが要塞艦の命令を無視し、突撃して敵艦隊を撃滅してくれたからだろう。どれだけ仲間が死んでいっても決死の覚悟で戦っていた。敵艦に突っ込んだ状態で自爆したりして、敵艦を次々と沈めていった。僕もそれに続こうとしたが要塞艦のAIに彼らからの最後の言葉を聞かされ、激怒した。「艦長はだけは生き残ってください。だと?!ふざけるな!死ぬときは一緒だと約束下だろうが!強制命令だ!全艦、敵艦隊に向かって突撃開始!最後にブチかましてやろうじゃないか!あいつらだけでは死なせはしない!」それを聞いたAI達はため息をついて、「了解!突撃を開始します!」
そして俺達はからくも勝利を収めて、いまは敵タイタン級戦艦の沈む様を見ている所だった。しかし、そこで異変が起きた。敵戦艦が爆発した所に大きな歪みをみつけた次の瞬間、その歪みに艦が引き寄せられていた。後退させようとはしたが、殆どエネルギーも残っていない状態では無意味に近いものだった。
そして俺達は、太陽系から姿を消した。